ながいながぽん

ツイッターにはかけない長さのやつ用

Demoncrawl Special Chestの取り方

半分ぐらい自分用のメモ。

例によって感想部分はながぽんの主観、ソースは公式Wikiから。

基本ルール編は過去記事参照尾。

訂正:Special Chestを開けるためのカギのアイテム名は「Treasure key」でした。Mysterious keyは取得時のダイアログに出てくるだけです。
hatenaブログの見たまま編集で検索置換する方法よくわからないので文中はそのままにしときます。

nagapong.hatenablog.jp

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Special Chest(スペシャル宝箱)とは

エスト開始時にMastaryと一緒に選択することで、クエスト中の宝箱が10%の確率で選んだ種類の宝箱に変化する。Special Chestはその種類によって「開けた時に発動する効果」と「中に入っているアイテムの種類」が決まっている。そのためMastaryや好みに合わせたSpecial Chestを選べばプレイングが楽になる。

Special ChestはMastary以上に種類が多い。さすがに全部は説明しないぞ!

アンロック方法

アンロック方法は一言で言うと「その種類の宝箱を開ける」こと。しかしそれが難しい。去年の正月からほぼ毎日プレイしている自分ですら上記画像の通り、半分ちょいしか解放できていない。

まず前提として、Special Chestについてはアンロックする宝箱を選ぶことができない。
そして、「宝箱がアンロックできるかどうか」がまず運任せで、その確率は10%あるかどうか。そして出現したとしても、ものによってはかなり難しいプレイを要求される。

1:ステージの秘密を伝えるSign(立札)を見つける

Special Chestが出現する場合、クエストの再序盤ステージ(だいたい1~2ステージ目、まれに3ステージ目に出ることもある)に「There is a secret in [ステージ名]...」という立札が現れる。

 

厳密にはただの通知に過ぎず、確認自体は必要なステップではない(見逃したとしても次のステップに進める)が、見つけておけると心構えができる。

2:秘密のあるステージで鍵を手に入れる

1のステップで言及されたステージ(おおむね中盤あたり)で、場合によって指定のある行為をするとMysterious Keyというアイテムが手に入る。が、どのパターンが来るかは入ってみないと(入ってみても)わからない。

注意!

以下のどのパターンにせよ、爆発などの効果でオブジェクトが消失する可能性がある。
爆発の効果はAuraも消してしまうので、該当ステージのプレイは慎重に行うといいだろう。

2-1:Passwordが書かれたSignがあるパターン

このパターンは、パスワードの種類と数字が順番に書かれており、それに従って適した行動を指定された順番で行うことになる。この場合、そのステージ内で何かをする必要はなく、それ以降のステージで条件を達成すればMysterious Keyが手に入る。ステージをまたいでもOK.

  • Customer’s password
    Signに書かれた数字の左から順に、該当する金額以上の金額を要求するStrangerを利用する。Strangerが現れるかどうかと、お金が足りるかどうかが問題。
  • Chorder's password
    書かれた数字のセルを順番にChordする。
    大きい数字はハードの中盤ならわりと出るが、5以上の数字だとChordするまでもなく回りにモンスターのいるセルしか残っていないことがほとんどで、狙うのはかなり難しい。
  • Shopkeeper's password
    Shopに入って、販売品の枠を順番にクリックする。
    一番簡単なパスワードだが、どうもちゃんと順番通りクリックしても鍵がもらえない時があるんだよなあ……自分だけか?
  • Monk's password
    インベントリにあるアイテムを、指定の順番に使用または廃棄する。
    インベントリは24で、経験上だいたい15以上の数字が含まれるので、まずはそこまで多いアイテムを保有すること、そこにうまく消費アイテムを持ってくることが難しい。しかしアイテムさえ持っていればランダム要素は少ないので、比較的狙いやすいか。アイテムがなくなると、一つ枠が前にずれることだけ忘れないように。
  • Moneybag's password
    1か5だけで構成されたパスワード。順番にコインとダイヤモンドを習得する。ダイヤモンドがうまく見つけられればいいが、モンスターを殺してダイヤをスポーンさせられると楽。またはMidas Glove*1があればまあ多少は楽かも。Loupe*2など、ダイヤやコインの価値の変わるアイテムを持っていてもOKかどうかはわからないけど、たぶん大丈夫な気がする。
  • Wizard's password
    ターゲットを取る魔法アイテムを使い、ターゲットのセルの数字の合計がパスワードの各項と一致するようにする。二桁の数字が混じるので、3x3セル以上のターゲットを取る魔法アイテムが必要になる。それさえあればマナの管理を気を付けるだけでOK。

2-2:Signのないパターン

Signがない場合、以下のパターンを手あたり次第試すことになる。もちろん該当しないものも通常通りスポーンするが、どれが正解なのかは実際に鍵を得るまで分からない。

  • Bagman
    Bagmanに何度かお金を支払う。
  • Barrel
    何回かクリックする。
  • Meteorite
    使用するだけで鍵がもらえる。
    Meteorite(隕石)は、以降のステージ全てに指定のModを追加する代わりにアイテムをいくつか得るという効果のObject。このパターンの場合、使用したときにもらえるアイテムがちょっと濁した感じになる。

    経験上、デメリット以上のメリットが得られることはほとんどないが、このパターンは一目で判別できるうえに簡単にMysterious Keyが手に入る。
    しかしMelting*3やWindy*4などのModが追加されると鍵の紛失がほぼ確定する。回避方法はない。
  • Nomad
    Keyを売るNomadが出現するので、購入する。Mysterious Key以外のKeyがつくアイテムを入手する場合もあるので、Mysterious Keyが出るまでお金を積み続ける必要がある。こちらも出現時点で鍵の入手方法が分かるパターン。
  • Obelisk
    Obeliskは起動してから指定の時間内に指定の数のセルを開くことで古の石板を入手できる。事前に何がもらえるかはわからないが、当たりの場合チャレンジに成功することでMysterious Keyを入手することができる。
  • Sanctified Cell
    Sanctified Cellがある場合、そのセルをターゲットとして魔法アイテムを使用することでMysterious Keyがスポーンする。ターゲットが広いアイテムでもターゲットに含まれていればOKで、魔法アイテムの効果が発動しなくても使用すればOK。指定のセルであればSanctifiedが解除されてもOKかどうかは試していない(だって手に入らなかったら嫌だもんね)。
    突然何もないところにSanctified Cellが現れたらこのパターン。
  • Mystic Statue
    Mystic Statueはそのステージを難度を上げてやり直し、クリアするとSoulやDefenseの獲得、Omenの破壊などいいことが起きるというObject。これをクリアすると、Mysterious Keyが手に入る。Meteoriteと違い、事前にKeyが手に入るとは明示されず、通常通りの報酬も手に入る。
  • Spawner
    SpawnerはStrangerの石像のようなもので、クリックするとランダムにそのStrangerをスポーンするが、10%の確率でそのStrangerが全て死亡し、Spawnerも破壊される。
    Spawnerを破壊されるまでクリックすることで、Mysterious Keyが手に入る。
  • Wishpool
    ミスせず進めるごとにレベルアップしていって、クリックすると書かれた効果が得られるというWishpool。これを3段階目まで育てたうえでクリックするとMysterious Keyを入手。
鍵は大事にもっておくこと

どの手段もそれなりに大変だが、鍵を手に入れたあともそれなりに大変。パッシブアイテム扱いなのでうっかり使用してしまうということはないが、ステージModやOmenなどでロストしてしまうと当然宝箱を開けられなくなるので注意。
というか、ランダムにアイテムを失う効果で真っ先に鍵がなくなることが多いような気がするけど、俺だけかな……?

3:宝箱を発見する

終盤ステージで鍵付きのSpecial Chestが出現。Mysterious Keyを所持した状態でこの宝箱にインタラクトすれば鍵が取れ、宝箱を開ければ晴れてアンロックとなる。
もちろんこの宝箱も爆発やボスが触れるなどするとなくなってしまうので気をつけよう。

 

補足

ちなみに、ステージを未完了の状態に戻す効果などを利用して鍵のあるステージに再度挑戦すると、新たに鍵が手に入るが、入手する方法は変わっている。宝箱のあるステージも再挑戦することで再び鍵付きの宝箱が出現するので、一回のクエストで複数の宝箱をアンロックすることも理論上はできるが、狙ってやるのは難しいだろう。

 

ということでちょろっとまとめてみました。

次はHairroomあたりを説明してみたいな~。もっとプレイヤーが増えますように。

*1:パッシブアイテム。体力が減っていない場合、ハートのドロップがダイヤモンドに変換される。

*2:パッシブアイテム。ダイヤの価値が1コイン上がる。

*3:30秒ごとにランダムなアイテムを失う

*4:ステージ開始時にアイテムをランダムに一つ入手し、ステージ終了時にアイテムをランダムに二つ失う

マインスイーパ+ローグライクRPG「Demoncrawl」 全Mastaryを頑張って日本語で解説する

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昨年頭にDemoncrawlにドハマりして以来、ほぼ毎日プレイしているわけですが、布教したいものの何しろ日本語のないゲームなのでなかなか進めづらい。その上本作は要素が過剰にあるので説明しづらいなと思っていたところ、本作の醍醐味の一つである「マスタリ」を中心に説明すれば要素の大部分は説明できるのでは?と考えこの記事を書くことにしました。

マスタリ選択画面
初めに(注意書き)

本記事は筆者(ながぽん)のプレイフィールを中心に、Demoncrawl公式wikiの情報を適宜訳しています。
ゲーム内用語の日本語表現はながぽんの表現であり、今後日本語実装がされた場合別の訳になる場合があります。
文中に(原則)とある場合、アイテム等で例外処理が起こることがあります。

Demoncrawlはそれなりにバグが多いゲームです。バグで進行が水の泡になってもめげずにがんばりましょう。

ゲームの大筋説明は↓こちら

 

nagapong.hatenablog.jp

 

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マスタリとは

RPGでいうところの「職業」に近いシステムで、クエスト開始時に選ぶことでクエスト中に特殊な能力を得ることができる。。
マスタリはTier1から3まで3つのランクに分かれており、ランクが上がれば能力が増えるほか、Tier3ではマスタリースキル(いわゆる必殺技にあたる)を習得できる。
マスタリースキルは(原則)ステージをクリアするごとに1本ずつたまっていくゲージを、マスタリごとに異なる本数貯めることで使用することができる。必要ゲージ数=保持できる上限数となり、満タンになった後にゲージを得ても無駄になってしまう点に注意。

各マスタリのアンロックは、マスタリ/Tierごとの所定の条件を満たしたうえで、ゲームトップのToken Shopにてトークンを消費することで可能。条件には、ステージ内で満たせるものと、条件を満たしたうえでクエストをクリアしなければならないものがある。解放に必要なトークン数は共通でTierが低い順に10/20/30となる(ただし、初心者向けの位置づけとなるNoviceのみ1/2/3)。解放可能になった際には画面全体に大きく表示されるので見逃すことはないだろう。なお、上位レベルの解放条件を同時に満たしている場合、一度に解放できるところまで解放することができる。

