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昨年頭にDemoncrawlにドハマりして以来、ほぼ毎日プレイしているわけですが、布教したいものの何しろ日本語のないゲームなのでなかなか進めづらい。その上本作は要素が過剰にあるので説明しづらいなと思っていたところ、本作の醍醐味の一つである「マスタリ」を中心に説明すれば要素の大部分は説明できるのでは?と考えこの記事を書くことにしました。
マスタリ選択画面
初めに(注意書き)
本記事は筆者(ながぽん)のプレイフィールを中心に、Demoncrawl公式wiki の情報を適宜訳しています。 ゲーム内用語の日本語表現はながぽんの表現であり、今後日本語実装がされた場合別の訳になる場合があります。 文中に(原則)とある場合、アイテム等で例外処理が起こることがあります。
Demoncrawlはそれなりにバグが多いゲームです。バグで進行が水の泡になってもめげずにがんばりましょう。
ゲームの大筋説明は↓こちら
nagapong.hatenablog.jp
nagapong.hatenablog.jp
マスタリとは
RPG でいうところの「職業」に近いシステムで、クエス ト開始時に選ぶことでクエス ト中に特殊な能力を得ることができる。。 マスタリはTier1から3まで3つのランクに分かれており、ランクが上がれば能力が増えるほか、Tier3ではマスタリースキル(いわゆる必殺技にあたる)を習得できる。 マスタリースキルは(原則)ステージをクリアするごとに1本ずつたまっていくゲージを、マスタリごとに異なる本数貯めることで使用することができる。必要ゲージ数=保持できる上限数となり、満タンになった後にゲージを得ても無駄になってしまう点に注意。
各マスタリのアンロックは、マスタリ/Tierごとの所定の条件を満たしたうえで、ゲームトップのToken Shopにてトーク ンを消費することで可能。条件には、ステージ内で満たせるものと、条件を満たしたうえでクエス トをクリアしなければならないものがある。解放に必要なトーク ン数は共通でTierが低い順に10/20/30となる(ただし、初心者向けの位置づけとなるNoviceのみ1/2/3)。解放可能になった際には画面全体に大きく表示されるので見逃すことはないだろう。なお、上位レベルの解放条件を同時に満たしている場合、一度に解放できるところまで解放することができる。
各項目では、解除条件 が数字だけ違うという場合はまとめて/で分けて書いている。
トーク ンは序盤では入手数があまり多くなく、またトーク ンショップではレジェンダリーアイテムも解放できるため何に使うべきか悩むかもしれない。個人的にはゲームに慣れるまではSpy かFireflyがおすすめだ。ハードが解放されたあたりからそれなりにトーク ンがたまり始めるので、いろいろなプレイスタイルを試してみよう。
またかなり終盤での開放要素だが、アイテムをクラフトして持ち込めるシステムもあるので、ストーリーを一通り終えた後はマスタリに合うアイテムを持ち込んでさらに便利な冒険に挑戦することも可能だ。
Novice(新人)マスタリ:初心者向け
Tier1:獲得するスコアが半分になる。論理的にモンスターの位置を特定できない状況でミスをした時のダメージが1になる。
Tier2:スコアを300ポイント以上保持している場合、死亡時にスコアを0にして復活する。
Tier3:[コスト1]確定で空く/マークできるセルを示す。確定できるセルがない時は、その旨のメッセージが表示される。
アンロック方法:4/5/6以上の数字のセルを見つける。
文字通り、初心者向けのマスタリ。このゲームというより、マインスイーパ が初めての人向けで、ミスした時に、やむを得ないミスだったかどうかを指摘してくれる。
Tier2の能力はありがたいかもしれないが、基本的には使うことはないだろう。
Survivor(サバイバー)マスタリ:体力特化
Tier1:クエス ト開始時の最大ライフが1増える。
Tier2:ステージ終了時にライフが満タンの場合、ステージの最小ダメージ量と同じだけ最大ライフを増やす。
Tier3:[コスト3]自分の体力が減っている分だけ、モンスターのいるセルにフラグを立て、その後体力を最大まで回復する。
アンロック方法:アンロック方法:体力10/20/30以上でクエス トをクリアする。 アンロックおすすめアイテム:Book of Life*1 、Flower Fibers*2