各項目では、解除条件が数字だけ違うという場合はまとめて/で分けて書いている。

トークンは序盤では入手数があまり多くなく、またトークンショップではレジェンダリーアイテムも解放できるため何に使うべきか悩むかもしれない。個人的にはゲームに慣れるまではSpyかFireflyがおすすめだ。ハードが解放されたあたりからそれなりにトークンがたまり始めるので、いろいろなプレイスタイルを試してみよう。

またかなり終盤での開放要素だが、アイテムをクラフトして持ち込めるシステムもあるので、ストーリーを一通り終えた後はマスタリに合うアイテムを持ち込んでさらに便利な冒険に挑戦することも可能だ。

Thumbnail for version as of 19:35, 17 July 2020Novice(新人)マスタリ:初心者向け

  • Tier1:獲得するスコアが半分になる。論理的にモンスターの位置を特定できない状況でミスをした時のダメージが1になる。
  • Tier2:スコアを300ポイント以上保持している場合、死亡時にスコアを0にして復活する。
  • Tier3:[コスト1]確定で空く/マークできるセルを示す。確定できるセルがない時は、その旨のメッセージが表示される。
  • アンロック方法:4/5/6以上の数字のセルを見つける。

文字通り、初心者向けのマスタリ。このゲームというより、マインスイーパが初めての人向けで、ミスした時に、やむを得ないミスだったかどうかを指摘してくれる。


Tier2の能力はありがたいかもしれないが、基本的には使うことはないだろう。

Survivor(サバイバー)マスタリ:体力特化

  • Tier1:クエスト開始時の最大ライフが1増える。
  • Tier2:ステージ終了時にライフが満タンの場合、ステージの最小ダメージ量と同じだけ最大ライフを増やす。
  • Tier3:[コスト3]自分の体力が減っている分だけ、モンスターのいるセルにフラグを立て、その後体力を最大まで回復する。
  • アンロック方法:アンロック方法:体力10/20/30以上でクエストをクリアする。
    アンロックおすすめアイテム:Book of Life*1、Flower Fibers*2

解放条件が比較的緩めということもあり、ノーマル難易度では使いやすいマスタリ。しかし、ハードの後半になると受けるダメージが多すぎて、結局ワンミスで死ぬという状況になりがち。最大ライフは普通にプレイしていても一つかみ合えば意外と上がることもあり、中盤以降は出番が少なくなるかも。
ちなみに初期体力の基本値はノーマルで5、ハードで3。

Guardian(守護者)マスタリ:Defense特化

  • Tier1:Defenseを1保有した状態でクエストを開始する。
  • Tier2:ダメージ以外での体力減少が無効になる。
  • Tier3:[コスト4]Defenseを3得る。
    アンロック方法:Defence5/10/15以上でノーマル以上の難易度のクエストをクリア。
-Defenseについて

Defenseはその数値分ダメージを減少させてくれる、プレイヤーのステータス。ただしどれだけ数値が大きくでも、Thicker Skin*3を所持している場合を除き、受けるダメージは1以下にはならない。

Defenseは少しでもあると命拾いできることが多く、こちらも序盤では助かる能力。しかしTier3の能力については、4ステージクリアして得られるDefenseが3では受けるダメージの上昇に見合わない。Defenseを上げるアイテムは少なくないので、あくまで補助的な効果と割り切ろう。
なお、詳しく検証したわけではないがTier2の能力は「take damage(ダメージを受ける)」と書いてある効果は防げないが、「lose life(ライフを失う)」と書いてある効果は防げると思われる。

Knight(騎士)マスタリ:装備品特化

  • Tier1:Simple Robe*4を装備した状態でクエストを開始する。
  • Tier2:装備品が壊れなくなる。装備品を付け替えた場合、新しい装備の耐久値に古い装備の耐久値を加算する。
  • Tier3:[コスト3]すべての装備の耐久値を5上昇させる。
  • アンロック方法:装備しているアイテムの総耐久値が20/50/100以上の状態でクエストをクリア。
-装備品(armor)について

装備品は、その耐久値分だけ受けるダメージを減らすが、減らした分だけ耐久値がなくなり、0になると破壊される。装備部位は頭、胴、足の三か所で、ダメージを受けた場合上から順に耐久値を消費する。耐久値が減っている場合(耐久値が赤色で表示)はステージをクリアすれば初期耐久値まで回復するが、初期耐久値を超えている場合(耐久値が青色で表示)は、ステージをクリアしても耐久値を維持する。またDefenseと異なり、ダメージを0にしてくれる。
ざっくりとした傾向として、頭装備はアイテムの発見やマナの獲得などの間接的な効果を持つものが多く、胴装備は耐久値を上げる効果、足装備は一定ターンごとに発動する効果を持つものが多い。

Tier2の能力は、耐久値が0になっても破壊されず装備スロットに残り、ステージをクリアすれば初期耐久値まで回復するようになる。全体的に発揮できれば強力な効果が多いが、都合よく装備品が見つかるかどうかが問題。一番入手しやすいのはBlacksmith*5だが、出会えるかどうかは運任せの上、装備部位も運任せ、できるアイテムも運任せ。Shopで購入する場合、強力な装備はかなり高価なため金運が問題になる。

Hunter(ハンター)マスタリ:Minion特化

  • Tier1:Minionを3つ所持した状態でクエストを開始する。
  • Tier2:ミスすることなく60セル開くたびにMinionを獲得する。
  • Tier3:[コスト2]所持するMinionの数だけ、Stage Powerを減少させる。
    アンロック方法:Minionを5/10/15以上所持した状態でクエストをクリアする。
-Minionとは

Minionは消費アイテムながらパッシブアイテムとしての効果も持つ特殊なアイテムで、使用するとまだフラグのついていないモンスターのいるセルにランダムにフラグを付け、また所持しているとダメージを受けた時に自動的に使用され、ダメージを1減少させる。このゲームでは犬のイメージのようで、棒(Stick)を投げると取って戻ってきてくれたりする。また魔法アイテムのMagic Minion*6、OmenアイテムのRabid Minion*7など複数の種類があり、Minionを出現させる一部のアイテムではこれらの亜種が出現することがある。

Minionはランによっては過剰に余るが、狙って余るほど手に入れるのは難しい。序盤にQuest for Pets*8やFeral Fiber*9を早期に引くか、Wildbank*10かBook of Husbandry*11があればある程度安定的に所持できる。インベントリを圧迫する点には注意が必要。

Wizard(魔法使い)マスタリ:魔法アイテム特化

  • Tier1:クエストの最初のShopの商品が魔法アイテムのみになる。
  • Tier2:魔法アイテムを使用した際、Soul*12を獲得する。
  • Tier3:[コスト3]所持している一番安いマジックアイテムを、その価値の2倍を上限としてより高価値なアイテムに変化させる。
  • アンロック方法:
    Tier1/2:魔法アイテムを5/10個以上所持した状態でクエストをクリアする。
    Tier3:魔法アイテムを11個、全てフルチャージした状態で所持してクエストをクリアする。
-Magic Item(魔法アイテム)とは

インベントリで青い背景で表示されるアイテム。
魔法アイテムはそれぞれに設定されたマナが最大のときに使用でき、使用後はリチャージが必要になる。リチャージは(原則)セルを開いたときに書かれている数字ぶん、チャージされてないアイテムにランダムに割り振られる。当然強力な魔法ほどマナが大量に必要になるほか、使いどころが限定されているアイテムが多いため、アイテムの引きが重要になる。

魔法アイテムの獲得に特化したマスタリ。Shopに並ぶアイテムの品揃えは所持コインに比例する形で変動するので、再序盤のステージの内容によってはあえてShopをスルーしてコインをためるのもあり。前述の通り、使いづらいアイテムや単体では役に立たないアイテムも多いので、ある程度ゲームに慣れている人向けのマスタリか。

Witch(魔女)マスタリ:Omenアイテムで生存率UP

  • Tier1:Omenアイテムの数だけダメージを低減する。
  • Tier2:ステージに入った時、Omenアイテムの数だけステージMODを削除する。
  • Tier3:[コスト2]Omenアイテムを一つ取得する。
  • アンロック条件:Omenアイテムを5/10/15個所持した状態でクエストをクリアする。
-Omenアイテムとは

インベントリで赤い背景で表示されるアイテム。宝箱から11%の確率で出現する。すべてがプレイヤーにマイナス効果をもたらすもので、ほかのアイテムの効果が50%の確率で発動しなくなるというシンプルなものから「このアイテムを入手した500ターン後にゲームオーバーになる」という効果のものまで、よくもまあこれだけ思いつくものだといういやなアイテムが全部で119種類ある。

プレイヤーに不利な効果を持つOmenカテゴリのアイテムをあえて所持することによって生き抜く一風変わったマスタリ。Tier1はDefenseと違ってダメージを完全に0にしてくれる。一方でOmenのマイナス効果をなくすわけではないので、かなり運頼みなプレイングになる。特にEarthblock*13を引くとTier2が無効化されるのでかなり厳しい戦いを強いられるだろう。
一方でOmenアイテムを狙って手に入れるのも結構大変だったりするのがつらいところだ。

Warlock(呪術師)マスタリ:Curse特化

  • Tier1:マスタリアイコンを右クリックすると、Blood Magic*14を使用する。
  • Tier2:魔法アイテムを使用した際、ランダムなセルにCurseを付与するが、その際Objectの存在するセルが優先して選ばれる。
  • [コスト3]Objectの存在しないすべてのCurseがついたセルに、ランダムな魔法アイテムをスポーンする。
  • アンロック方法:Curseセルの効果によってObjectを10/30/100個破壊したうえでクエストをクリアする。
    アンロックおすすめアイテム:Dark Binder*15、Shoulder Devil*16
-Curseとは

CurseはAuraの一つで、Curseが付与されたセルに生死を問わずObjectがある場合、ダメージが発生したときにそのObjectが自動的に破壊され、受けるダメージを1減らすことができる。また、Curseのセルに宝箱がある場合、中身は必ずOmenアイテムになる。

Curseのダメージ低減を利用してBlood Magicをノーリスクで使用し、マナを回して魔法アイテムを多用していくというこれも変わり種のマスタリ。魔法アイテムを入手しやすくする効果はTier3のスキルしかないので、Wizard以上にアイテムの引きが重要になるが、強力なアイテムさえ引ければかなり強気に攻めていけるだろう。魔法アイテムを集めすぎるとマナの回復が追い付かなくなるので注意。
Tier3の解放条件が厳しく、Steam実績では取得率1.6%。そもそもObjectを100個出すだけでもかなり厳しい。

Spy(スパイ)マスタリ:Glean特化←おススメ

  • Tier1:ステージ開始時、ランダムな10個のセルをGleanする。
  • Tier2:4以上のセルをChordしたとき、そのセルの周囲のセルをGleanする。
  • Tier3:[コスト4]Gleanされたすべてのセルの周囲のセルをGleanする。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエストで、一つのステージで10/50/100のセルをGleanする。
    アンロックおすすめアイテム:Walking Stick*17、Lantern*18、Fake Moustash*19
-Gleanとは

そのセルを開かない状態で、その周囲にいるモンスター(マインスイーパでいう地雷)の数を表示する効果。通常のセルの数字と同じく周囲にいるモンスターの場所を推定するのに役立つが、そのセル自体にモンスターがいるかどうかはわからない。

-Chordとは

本家マインスイーパにもある機能で、あるセルの周囲ので地雷の場所がフラグ済のときに、そのセルをクリックして、周りのセルを一気に開く行為。

ここまでの魔法使い系のものと打って変わって、シンプルなマスタリ。デメリットがなく、単純に盤面の情報が増える効果のため、自分の観測範囲では通常のプレイにおいて最もおすすめされているようだ。
公式wikiの個別ページでは、周囲のセルでモンスターの位置が確定していないセルすべてにいったんフラグを立てておいてChordを行い情報を増やすというテクニックが紹介されている。

Barbarian(バーバリアン)マスタリ:NPCを殺して生き延びる

  • Tier1:Strangerと取引できるコインを持たずにNPCをクリックした場合、それを殺害する。
  • Tier2:Strangerが死亡したとき、Rotting Headを発動する。Rotting Headの効果が切れた時、姿が見えているモンスターは死亡する。
  • Tier3:[コスト3]これまでに殺害したStrangerの数だけ、Rotting Headを発動する。
  • アンロック方法:一つのクエストで、5/10/30のStrangerを殺害する。
    アンロックおすすめアイテム:Maniac's Mask*20、Cudgel*21

Rotting Headの効果:消費アイテム。5秒の間、受けるダメージを低減する。その低減量は、このアイテムの残り効果時間に等しい。

これまた大きくプレイスタイルを変更するマスタリ。Strangerを殺害し、ダメージ低減を利用してモンスターがいようがいまいがセルを開きまくることになる。Tier2が解放されていれば、開いたセルにいたモンスターが全員死亡するので、モンスターをできるだけ多く出した方が戦利品がおいしい。ただしVengefulのステージMOD*22を引くとこの戦法はほぼ使えなくなるので注意。
エンドコンテンツになるが、クリア後に解放されるヒーロートライアル(特殊ルールの日替わりクエスト)でBagman*23Harbinger*24が大量出現する日はこのマスタリが光る。

また、こちらもかなり後での開放になるが、WikiによればDevine Rotting Headが解放されていた場合はそちらが発動する模様。効果が10+Chainの長さ秒に強化される。

Commander(指揮官)マスタリ:Familiar特化

  • Tier1:フラグがついたセルを右クリックすると、3コインを消費して周囲の空きセルにFamiliarを召喚する。
  • Tier2:Familiarが盤面のコインなどを取得したとき、特別な効果が発生する。
  • Tier3:[コスト2]FamiliarをInstant Familiar*25を指定のマスに召喚し、1ターンパスする)に変換する。
  • アンロック方法:10/15/30のFamiliarが同時に盤面に存在する。
    アンロックおすすめアイテム:Ritual Chark*26、Pan Flute*27、Brainwash*28など
-Familiarとは

盤面を1ターンに1マス移動する味方キャラクターで、移動先が開いてないセルであれば開き、アイテムがあれば回収してくれるが、モンスターには勝てないので開いたセルにモンスターがいると死んでしまう。Muscle*29などで召喚されるものやPatron Saint*30で従者化したStrangerは逆にモンスターを殺すことができる。

Familiarを使役して攻略するマスタリだが、基本的にはモンスターに勝てないのですぐ消えてしまう。いくら3コインとはいえクリアまで召喚し続けるのは難しい。ほかにもBurningセルを踏むと死んでしまったり、移動もあくまでランダムのため、運が悪いと空きセルをうろうろし続けるなど、正直かなり使いづらいマスタリだと思う。スキルはFamiliarをアイテム化してステージを持ち越すことができるが、今度はインベントリを圧迫することになる。正直すべてのFamiliarがStrong Familiarになるくらいでもいいと思う。

ちなみに、特殊ルールでモンスターが倒せない場合のStrong Familiarのダイアログもちゃんと用意されている。芸コマ。

なお、WikiによればTier2の効果は以下の通り。とはいえトークン以下はめったに起こらないと思われる。

  • コイン:モンスターのいるセル1つにフラグ
  • ダイヤモンド:モンスターのいるセル5つにフラグ
  • ハート:Strong Familiarに強化
  • トークン:Familiarを新たにスポーン
  • アーティファクト:Max Powerを低減
  • エンブレム:100マナ獲得

Firefly(火炎使い)マスタリ:Burning特化←おススメ!

  • Tier1:Burningセルのダメージが無効になる。各ステージに、そのminimum powerと同じ数のBurningセルが配置される。
  • Tier2:2以上の数字を正確にChordした場合、その周囲のランダムなセルにBurningを付与する。
  • Tier3:[コスト3]すべてのBurningセルから、四方に向けて火炎を発射する。
  • アンロック方法:同時に10/20/30の火炎が放たれた状態になる
-Burningとは

Burning(炎上)とはAuraの一種で、そのセルにいる生物は死亡し、Burningセルをクリックすると火傷して体力が1減少する。Burningセルにある宝箱を開けるなどでも火傷が発生するので気を付けよう。なお、ボスモンスターはBurningセルに3ターン連続で存在した場合に死亡する。FlareはPyroなどが放つ火球で、開いてないセルかObjectに当たるとそのセルをBurningにする。

BurningのAuraを活用して戦うマスタリ。Burningセルにモンスターは存在できないので、Burning≒安全に開けるセルとなる。もともとBurningセルは触れると1ダメージ受けてしまうマイナス効果の意味合いが大きいため、OmenアイテムでもBurningに新たなデメリットを負わせるものはない。Tier2の効果はモンスターのいるセルにもBurningがつくことがある(当然そのモンスターは死ぬ)ので、かなり安定したプレイングが可能になる。
また、Tier3スキルの火炎は全ての火炎マスから4方向に射出されるため、盤面を大きく開けることができ打開力が高い。初心者にもおすすめのマスタリだ。

Snowflake(氷使い)マスタリ:Freezing特化

  • Tier1:ステージにFreezingセルが3つ以内の場合、セルを右クリックすることでFreezeingを付与することができる。
  • Tier2:Tier1の効果のセル数上限を、ステージMODの数だけ上昇させる。
  • Tier3:[コスト3]全てのFreezingセルを破壊し、周囲3x3マスを爆破する。
  • アンロック方法:Freezingセルが15/30/50個ある状態でステージをクリアする。
-Freezingとは

Freezing(凍結)はAuraの一つで、その通りセルが凍結した状態になる。
Burningと異なり、モンスターのいるセルでも凍結する可能性があり、凍結しているセルにモンスターがいるかどうかを判別する方法はない。周囲に凍結しているセルがあると、明確にモンスターの存在が確定できる場合を除いてChordすることができない。

SnowFlakeはFreezingのAuraを活用するマスタリ。Freezingセルにモンスターがいるかどうかは外から見て判別できないが、Freezingを付与したセルにモンスターがいた場合「残りモンスター数」の数字が減るので、論理的に確定できないセルを安全に判別できる。
とはいえ、Uncharted*31などのステージMODがあると上記の判別法は使えないほか、Frozen*32のステージモッドがあるとほぼ間違いなくTier1のセル数制限に引っかかるため、汎用性に難があるマスタリといえる。

Spark(電撃使い)マスタリ:Electric特化

  • Tier1:各ステージに一つ、宝箱やコインなどのあるセルにElectricが付与される。Electricセルにいるモンスターから受けるダメージを半分にする。
  • Tier2:Electricセルにあるアイテムなどを取得した際、縦・横列の同じ数字のセルにElectricを付与する。
  • Tier3:[コスト2]Electricセルに挟まれているセルすべてにElectricを付与する。そのセルにLiving Objectが存在した場合、殺害する。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエストで、Electricセルが15/30/50個ある状態でステージをクリアする。
    アンロックおすすめアイテム:Electro Pulse*33。ただし、ステージ完了時にElectricセルがないといけないので、Electro Pulseを使用した後ターンが経過する前にクリアできる状況にする必要がある。
-Electricとは

ElectricはAuraの一つで、そのセルから発生する効果をすべて2倍にする。コインなどは2倍になり、宝箱からはアイテムが2個手に入り、モンスターから受けるダメージも2倍になる。BurningやFreezingと異なり、まだ開いていないセルがElectricになっているかどうかは外から判別できない。

Sparkマスタリはながぽんのお気に入りで、Tier1の能力だけでは恩恵を感じにくいが、Tier2の能力を使って序盤から大量のコインやアイテムを獲得することができる。ただし宝箱などが置かれているセルのどれがElectricになるかはわからないので、体力が満タンなのにハートにElectricがついていて回収できないとか、ステージ終盤までElectricセルが見つけられないなどの可能性はある。Tier3のスキルで殺したモンスターの戦利品もElectricの効果で倍になるので、こちらも大量のお金と物資を得るチャンス。スキルコストが少なくて使いやすいのも◎。

Scholar(学者)マスタリ:Status effect活用

  • Tier1:クエスト開始時に、Quest of Quest*34を使用する。
  • Tier2:Status effectが完了したとき、ライフを1回復し、モンスターのいるセル一つにフラグを立てる。
  • Tier3:[コスト5]全てのStatus Effectを完了させる。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエストを、3/5/7個以上のStatus Effectを保持した状態でクリアする。
-Status Effectとは

画面左端に表示されるカウンターのようなもので、アイテムの効果を表す。大きく分けて「数字が0になるまで効果が続くもの」、「数字が0になった時に効果が発生するもの」があり、それぞれ「持っているだけでカウンターが発生するパッシブアイテム」と「使用することでカウンターが発生する消費アイテム」が存在する。カウンターが「-」になっているものは、次にミスするまで効果が続くものを指す。

画面左端にあるアイテムアイコンと数字が並んだものがStatus Effect

Quset系アイテムはミスを挟まず100セルを開けることで体力やDefenseの上昇、Minionなどの獲得やStrangerの召喚などの効果を発生させることができる。うまくアイテムを入手できれば(アイテム自体の効果も相まって)強力だが、Tier3のスキルは「0になるまで効果が続く」タイプのアイテムの効果がなくなってしまうことに気を付けよう。