解放条件が比較的緩めということもあり、ノーマル難易度では使いやすいマスタリ。しかし、ハードの後半になると受けるダメージが多すぎて、結局ワンミスで死ぬという状況になりがち。最大ライフは普通にプレイしていても一つかみ合えば意外と上がることもあり、中盤以降は出番が少なくなるかも。 ちなみに初期体力の基本値はノーマルで5、ハードで3。
Guardian(守護者)マスタリ:Defense特化
Tier1:Defenseを1保有 した状態でクエス トを開始する。
Tier2:ダメージ以外での体力減少が無効になる。
Tier3:[コスト4]Defenseを3得る。 アンロック方法:Defence5/10/15以上でノーマル以上の難易度のクエス トをクリア。
-Defenseについて
Defenseはその数値分ダメージを減少させてくれる、プレイヤーのステータス。ただしどれだけ数値が大きくでも、Thicker Skin*3 を所持している場合を除き、受けるダメージは1以下にはならない。
Defenseは少しでもあると命拾いできることが多く、こちらも序盤では助かる能力。しかしTier3の能力については、4ステージクリアして得られるDefenseが3では受けるダメージの上昇に見合わない。Defenseを上げるアイテムは少なくないので、あくまで補助的な効果と割り切ろう。 なお、詳しく検証したわけではないがTier2の能力は「take damage(ダメージを受ける)」と書いてある効果は防げないが、「lose life(ライフを失う)」と書いてある効果は防げると思われる。
Knight(騎士)マスタリ:装備品特化
Tier1:Simple Robe*4 を装備した状態でクエス トを開始する。
Tier2:装備品が壊れなくなる。装備品を付け替えた場合、新しい装備の耐久値に古い装備の耐久値を加算する。
Tier3:[コスト3]すべての装備の耐久値を5上昇させる。
アンロック方法:装備しているアイテムの総耐久値が20/50/100以上の状態でクエス トをクリア。
-装備品(armor)について
装備品は、その耐久値分だけ受けるダメージを減らすが、減らした分だけ耐久値がなくなり、0になると破壊される。装備部位は頭、胴、足の三か所で、ダメージを受けた場合上から順に耐久値を消費する。耐久値が減っている場合(耐久値が赤色で表示)はステージをクリアすれば初期耐久値まで回復するが、初期耐久値を超えている場合(耐久値が青色で表示)は、ステージをクリアしても耐久値を維持する。またDefenseと異なり、ダメージを0にしてくれる。 ざっくりとした傾向として、頭装備はアイテムの発見やマナの獲得などの間接的な効果を持つものが多く、胴装備は耐久値を上げる効果、足装備は一定ターンごとに発動する効果を持つものが多い。
Tier2の能力は、耐久値が0になっても破壊されず装備スロットに残り、ステージをクリアすれば初期耐久値まで回復するようになる。全体的に発揮できれば強力な効果が多いが、都合よく装備品が見つかるかどうかが問題。一番入手しやすいのはBlacksmith*5 だが、出会えるかどうかは運任せの上、装備部位も運任せ、できるアイテムも運任せ。Shopで購入する場合、強力な装備はかなり高価なため金運が問題になる。
Hunter(ハンター)マスタリ:Minion特化
Tier1:Minionを3つ所持した状態でクエス トを開始する。
Tier2:ミスすることなく60セル開くたびにMinionを獲得する。
Tier3:[コスト2]所持するMinionの数だけ、Stage Powerを減少させる。 アンロック方法:Minionを5/10/15以上所持した状態でクエス トをクリアする。
-Minionとは
Minionは消費アイテムながらパッシブアイテムとしての効果も持つ特殊なアイテムで、使用するとまだフラグのついていないモンスターのいるセルにランダムにフラグを付け、また所持しているとダメージを受けた時に自動的に使用され、ダメージを1減少させる。このゲームでは犬のイメージのようで、棒(Stick)を投げると取って戻ってきてくれたりする。また魔法アイテムのMagic Minion*6 、OmenアイテムのRabid Minion*7 など複数の種類があり、Minionを出現させる一部のアイテムではこれらの亜種が出現することがある。
Minionはランによっては過剰に余るが、狙って余るほど手に入れるのは難しい。序盤にQuest for Pets*8 やFeral Fiber*9 を早期に引くか、Wildbank*10 かBook of Husbandry*11 があればある程度安定的に所持できる。インベントリを圧迫する点には注意が必要。