同じくStatus effectに関するマスタリとして、Hypnotistマスタリがある。

Bubbler(泡使い)マスタリ:Bubble特化

  • Tier1:ステージを終える際、数字が0のセル(何も数字が書いていないセル)にある取得物をBubbleに包む。
  • Tier2:Bubbleを壊したとき、壊した位置のセルに書かれた数字の分だけその周囲のセルをランダムに開く。
  • Tier3:[コスト3]すべてのBubbleを複製する。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエストで、Bubbleが10/20/30個以上ある状態でクエストをクリアする。
-Bubbleとは

BubbleはOrbの一種で、生死問わずあらゆるObjectを包み画面内を浮遊する。Bubbleをクリックした際、それがObjectのないセルの上であった場合、そのセルに中身を置いて消滅する。Orbはゲーム画面とは別のレイヤーを漂う挙動をしており、盤面に関係なく画面の端で跳ね返り、ステージを出ても保持される。Bubbleの場合、その中のObjectを他のステージに持ち越すために使われることが多い。

Bubblerの能力は序盤からBubbleを生成できるため、かなり安定感の高いプレイングができるが、画面がBubbleでいっぱいになるためプレイのテンポは大幅に下がる。また、Bubbleの中のアイテムは当然割るまで回収できないので、コイン類が不足しがちになることも注意したい。Tier3の能力は、貴重なアイテムを複製する際に特に効果を発揮するだろう。

狙ったところで泡を破裂させるには、めいっぱい盤面にズームインするといい。Orbは拡大しない

大量のBubbleは画面を大きく隠してしまうため、プレイしづらくはなる

Mildew*35と、OmenアイテムではないがThought Bubble*36を引くとかなり苦しくなる。

Mutant(ミュータント)マスタリ:Cranker特化

  • Tier1:クエスト開始時、「Brainiac」の変異を起こしたCrankerを3つスポーンする。
  • Tier2:ステージクリア時、全てのCrankerに変異を起こす。
  • Tier3:[コスト2]すべてのCrankerを破壊することなく、破壊されたときの効果を発動する。
-Crankerとは

CrankerはOrbの一つ。基本的にはお邪魔キャラで、画面内を浮遊するCrankerをクリックするとライフが1減る。Omenなどの効果で発生することが多い。

このCrankerにミューテーションを起こして、有用な効果を発揮させるのがMutantマスタリだ。ただし、「クリックしたときにライフが1減る」という効果自体は(一部の変異を除き)無効になるわけではないので気を付ける必要がある。

赤い、顔が書いてある丸い物体がCranker。クリックしないよう慎重にプレイする必要がある

Crankerに起こる変異は17種類あり、複数の変異が一つのCrankerに起きたり、同じ効果が複数発生することもある。ちょっと数が多いので説明は公式Wikiに任せるが、個別のCrankerの変異についてはインベントリを開くとCrankerが静止するので、それぞれにポインタを乗せれば詳細が表示される。Tier1の効果で発生するBrainiacは破壊時にランダムなモンスターのいるセルにフラグを立てる効果がある。

このマスタリでのプレイングとしては、最初の3つのCrankerを破裂させないようにしながら大量の変異を蓄積させ、回転の速いTier3スキルを積極的に使用して自分の能力を強化させていきつつ、ピンチの時にはCrankerを破裂させて起死回生を狙うというものになるだろう。

Detective(探偵)マスタリ:ネタでは?

  • Tier1:各ステージにStrangerが1人確実に出現する。Strangerを利用すると、モンスターのいるランダムなセルにフラグを立てる。なお、情報は10%の確率で間違っている……
  • Tier2:あるセルを正しくChordしたとき、周囲のモンスターを見える状態にする。
  • Tier3:見えているすべてのモンスターを盤面から排除し、そのモンスターがいたセルの数字分のコインを獲得する。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、モンスターが10/50/100体以上見えている状態でステージをクリア。

半分ネタのようなマスタリ(主観です)。このマスタリを選ぶと、Strangerに話しかけたり、ミスしたりした際にプレイヤーキャラクターが独り言を言うようになる。

キャラクターの独り言は探偵ものからの引用が多いらしい

Scout(偵察)マスタリ:Pathfinding特化

  • Tier1:Pathfindingを3%得た状態でクエストを開始する。
  • TIer2:Pathfindingの上限値を10%上昇させる。ステージクリア時にUntouchableボーナスを得た時、Pathfindingを1%獲得する。
  • Tier3:[コスト5]Pathfinding値と同じ数のモンスターがいるセルにフラグを立てる。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度でPathfinding値を20/40/60%以上にしてクエストをクリア。
    注:通常のPathfinding値の上限は50%なので、Tier3を開放するにはTier2の能力が必須となる。
-Pathfindingとは

Pathfindingはプレイヤーのパラメータの一つで、単位は%だが確率で発動するものではない。ステージにおいて、モンスターのいないセルの数が全体の[Pathfinding値]%になった際に、残りのセルを全て確定させて(工程をスキップして)クリアできるという効果がある。
なお、Pathfindingが負の数値の場合、クリアしたステージがクリア扱いにならない(再度クリアする必要がある)可能性を表す数値になる。

論理的に確定できない部分を残しておけばPathfinding発動時に自動的に確定させてくれるので、かなり強力な効果だが、その分大きく得られる手段は少ない。Pathfindingを得られるアイテムのほとんどは、そのアイテムを失ったときにPathfindingを失う効果もあるので要注意。

Banker(銀行員)マスタリ:コイン獲得特化

  • Tier1:コインを15持った状態でクエストを開始する。
  • Tier2:宝箱から手に入るコインが倍になる。
  • Tier3:[コスト5]所持コインを二倍にする。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、コインを100/200/300枚以上持った状態でクエストをクリアする。
    アンロックおすすめアイテム:Wager*37

かなりシンプルな内容のマスタリ。Shopの品ぞろえは入店時の所持コインにおおむね比例する形で変動するので、うまくいけば序盤から強力なアイテムを入手することができる。ステージでもStrangerを活用できるのでシンプルな強みがあるが、その分うまくいかないとあっさり死ぬのはお約束。Metal Detector*38があると強いか。

小ネタ。大量のコイン(100枚~?)を持ってショップに入ると、店主が驚く。

Marksman(狙撃手)マスタリ:chainで敵を全滅させる

  • Tier1:各ステージで最初のセルを開いた際に、Chainが途切れなくなる。
  • Tier2:Chainの合計がステージの最大パワーより大きい場合、モンスターからダメージを受ける前に殺害することができる。
  • Tier3:[コスト2]Chainの数字と長さを倍にする。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、15/30/50Chainを達成する。
    アンロックおすすめアイテム:Spring*39
-Chainとは

Chainはプレイヤーのパラメータで、同じ数字のセルを開けるかChordし続けることによって増えていく。Chainの数字(Value of chain)はChainしているセルの数字、Chainの長さ(Length of chain)は連続してクリックした回数を表し、その二つの積がChainの合計(Sum of chain)になる。例えば、2のセルを5回連続で開けた場合、2×5=10がChainの合計になる。

このマスタリ以外ではChainを気にかけることはめったにないが、このマスタリではTier2の効果を活用してChainのみを頼りにゲームを進めることになる。Tier2の能力でモンスターを殺しながら、それによって減らしたセルの数字を生かしてさらにChainを重ねていくという、突き詰めればむしろモンスターのいるセルを慎重に開けていく作業が求められるのだ。このマスタリでは、非常にゆっくりと一匹ずつモンスターを仕留めていく、まさに狙撃手のようなゲームに変貌する。公式Wikiではgif画像を使って説明がされているのでよければ参照してほしい。

Lambarjack(木こり)マスタリ:Sawblade特化

  • Tier1:クエスト開始時にSawbladeを1つ発生させる。Sawbladeを右クリックするとアクティブ/非アクティブを切り替えられる。
  • Tier2:Sawbladeが爆発した時、Broken Sawblade*40を獲得する。
  • Tier3:[コスト3]すべてのSawbladeの耐久値を1にして、それにより減った分の耐久値とのモンスターを見える状態にする。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、Sawbladeを3/10/20個爆発させる。
-Sawbladeとは

Sawbladeはorbの一つで、丸鋸のような形をしている。Sawbladeは通り道にあるObjectを破壊しそのたびに耐久値を減らし、0になると爆発する。
ちなみにOrbはBubble、Cranker、Sawbladeの三種類しかない。

Lamberjackマスタリは同じくOrbを操るBubbler、Mutantと違ってかなり地味で使いづらい能力だと感じる。最初に出るSawbladeが一つだけなのと、破壊時に手に入るBroken Sawbladeを使っても次のSawbladeが出るまで50セルかかるのがかなり苦しいのでは……?Sawbladeを得るためのアイテムがかなり少ないのも厳しいと思う。

非アクティブなSawbladeは半透明になる。

Exorcist(悪魔祓い)マスタリ:Omenを除去して強力なバフ

  • Tier1:クエストで最初に入手したOmenアイテムを破壊する。
  • Tier2:Omenアイテムがインベントリからなくなった際、このクエスト中に失ったOmenアイテムの数だけSoulとDefenseを獲得する。
  • Tier3:[コスト4]インベントリのランダムなOmenを消去する。
  • アンロック方法:
    Tier1:Omenアイテムを持たずにクエストをクリアする。
    Tier2:Omenアイテムを持たずに難易度ハードのクエストをクリアする。
    Tier3:アイテムを持たずに難易度ハードのクエストをクリアする。
    アンロック方法おすすめ:Hungly Plantを利用する。

パッシブ効果しかないわりにかなり強力なマスタリ。Tier2の能力はOmenを失う方法に縛りがないので、Quest of Sin*41などでも発動するうえ、Omenを失うほどどんどん効果が強力になる(5個失うと、単純に体力とDefenseが15増える)。手に入れた瞬間に強力な効果を発揮するOmenアイテムは以外にも少ないので、Omenを集める動きをしても事故りにくいのもポイント。
ただしShadowBind*42を初手で引くと死亡が確定する。

Undertaker(葬儀屋)マスタリ:Bones活用特化

  • Tier1:Bonesでないアイテムを消費したとき、Bonesを獲得する。
  • Tier2:Bonesを使用したとき、対象セルをAuraのついていないセルから自由に選ぶことができる。
  • Tier3:[コスト2]全ての聖域化された(Sanctified)セルの周囲のセルを開き、そこにモンスターがいた場合、そのセルを聖域化する。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエストで、10/20/30個のBonesを使用する。
    アンロックおすすめアイテム:Book of Necromancy*43、Quest of Necrosis*44、Bone Baton*45
-Bonesとは

BonesはモンスターやStrangerが死んだときに比較的高い確率でドロップする消費アイテムで、使用するとランダムなセルを聖域化し、そのセルの数字だけ体力を回復する。
なお、このアイテムのみ「使用する(use)」ではなく「埋葬する(bury)」という動詞が使われる。

そのBonesを入手しやすくし、使いやすくしてくれるのがこのマスタリ。Tier3のスキルはチャージも少なく使いやすいうえ、聖域化されたセルにいるモンスターはプレイヤーが体力を回復したときに死ぬので、さらにBonesを回収しやすくなる。また、聖域化されたセルにある宝箱からはOmenが出現することはないので、宝箱に使うのもあり。

Demolitionist(爆弾魔)マスタリ:爆破効果強化

  • Tier1:各ステージに追加のBarrelが配置される。Barrelを転がすことができるようになる。Barrelを右クリックすると、転がす方向を変更できる。
  • Tier2:全ての「爆発(explosion)」の効果範囲を拡大する。
  • Tier3:[コスト4]ステージに4つのBarrelを設置する。これらのBarrelはプレイヤーにダメージを与えない。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエストで、100/300/800のセルを爆発させる。
-Barrelとは

Barrelはステージに出現しうるObjectで、魔法アイテムの対象にすることによって周囲の5x5のエリアにその効果を発生させることができる。また、Barrelを連続クリックすると5x5の範囲を巻き込んで爆発し、プレイヤーに1ダメージを与える。その際、周囲のObjectやAuraを消滅させる(ボスモンスターのみ爆発を回避することがある)。

Barrelと爆発を使いこなして盤面を開けていくマスタリ。基本的に盤面を更地にできる効果はそれだけで強力ではあるが、広くセルを開けることでPathfindingが発動しやすくなるのもポイントだと思う。難点を挙げるとすれば、爆発に関連するアイテムは強力かつ使いやすいものばかりだが、一方でその種類自体は少ない。爆発は宝箱もコインも消失させてしまううえ、モンスターもアイテムを落とさなくなるので、アイテムの入手経路が大きく狭まる点には注意が必要だ。Explosive Guts*46かMortar*47あたりが引けるとぐっと戦いやすくなるだろう。
また、Tier1の能力で転がしたBarrelが爆発した場合でもしっかり自分にダメージが入るので、利用するときは盤面にハートを確保するようにしよう。

Barrelに矢印がつき、右クリックで時計回りに方向が変わるようになる。

Protagonist(主人公)マスタリ:レジェンダリーアイテム特化

  • Tier1:全てのレジェンダリーアイテムがfavored(出現しやすくなる)になる。最終ステージに入った時、ランダムなレジェンダリーアイテムを獲得する。
  • Tier2:レジェンダリーアイテムを取得したとき、マスタリースキルのチャージを1獲得する。レジェンダリーアイテムが置き換えられるとき、レジェンダリーアイテムの所持数制限が1上がる。
  • Tier3:[コスト5]盤面に見えている宝箱をすべてレジェンダリーアイテムに変換する。また、このスキルがフルチャージされているとき、すべてのチャージを消費して自動的に死を免れる。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、レジェンダリーアイテムを2/3/4個所持した状態でクエストをクリア。
    注:全てのTierの開放について、Godmonge*48が必須となる。
-レジェンダリーアイテムのとは

レジェンダリーアイテムはどれも非常に強力な代わりに、通常は一つしか持てない。宝2個目を取得した際強制的に1個目が消滅するが、宝箱から出た場合のみ(事前にレジェンダリーを引くかどうかわからないので)現在のレジェンダリーアイテムを維持するかどうか選ぶことができる。

そのレジェンダリーアイテムの収集に特化したマスタリがこれ。Tier3スキルはパッシブ効果も持つ珍しいものだが、スキルの仕様で追加のレジェンダリーアイテムを入手しマスタリチャージをためることができるので、そこまで大事にしなくてもいいと思う。死を回避する効果が発動しても、体力が1しか残らないので、そこまで起死回生の手段にはなりにくい。強そうに見えるがそんなに強くないマスタリだと個人的には思います。

Human(人間)マスタリ:モラルで効果が変わる

  • Tier1:moralityが中立のときにmoralityを獲得または喪失すると、その獲得または喪失量が3増える。
  • Tier2:moralityが正のときにmoralityを獲得すると、soulを1獲得する。moralityが負のときにmoralityを喪失すると、数字が1のセルの周囲に隠れているモンスター全てにフラグを付ける。
  • Tier3:[コスト1]もしmoralityが正ならば、すべてのStrangerをStrong Familiarにする。moralityが負ならば、すべての見えているモンスターをfamiliarにする。どちらの場合も、その後moralityの絶対値と同じターン数をスキップする。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、moralityの絶対値が20/50/100以上でクエストをクリア。
    アンロックおすすめアイテム:God Rays*49
-moralityとは

Moralityは文字通り道徳に関わる数値で、モンスターを倒す、レジェンダリーアイテムを取得する、セルを聖域化するなどで加算され、Omenアイテムを得る、Strangerを死なせる、アイテムやコインを盗むなどで減少する。

特筆すべきはTier3スキルチャージが1という点で、つまり最初のステージ以降毎ステージでスキルを発動することができることになる。ただしmoralityが正にしろ負にしろ、Strangerの出現は運任せ、モンスターの出現はダメージの引き換えとなるのでなかなか強力な効果は発揮しづらい。morality自体、上下する要素は偶発的なものが多く、臨機応変に対応できるプレイングスキルが求められる。

Hypnotist(催眠術師)マスタリ:Status effect維持特化

  • Tier1:モンスターダメージの発生を3ターン遅らせる。
  • Tier2:保持している最後のStatus effectのカウントが、減る代わりに増えるようになる。
  • Tier3:[コスト3]全てのStatus effectのカウントを10増やす。
  • アンロック方法:Status effectのカウントが100/500/1000以上ある状態でクエストをクリアする。
    アンロックおすすめアイテム:Book of Faith*50

Scholorと同じくStatus effectに関連するマスタリだが、Scholorがカウンターを減らすことに特化しているのに対し、こちらはカウンターを維持することに特化している。この能力は「カウンターが0になるまで効果を発揮する効果」と「カウンターが0になった時に悪い効果が発生するアイテム」に対して有効。単純な話、Tier1の能力で発生するStatus effectを維持することができればずっとダメージを受けずに済むということになる。問題はこれを活かすアイテムが引けるかどうかだが……


Ninja(忍者)マスタリ:一体ずつ確実に仕留める

  • Tier1:モンスターのいるセルをクリックしたとき、周囲のすでに開いているセルごとに25%の確率でダメージを避ける。
  • Tier2:モンスターが暴かれたときと死んだときの効果を無効化する。
  • Tier3:[コスト1]これまでに発動したこのスキルの回数分、Kunai*51を発動する。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエストで、5/7/10ステージ連続でダメージを受けずにクリアする。

みんな大好きニンジャ。Tier3のスキルはKunaiの効果を利用して殺したモンスターの周りにいるモンスターを出現させ、そのモンスターにさらにKunaiを使う……という使い方を想定しているようだ。モンスターからのダメージを避けることに特化しており、特定の効果を持つアイテムを引かなくても効果が発揮できるのが強みだが、しょせんは運任せなのでまあまあすぐ死ぬ。安全にモンスターを表示させることができるアイテムがあれば多少は安定すると思われる。

Bookworm(本の虫)マスタリ:Bookアイテム特化

  • Tier1: スペシャルステージ*52に入った時、Book系のアイテムを一つ獲得する。インベントリのBook系アイテムをクリックすることで、そのアイテムに関連づいたテーマのresearch subjectを獲得する。
  • Tier2:体力が満タンでないときにハートを取った時も、Book系のアイテムの効果が発動する。
  • Tier3:[コスト3]現在のresearch subjectに関連するアイテムを一つ獲得する。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエストで、Book系のアイテムの効果を10/30/100回発生させる。

Book系のアイテムとは、Book of~という名前の(原則)パッシブアイテムで、「体力が満タンのときにハートを取る」を条件として効果が発動するもの。ただし、Book of Mastary*53とBook of maths*54のみパッシブアイテムではない。

-Research Subjectとは

reserach subject(研究対象)とはこのマスタリ以外ではLibraryというスペシャルステージでのみ獲得できるパラメータで、その対象の文字が効果や名前に含まれるアイテムの出現率がアップする効果がある。

現在の研究対象はプレイヤーのアイコンにポインタを乗せると最下段に表示される

Book系アイテムの効果を引き出すことに特化したマスタリ。Shopなどに入るとランダムでBook系のアイテムが手に入るが、自分の経験した範囲では重複して入手はしない模様。このマスタリもアイテムの引きにプレイングが大きく左右されるが、カテゴリ内のアイテムを入手する手段があるだけかなりマシ。最大体力を得られる~lifeか、pathfindingを得られる~mapsを序盤に引けると(研究対象化も含め)かなり強い。これも自分の経験上、まだ~Mastaryは出たことがないが、Omenの~mathsは普通に出るので注意。
Tier3スキルは、book系アイテムではなくLibraryで得た研究対象でも発動できるうえ、そのカテゴリ内であれば高価値のアイテム含めすべて対象なので、ランダムながら期待値は高め。

Auramancer(オーラ使い)マスタリ:全てのオーラを活用

  • Tier1:各ステージの3つのセルがランダムなAuraを得る。Auraのマイナス効果を受けなくなる。Auraのあるセルを右クリックすると、Auraを消すことができる。
  • Tier2:Auraが除去されたとき、そのAuraに応じた効果が発動する。
  • Tier3:[コスト3]盤面にあるAuraに対し、それを除去することなくTier2の効果を発動する。このスキルを発動するたび、Tier2の効果の数値が+1される。
  • アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、全種類のAuraが1/5/10以上付与されている状態でステージをクリアする。

Steamの実績獲得率がTier1で2.7%、Tier3に至っては0.5%という全マスタリ中トップの取得難度を誇るマスタリ。その分効果はすさまじく、Auraのマイナス効果を無効にするだけでもかなり強いのに、セルのAuraを解除した時にセルの数字分だけSoulやDefenseを獲得したり、Stage Powerを下げたり、Omenアイテムを消去するなど、便利な効果が目白押しだ。
特に効果を発揮するのはエンドコンテンツのEndless Multiverseモードで、本来このモードではマルチバースを移動するときに能力や持ち物などが全てリセットされるのだが、Tier3スキルの発動回数による強化は引き継がれるため、序盤から超強力なバフを得て進めることができる。

Immortal(不死者)マスタリ:revive特化

  • Tier1:reviveを獲得し、最大体力が1少ない状態でクエストを開始する。
  • Tier2:reviveが発動した時、体力を二倍にする
  • Tier3:[コスト6]reviveを獲得する。
  • アンロック方法:reviveを2/3/4保持した状態でクエストをクリアする。
-reviveとは

reviveは、ライフが0になったときに消費され、体力を最大まで回復する効果を持つ。


いかにも強力な能力だが、最大体力が減ると、ハードモードでは2ステージからワンミス即死が見えてくる。当然死んでしまうとreviveが失われるので、かなり慎重なプレイが求められる。reviveの特徴として、どれだけ大きなダメージを受けても体力が満タンで復活するため、体力が高かろうが低かろうがあまり関係ないというのはあるが……。
Tier3スキルも、チャージ量の兼ね合いで最高でも2度までしか使用できない。
Immortal Doll*55がマスタリ3チャージごとにreviveを毎ステージ与えてくれることを思うと、かなりコスパが悪いように思える。

Poisoner(毒使い)マスタリ:毒を活用

  • Tier1:Poison*56を一つ所持した状態でクエストを開始する。Poisonの効果発動時、Poison Blade*57を発動する。
  • Tier2:Poisonによる体力減少が無効になる。Toxicのセルから追加のPoisonを獲得する。
  • Tier3:[コスト2]全てのPoisonを消費し、同じ数のSpider Fangs*58を発動する。その後、Poisonを一つ獲得する。
  • アンロック条件:
    Tier1/2:ノーマル以上の難易度で、Poisonを5/10個所持してクエストをクリア。
    Tier3:ノーマル以上の難易度で、インベントリをPoisonで満たした状態でクリア。
    アンロック方法おすすめ:クエストボスがHeckslagというカタツムリのようなモンスターの場合、移動の軌跡がToxicになるので狙いやすい。
-Toxicとは

TixicセルはAuraの一つで、クリックするとPoisonを得るというだけの基本的にはデメリットしかない効果。

Poisonをためて強くなるマスタリ。Tier3のスキルを獲得するまでの能力はとにかくPoisonを多く保持するというだけの能力しかない。Tier1の能力で発動するPoison Bladeも対象を殺すためというよりは、自分がPoisonをため込むためのものだと思われる。Spider Fangsは実質的にミスを帳消しにする強力なアイテムだが、自分のアイテムの効果でダメージなくモンスターが出現した場合も発動することに注意が必要。

Ghost(幽霊)マスタリ:死んでからが本番

  • Tier1:プレイヤーが死亡したとき、Ectodrop*59を発動する。
  • Tier2:Ghost状態でステージをクリアしたとき、ライフ1で復活する。
  • Tier3:[コスト4]Extoplasm*60を発動し、復活時の体力を増加させる。
  • アンロック方法:
    Tier1:体力が1以下の状態でノーマル以上の難易度のクエストをクリア。
    Tier2/3:ノーマル以上の難易度で、Ectoplasmのカウンターが400/800以上の状態でクリア。
-Ghost状態の効果とEctodropとEctoplasmの違い

Ghost状態では、Strangerをクリックして脅かすことができる以外は、Objectに対してアクションを行う(アイテムを拾う)ことができない。また、Ectodopはごく短い間の延命にしかならないが、Ectoplasmの効果でGhost化した場合、(ゲーム中では説明されないが)Strangerをクリックすることで脅かした際、Status effectのカウンターが30増加する。また、ライフの変動効果を受けた場合、ライフの代わりにカウンターが増減値の10倍変動する。なお、EctodropとEctoplasmのカウンターは別扱い。

ステージ内で死亡しても、Ghostとして生き延びることを目的としたマスタリ。
Tier1の状態では最後のボスのギリギリで死亡したときぐらいしか役に立たないが、Tier2まで行けばとりあえず最後の運任せぐらいは生き延びられるようになる。Tier3スキルは200セルという制限が絶妙で、うまくカウンターを増やして行動時間を延ばせばどうにかクリアできるかもしれないという塩梅になっている。

Prophet(預言者)マスタリ:マインスイーパに影響なし

  • Tier1:獲得XPが35%上昇する。
  • Tier2:まだ入手してないアイテムを見つける確率が二倍になる。
  • Tier3:[コスト5]1~5枚のトークンを獲得する。
  • アンロック方法:クエストを1000/2000/3000以上のスコアでクリアする。

ゲーム内でもっとも異端なマスタリで、すべての効果がクエスト自体に関係のない、全体の進行に関わるものとなっている。
XPはプレイヤーキャラクターのレベルアップに関わる。といっても何か能力が上がるわけではなく、トークンの獲得や一部のレジェンダリーアイテムのアンロックされる程度で、急ぐメリットは個人的には感じられない。
またTier2はコーデックス、いわゆる「アイテム全書」埋めのための能力だが、こちらもコンプリートには季節限定イベントやトークンでアンロックするアイテムなどが必要なうえ、特にコンプリート特典などはないのでわざわざこのマスタリを選ぶ必要は感じない。
Tier3のトークンも、最終的にはレベルアップだけで最大6枚のトークンが得られることを考えると、わざわざつけようとは自分は思わない。
総じてあんまり使う必要性を感じないマスタリではある。アンロックもプレイしていればそのうち条件を満たすだろう。

*1:パッシブアイテム。体力が最大のときにハートを取ると、体力の最大値が1上がる

*2:消費アイテム。ステージの最小ダメージの分だけ体力の最大値が上がる。

*3:パッシブアイテム。Defenseでダメージを0まで減少できる。ダメージを0にした場合、Defenseを1失う。

*4:胴部装備アイテム。耐久値1、特殊効果なし。

*5:装備品を鍛造してくれるNPC

*6:魔法アイテム。マナを消費して繰り返し使えるMinion。

*7:Omenアイテム。10ターンごとのランダムなモンスターを殺す。Minionとは逆に、自信を犠牲にして受けるダメージを1増やす

*8:消費アイテム。ミスを挟まず100セルを開いたとき、Minionを8つ取得する。

*9:消費アイテム。ステージの最小ダメージの数だけMinionを取得する

*10:パッシブアイテム。ステージから去るとき、残されたダイヤモンドの数だけMinionを獲得する。

*11:パッシブアイテム。体力が最大のときにハートを取ると、Minionを一つ獲得する。

*12:体力上限が1アップし、体力もその分回復する効果

*13:Omenアイテム。ステージMODを加えたり減らしたりできなくなる。

*14:魔法アイテム。体力を1減らし、100マナを得る

*15:パッシブアイテム。ステージ盤面の下半分すべてにCurseが付与される。

*16:パッシブアイテム。マインスイーパをミスしたとき、Familiarを召喚する。Familiarの動いた後のセルはCurseが付与される

*17:パッシブアイテム。ステージ開始時、ステージ外周縁のセルすべてをGleanする

*18:魔法アイテム。指定した3x3セルをGleanする

*19:レジェンダリーアイテム。3以上のセルを見つけた時、周囲のセルをGleanする

*20:頭装備。Strangerをクリックしたとき、それを殺害する

*21:魔法アイテム。対象のStrangerを殺害する。

*22:モンスターが死ぬ際にプレイヤーにダメージを与えるようになる

*23:Stranger。モンスターから受けるダメージを増やし、やめてほしければコインを出せと言ってくる。

*24:Stranger。ステージ脱出時の様々な不幸を予言し、回避するためにコインを求める。

*25:消費アイテム。Familiar

*26:魔法アイテム。対象セルに次のエンチャントをする:プレイヤーがミスするまで、毎ターンこのセルにFamiliarを召喚する

*27:パッシブアイテム。4以上のセルを開いたとき、Familiarを召喚する

*28:姿が見えているすべてのモンスターをFamiliar化する

*29:パッシブアイテム。ステージ開始時に、Strong Familiarを1体召喚する。

*30:魔法アイテム。5コイン消費し、対象のStrangerをStrong Familiar化する。

*31:ステージMOD。残りモンスター数が不明になる

*32:ステージMOD。ランダムなセルがFrozenになる

*33:消費アイテム。1ターンの間、ステージの全てのセルにElectricを付与する。

*34:消費アイテム。ミスを挟まず100セルを開けたとき、Questアイテムを二つ入手する。

*35:Omenアイテム。インベントリの頭から三つのアイテムをBubbleに包む。Bubbleを破壊した時、中身が消滅するようになる。

*36:パッシブアイテム。Orbが画面端で跳ね返らず、そのまま画面外へ消えるようになる。10ターンに一度、Objectの入ったBubbleが画面外から飛んでくる

*37:消費アイテム。所持金がランダムで倍になるか0になる。

*38:魔法アイテム。マナがフルチャージされている間、宝箱の中身は必ずコインになる

*39:消費アイテム。Chainの長さを倍にする。その後、Chainの長さと同じだけモンスターのいるセルにフラグを付ける。

*40:消費アイテム。50セルを開いた後、Sawbladeを一つスポーンする

*41:Omenアイテム。100セルを開いた後、このアイテムを失いOmenアイテムを4つ獲得する

*42:Omenアイテム。このアイテムを失ったとき、体力を5失う。

*43:パッシブアイテム。体力が満タンのときにハートをとると、Bonesを獲得する。

*44:消費アイテム。100セルをミスなく開けた後、インベントリの空きをBonesで埋める。

*45:魔法アイテム。盤面の拾得物をすべてBonesに変える。

*46:パッシブアイテム。アイテムがインベントリからなくなるたびに、ランダムな4つのセルが爆発する。

*47:パッシブアイテム。見えているモンスターが死んだとき、そのモンスターがいるセルの周囲3x3が爆発する。

*48:パッシブアイテム。レジェンダリーアイテムを複数保持できるようになる。

*49:魔法アイテム。moralityを二倍にする。moralityの絶対値が30以上の場合、Stage powerを1にする。

*50:パッシブアイテム。Omenアイテムが発動しなくなる。このアイテムは333ターン後に消滅する。体力が満タンのときにハートを取ると、消滅までのターン数が50増加する。

*51:魔法アイテム。対象のモンスターを殺害し、その周囲の全てのモンスターを明らかにする。

*52:Shopなど、マインスイーパの盤面がないステージ

*53:レジェンダリーアイテム。体力が満タンのときにハートを取ると、マスタリーチャージを1獲得する。

*54:Omenアイテム。全てのテキストの数字がランダムになる

*55:パッシブアイテム。各ステージの最初とマスタリースキルを使用した際、保持しているまたは消費したマスタリチャージ3ごとにreviveを1付与する。

*56:Omenアイテム。60ターンごとにライフを1失う。

*57:魔法アイテム。対象のモンスターまたはStrangerを5ターン後に殺害し、そのセルにToxicを付与する。この魔法が発動されなかったとき、自分にPoisonを与える

*58:消費アイテム。次にモンスターが暴かれたとき、ダメージが発生する前にそのモンスターを殺害する。

*59:パッシブアイテム。死亡時、Ghostになれる。Ghostとなってから20ターン後、ゲームオーバーになる。

*60:パッシブアイテム。死亡時、Ghostになれる。Ghostとなってから200セルを開いた後、ゲームオーバーになる。

Xboxにbrook基板の自作アケコンを挿したらじき使用不可になりそうなので鉄拳8をPC版で買い直した話(追記あり)

自分の調査不足だということは重々承知のうえで、自分が調べる中ではっきりいろいろ説明してあるサイトが見つからなかったので後々のために。

「~っぽい」と書いてあるところは確証がないところです。

鉄拳8をXboxでやるつもりで、古いアケコンを改装して準備していたけど使えなかったという話です。

 

【追記】Xboxのゲームの返品申請周りについて追記しました(2024/2/8)。

 

  • Xboxでは認証外コントローラや外部機器を挿すと警告表示が出て、最初に挿した時から2週間が経過すると使用できなくなる。

    Xbox 本体で未承認のアクセサリを使用する

    https://support.xbox.com/ja-JP/help/family-online-safety/enforcement/unauthorized-controller

    gigazine.net

    ながぽんが挿したときの画面表示

     

  • ながぽんのアケコンは、BrookのXbox用アケコン基盤Fighting Board XBPS3用のRAPに組み込んだもの。
    BrookからはXboxの社外品規制について声明が出ているものの、現状対策はできていないっぽい。

    Xbox console-related product Issue Update - Brook Gaming
    Xbox製品の問題に関する最新情報 - Brook Gaming ←日本語版

  • 現状認証付きのアケコンは8itdoの無線兼用アケコンと、HORIのFighting Stick α for Xbox Series X/Sだけっぽい?8bitdoは15000~20000円弱程度、HORIは「スト6」発売時に再販したものの現在は品切れで、定価24800円が4万円程度まで高騰している状態。
    なおどちらの商品もパーツ交換は簡単にできるっぽい。


    Fighting Stick α for Xbox series:https://amzn.asia/d/0ATsNHH

    8bitdo アーケードスティック for Xbox

    https://amzn.asia/d/aiSzGOe
    8bitDoの内部についてはこちらのブログに写真付きで書かれていました。

    vs.netgamers.jp

  • 理屈から言えばXbox One向けに作られたHORIのアケコン(認証あり)も動くような気がするが、検証できず。情報もちゃんと確認できていない。この前香川行ったときとか、地方のハードオフとかで中古18000円とかで見たことあるような記憶がある。ネットでは見つけられず。
    もし運よく基盤が無事なジャンクとかが見つかれば十分検討できると思う。なさそう。
  • Xbox360用のコントローラはXbox SX/Sと互換性がない(変換器が必要)っぽい。逆に言えば、Fighting BoardもXbox360で使う用途なら使えると思われる。
    大須をちょろっと見た感じ、360用の中古アケコンは6000~8000円程度なので、もし360でしかできないゲームをやりたいということであればFBも選択肢か。
  • Xboxの今回(といっても初出は結構前だけど)の認証外機器締め出しは、FPS系のゲームのチート対策っぽい。自作基盤でも、連射機能あたりがついてると認証取れないのでは?という話をネットのどこかで見た。知らんけどありそう。

(2月8日追記)
ダメもとでXboxに返品依頼。一度プレイしたゲームについては返品不可、というのは予想していたので特に不満もないが、日本語のサポートでは返金依頼がそもそもできず、英語サポートから依頼を行う必要があるので注意(おま環の可能性はある)。

https://support.xbox.com/en-US/help/subscriptions-billing/buy-games-apps/refund-orders?activeTab=Refunds

 

英語サイトのスクショ。中ほどに最近の購入が表示されている

日本語版(URLがen-USからja-JPになっている)。なぜか英語版にあった最近購入したものの項目がない




最終的に、ながぽんの結論は、「PC版で鉄拳8を買い直す」となりました。
もともとスペック自体は推奨をぎりぎり超えている程度だったんだけど、体験版をやった感じ、ストーリーで若干カクツキがあって、ストーリーも楽しみたい身としてはやっぱXboxかな~ということでXboxで予約したんだよね。なので同じソフトを二本買う羽目になってしまったけど、まあ4KHDRでストーリー楽しめたからまあいいかと(思うしかない)。ゲーム本体だけでなく基盤も実質的に買う必要なかった。
まあ仕方がない、誰が悪いという話でもないしプラットフォーマーにはそうする権限がある。バルダーズゲート3が日本でも出てくれればすべて水に流そう。


しかしゲーパスでGGSTやBBTAG、ASBRなど出ているとはいえ、Xboxで格ゲーはかなり厳しいねえ。

というわけで備忘録でした。誰かの役に立ちますように。

2023年買ったゲームの感想など

こういうスプレッドシートをちょこちょこと作ってます。

docs.google.com

 

(書いてみたら最後までプレイしたゲーム、大手の大作みたいなやつばっかりだなあ!)

 

見づらいかもしれんけどなんかこれ見てながぽんに合いそうなゲームがあったら教えてほしいです!

「Shadow Gambit:カリブの呪い」mimimi gamesのステルス戦略ゲームがすごく進化しているという話

「カリブの呪い」、めちゃくちゃ面白いです。5時間ぐらいプレイしたけど、「ストーリー進行10%」っていう実績が取れてないから、ボリュームもたくさんっぽい。

 

store.steampowered.com

 

特に「Shadow Tactics: Blade of Shogun」を触ったことがある人に伝えたい。

いやこのシリーズめちゃくちゃ面白いんですけど、ぱっと見でわかりにくいしプレイ自体は結構重たい(1ステージ1~2時間ぐらい)のでお試しするにもというのはあるしなあ……でも(まだ序盤だけど)こんなに面白いゲームが埋もれてしまうのはもったいないので、微力ながら面白さを伝えられたらいいなと思い記事を書くことにした。

……と思ってたら、「Shadow Tactics」と「カリブの呪い」の間、事実上の2作目といえる「DesperadosIII」について、似たような話がIGN Japanにも出てた。

jp.ign.com

上記の記事に深く首肯しつつ、「カリブの呪い」でさらに良くなったところを伝えていければなと。

 

国内ゲームメディア等では今に至っても「Shadow Tactics: Blade of Shogun」が一番に紹介されがちだが、いうて2016年のゲーム。今プレイしても、正直粗削りさは否めないだろう。

そのシステムは2020年の「Desperados3」でかなり改善されていると思う*1が、今年発売した「Shadow Gambit:カリブの呪い」ではそれがさらに大きく改善されていて、ゲームの面白さを犠牲にせずに大きな進化を遂げている。

 

まずは、本シリーズの特徴をまとめよう。

  • 頻繁なクイックセーブ&ロードを前提とした、高難度なゲーム
    これはチュートリアルではっきりと言われるし、実際ステージ中でもしばらくクイックセーブしてないとセーブを促すメッセージが表示される。クイックロードは過去のセーブを複数遡ることができるうえ、演出込み3秒程度でロードできる快適設定。
  • ステージ内の敵の視界、行動パターン、活用できるギミックなどが最初からオープンになった、偶然性を排除したプレイ
    敵の視界は明確に表示され、視界から少しでもずれていれば絶対に気づかれないし、こちらが発見されない限りはその行動パターンを崩すことはない。一か八かが存在しないため、ミスの理由は必ず明確で、クリアできるルート構築ができれば必ずクリアできる。
  • キャラクターごとの特徴を活用して一人ずつ敵を排除し、ステージを攻略していく
    プレイヤーキャラクターはそれぞれ固有スキルがあるだけでなく、身体能力にも差があり、敵をキルするスピード、泳ぎの可否、立てる音の大きさなどを勘案した上で攻略を組み立てる必要がある。

また、ステージクリア後に自分の操作したキャラがどこで何をしたかを確認できるのも特徴。どのように動いてどこでキルをしたか、どこでクイックセーブをしたかまでわかる。
以下の動画は自分のプレイのサマリーだが、島の右下まで進んだあたりでクエスト目標が左上にあることに気づいて戻っていくようすがよくわかる。

youtu.be

もちろんよく練られた敵の配置やストーリーを通じたプレイへのモチベーション付けなどの要素はあるが、大まかにはこのあたりだと思う。

また、事前にそれぞれの行動を指定することで複数のキャラクターが同時に行動する「シャドウモード」を使った状況の打開には爽快感がある。

youtu.be

この動画では、右下の島にいる二人を仕留めたいが、左上の陸地から島を監視している敵兵が邪魔になっている。しかし会話している敵兵の片方は左上の陸地まで視界に入っているため、この敵兵をキルすると発見されてしまう。なのでまずは左上の陸地の下段茂みにいるキャラクターが犬笛を吹いて、右下の島を監視している敵兵をおびき寄せ、その間に残る二人のキャラクターが右下の島へ移動。おびき寄せた敵兵をその場で殺してしまうと右下の島の兵士に発見されてしまうので、シャドウモードを使用して3人同時にキルを行う……という一連の流れなのだが、テキストで書くとめちゃくちゃ長くなってしまう。

が、プレイしている方としては考えて行動した結果がきれいにハマったのでめちゃくちゃ気持ちいいのである。

 

さて、「カリブの呪い」で改善されている点は以下が挙げられる。

  • マップのパン
    カメラを最大まで引くとステージ全体マップが用意されるようになった。細かい敵の挙動は見えないが、すべての敵の位置と目的地、出口候補が表示されるので戦略が立てやすくなった。

    youtu.be

  • 複数のスタート地点とゴール
    過去作ではストーリー上の都合で各ステージのスタート地点とゴール地点が固定だったが、今作はスタート地点は複数の候補から選べ、出口もマップに複数ある地点から、出口を封印している巫女のような敵を倒すことで解放して出られるようになったので、上陸前やステージでの目的達成後も含めた戦略を立てられるようになった。
  • 同じステージで複数ミッションが存在する
    これも過去作ではステージごとに違うマップだったが、今作では同じマップで複数のミッションがあり、広いマップの一部で済むものや、広範囲を移動する必要があるものがあるため、経験を積んだうえで同じステージを新しい気持ちでプレイできるようになった。
  • キャラクターの増加と明確なロール分け
    操作キャラクターが増え、各キャラに明確なロールが表示されるようになった。
    自分はまだ序盤なのでまだ使用できるキャラクターが少ないが、出撃するキャラクターを自由にキャラクターを組み合わせられるようになりそう。
    「カリブの呪い」の序盤では仲間を一人ずつ蘇生させていくことになるが、蘇生させる順番は自由。よくプロフィールを読んで決めよう
  • 任意の点への視線の表示、視界移動の操作性向上
    一度に視界を見られる敵は1体だけ、というのはこれまで通りだけど、「任意のマーカーに対してそこを見ている敵がどこにいるか」を視線で表示する機能が追加された。このマーカーは地点だけでなく敵にもつけられるので、回遊する敵がどの位置ならほかの敵に見られずにキルできるかを確認することもできる。
    トップビュー視界の移動も、普段は自分が操作しているキャラクターを中心に動くが、周りを見渡す操作で視点の固定ができるようになったため、遠くの敵を確認しながらの行動がやりやすくなった。

    視線を表示したシーン。緑色で視界が表示されている敵兵のほかに、画面下と左の敵から見えていることが分かる。

その他、敵の種類が増えていたりいろいろあって面白いのでみんなやったらいいと思うよ

残念ながら開発元は「カリブの呪い」を最後にスタジオを閉鎖してしまったけど、サポート自体は継続するとのこと。さっそく日本時間の今日、二つの拡張DLCが発売しました。とりあえず本編クリアするまでやります。

Making games and crying about it, 2008–2023. - Mimimi Games

*1:自分はDesperadosの方を先にプレイしたのでちょっと曖昧

思い出のゲーム 「Shinobi」(PS2)

各種音楽配信サービスで出してるセガのゲームのライブラリに「Shinobi」があるってんで久しぶりに聞いてみたんだけど、かっこいいのみならず、懐かしすぎてついついブログでも書いちゃおうかってね。

music.youtube.com

改めて調べてみたら公式サイトもなくて(魚拓はある)、ただでさえ一般名詞で検索しづらいのに全然情報が分からんということになっている……そもそもPS2でしか出てないから今プレイする環境全然ないんだけど、これはメモっとかなあかんよなあ。

↓公式サイトの魚拓

web.archive.org

高難易度、レベルアップなし、でもうまくやればボスも一撃必殺のゲームプレイ

レベルアップどころか、メニュー画面もない。回復アイテムがドロップしても保持できない。
穴に落ちれば即死。チェックポイントもなしで最初から。ちなみに残機制もない。
もちろん敵は強いし固い。ボスに至っては100回以上攻撃して倒せるかどうかというレベルである。

攻撃手段は、通常攻撃、ガードを崩せる蹴り、溜めで出せるダッシュ突き。サブ武器で敵をしびれさせるクナイが投げられるが、こちらもダメージはほとんどない。

では、ひたすら逃げながら小さい隙に攻撃を入れるゲームかというと、そうではない。そもそも秀真の持つ妖刀「悪食」は、悪を斬って魂を食わねば持ち主の魂を食らう……つまり、敵を倒せないまま時間がたつとプレイヤーの体力が少しずつ減っていってしまうのだ。

しかし「悪食」は悪を食らって強くなることもできる、という「殺陣」システムがこのゲームのキモである。敵を倒してから4秒以内に次の敵を倒すことで、倍々で攻撃力が上がっていくのだ。
倍率は正直うろ覚えなんだけど、PS2 The Best版についてきたタイムアタックDVDでは

  • 8体連続キルで60倍
  • 壁張り付き状態での斬りで2倍
  • ボスの背後への攻撃で3倍

の360倍攻撃でラスボスを一撃で倒す動画が入っていたはず(キャプション付きだった)。
そのほか、「ボスの側面への攻撃が2倍」「ダッシュ突きのダメージが2倍」とかだったと思う。それぞれは乗算されるので、高体力のボスでも一撃で倒せるというわけ。

文章だけで見ると簡単そうだけど、敵の攻撃力も高いし、そんなに連続でキルしやすい位置に敵がいるわけでもないので、4秒以内に連続キルするのはなかなかハードルが高い。しかしできた時のボスの長い体力ゲージが消し飛ぶのは本当に気持ちがいい。

 

キャラクターがレベルアップするのではなく、プレイヤーがレベルアップする体験

書いた通り、このゲームにはレベルアップもないし、スキル解放もないし、装備変更もない。だから、ゲームに詰まっても、自分が上達する以外にクリアする方法はない……という現実を冷酷に突き付けてくるゲームは生まれて初めてだった。途中でミスするとリカバリーも難しいし、ゴール手前でアスレチックをミスって穴に落ちたら最初からだし。でも、その分ちゃんとクリアできるときは驚くほどサクッとクリアできるし、自分の上達をめちゃくちゃ実感できる。そういう意味で、このゲームは自分の好みにとても強い影響を与えたのかもしれない。

 

 

ちなみに次作のKunoichiももちろんプレイした。これはライバルポジションの黒鉄というロボが自我を手に入れていく過程がかっこよくて好きだったんだけど、あんまり売れなかったっぽくて全然新作出なくなってしまった……「プロジェクトクロスゾーン」シリーズとかにも出てたりしたんだけどねえ。

あんまりうまく言えないから書き忘れてたけど、敵のデザインもカッコいいし。特に自分の仲間が殺された後、式神で生き返らされて、殺してくれと願いながら襲ってくる上みんなキャラ立ちしてるのがいいんだよな~。ステージボスで終わりなのがもったいないくらい。

 

当時のゲーム業界のノリというか、プロデューサーのクモノフさんがウェブサイトでいろいろ小ネタみたいなの書いてくれるのも楽しみにしてました。

新作出ねえかな~~!!(でないとおもう)

Starfield感想ネタバレアリ ~こういうプレイをした人がいるんだな~って感じでよんでね!~

やっと自分的にひと段落ついたので。

 

今の状況

  • 一周目を完了
  • 勢力クエストは自由恒星連盟、紅の艦隊をクリア
  • コンパニオンはアンドレアとロマンス。バレットのクエストもクリア
  • 素性は教授、特性は自由恒星同盟の入植者と覚醒者育ちと子供。
  • 半端な状況のUCバンガードのクエストと、入社すらしてないリュウジンのクエストは2週目でいいやとなった。2週目でバンガードのクエストを済ませたところ。

今の気持ち

自分はゲーム、とくにRPGタイトルについては本当に主人公キャラクターへの感情移入が強くて、特にこのタイトルのような個性がなく、全てを自分の好きなように決められる場合は本当に自分自身がこの立場でこの経験をしているという気持ちで進めている。

なので今のところこのゲームで一番感情が動いた瞬間は、自分がスターボーンになった後、再び両親に出会って主人公が大喜びするところ。本当にうれしかった。うるさい両親だが、大切な両親なので。(この宇宙での実の息子は行方不明になっているというのはあるんだけど)
同じ理由で前の宇宙では最終的に紅の艦隊を滅ぼす選択をしたんだけど、もう一回紅の艦隊のクエストラインをプレイしても絶対艦隊側にはつかないんだろうなと。紅の艦隊は悪人ばかりだし、気持ちよくパイレーツを撃てなくなるからね。

 

FO4とかSkyrimだと、一周いろいろ「自分らしく」やりきってから、いろんな要素を楽しみたくてコベナントでアメリアを殺してみたりとか、アストリッドにつかまった時点で彼女に落とし前をつけさせたりとかいろいろやるんだけど、このゲームのスタイルで2週目だと、いろいろ試すことはあっても道を踏み外すことはないんだろうな。

 

プレイスタイル

普段はこの手のゲームは初回ステルスビルドで行くことが多かったけど、序盤でこれ1対多でステルスだと進みづらいだろうなということでピストルビルドで撃ちまくることにした。ピストルの種類が多いし、意外と遠くでも当たるので楽しい。

スキルは最初ピッキングと説得のほかピストル免許や射撃、回復、健康あたりを取って、その後エンジニアリング系を取ってRPG的に楽なプレイをしてたけど、スターボーンになった今、でっかい宇宙船乗り回してえな~って思ってパイロットスキルや宇宙船デザインスキルを取っていくべく頑張ってる。せっかく敵船に乗り込んで奪おうとしたのにこの船には乗れませんと言われたときの悔しさたるや……。

素性はRP(というか自己投影)重視。自分がとにかく新しいものを知るのが好きなので教授にして、特性は自由が好きなので自由恒星同盟、覚醒したいから覚醒者育ち、進められたので子供。子供は正直うっとおしいなと思ったけど、意外とイベント多いし、冒頭に書いた感動もあったので結果としてよかった。

拠点開発は正直あんまりうまくいかなくて、ようやく素材抽出装置がまともに動くようになってきたあたりでユニティに突っ込んでしまったのでどうしようかな。

 

現在のプレイは、前の宇宙でやってなかったクエストラインをやりつつ、地球時代の書籍を集めてアキラの本屋さんに売りに行くのが楽しいので本を探し回っている。特定の本を見つけた時にタスクに追加される「(地球の地名)にあるランドマークを見に行く」というクエストも気になってて、一通りタスクがそろった後地球をぶらぶら回るのを楽しみにしながら本棚をあさっています。

でっかい宇宙船も乗り回してみたい!

 

ストーリー部分の感想

正直序盤はクリートの研究所でテラーモーフについてのロアがあったので、テラーモーフを中心にしたストーリーが展開されるのかなと思ってた。テラーモーフを作り出した上位存在か過去の遺物みたいなのと対面することになるのかなと思ってたら、全然関係なかったので驚いた。
UCバンガードのクエストラインを進めないとテラーモーフについて解決どころかほとんど何もわからないことになるけど、探求を是とするはずのコンステレーションがテラーモーフについて完全に無関心なことには違和感すらあった。

宗教についてもちょっと物足りなかった部分がある。宇宙時代の宗教についてはどのような描かれ方をするのかかなり興味があったし、プレイ前の情報でもこういう三つの宗教があって……って書いてあったから各宗教のクエストラインがあると期待していたのに、メインクエスト終盤でちょっと絡むくらいでほとんどいてもいなくても同じじゃんってなってしまった。もっと信仰の根源を探ったり、対立したりというのが見たかった。もちろん俺が見つけていないだけでいくつか特徴的なクエストがあるのかもしれないけど。

自分は覚醒者育ちを選んだのに、ニューアトランティスに覚醒者の家があることすらクエストで訪問するまで全く知らなかった。

 

総括

とはいえ、宇宙で適当な星に降り立ってぶらぶらしたり、その辺の拠点で悪党どもを撃ち殺したり、自然や動植物を眺めながら歩き回るだけでも全然楽しい。ここには何があるんだろうって降りてみたらちゃんと働いてる人たちがいて、意外と不満ばかりでもない様子を見たり困りごとを頼まれたり、地理的特徴を見て回ったり、とにかくふらふらしてるだけで楽しいから、これだけでかなり長い間遊べると思う。

明確な不満点としては、やはり周回時に持ち越せないもののなかで、特に宇宙船が引き継げないのは寂しい。FO76のC.A.M.P.みたいに設計図で同じものが作り直せるといいな。欲を言えばアーマードコアのステッカーみたいに共有して同じものを作ったり、特定の船をベースにして改造を競ったりできると面白そうなのにな。

 

ちなみに周回については、まだ何週もしているユーザーも気づいてない制作側からの仕込みがあるか、もしくはDLCで詳しく描かれる何かがあるのでは?とほんのり期待してます。ズンパスとかどうなるんだろうね。楽しみ。

 

 

ずっと前にクリアしたアサシンクリード ヴァルハラの感想も書きたいのについついゲームを遊んでしまってかけてない。Lies of Pもプレイしたい!いろいろ楽しみが多くてうれしいものである。

そいでは