Wizard(魔法使い)マスタリ:魔法アイテム特化
Tier1:クエス トの最初のShopの商品が魔法アイテムのみになる。
Tier2:魔法アイテムを使用した際、Soul*12 を獲得する。
Tier3:[コスト3]所持している一番安いマジックアイテムを、その価値の2倍を上限としてより高価値なアイテムに変化させる。
アンロック方法: Tier1/2:魔法アイテムを5/10個以上所持した状態でクエス トをクリアする。 Tier3:魔法アイテムを11個、全てフルチャージした状態で所持してクエス トをクリアする。
-Magic Item(魔法アイテム)とは
インベントリで青い背景で表示されるアイテム。 魔法アイテムはそれぞれに設定されたマナが最大のときに使用でき、使用後はリチャージが必要になる。リチャージは(原則)セルを開いたときに書かれている数字ぶん、チャージされてないアイテムにランダムに割り振られる。当然強力な魔法ほどマナが大量に必要になるほか、使いどころが限定されているアイテムが多いため、アイテムの引きが重要になる。
魔法アイテムの獲得に特化したマスタリ。Shopに並ぶアイテムの品揃えは所持コインに比例する形で変動するので、再序盤のステージの内容によってはあえてShopをスルーしてコインをためるのもあり。前述の通り、使いづらいアイテムや単体では役に立たないアイテムも多いので、ある程度ゲームに慣れている人向けのマスタリか。
Witch(魔女)マスタリ:Omenアイテムで生存率UP
Tier1:Omenアイテムの数だけダメージを低減する。
Tier2:ステージに入った時、Omenアイテムの数だけステージMODを削除する。
Tier3:[コスト2]Omenアイテムを一つ取得する。
アンロック条件:Omenアイテムを5/10/15個所持した状態でクエス トをクリアする。
-Omenアイテムとは
インベントリで赤い背景で表示されるアイテム。宝箱から11%の確率で出現する。すべてがプレイヤーにマイナス効果をもたらすもので、ほかのアイテムの効果が50%の確率で発動しなくなるというシンプルなものから「このアイテムを入手した500ターン後にゲームオーバーになる」という効果のものまで、よくもまあこれだけ思いつくものだといういやなアイテムが全部で119種類ある。
プレイヤーに不利な効果を持つOmenカテゴリのアイテムをあえて所持することによって生き抜く一風変わったマスタリ。Tier1はDefenseと違ってダメージを完全に0にしてくれる。一方でOmenのマイナス効果をなくすわけではないので、かなり運頼みなプレイングになる。特にEarthblock*13 を引くとTier2が無効化されるのでかなり厳しい戦いを強いられるだろう。 一方でOmenアイテムを狙って手に入れるのも結構大変だったりするのがつらいところだ。
Warlock(呪術師)マスタリ:Curse特化
Tier1:マスタリアイコンを右クリックすると、Blood Magic*14 を使用する。
Tier2:魔法アイテムを使用した際、ランダムなセルにCurseを付与するが、その際Objectの存在するセルが優先して選ばれる。
[コスト3]Objectの存在しないすべてのCurseがついたセルに、ランダムな魔法アイテムをスポーンする。
アンロック方法:Curseセルの効果によってObjectを10/30/100個破壊したうえでクエス トをクリアする。 アンロックおすすめアイテム:Dark Binder*15 、Shoulder Devil*16
-Curseとは
CurseはAuraの一つで、Curseが付与されたセルに生死を問わずObjectがある場合、ダメージが発生したときにそのObjectが自動的に破壊され、受けるダメージを1減らすことができる。また、Curseのセルに宝箱がある場合、中身は必ずOmenアイテムになる。
Curseのダメージ低減を利用してBlood Magicをノーリスクで使用し、マナを回して魔法アイテムを多用していくというこれも変わり種のマスタリ。魔法アイテムを入手しやすくする効果はTier3のスキルしかないので、Wizard以上にアイテムの引きが重要になるが、強力なアイテムさえ引ければかなり強気に攻めていけるだろう。魔法アイテムを集めすぎるとマナの回復が追い付かなくなるので注意。 Tier3の解放条件が厳しく、Steam実績では取得率1.6%。そもそもObjectを100個出すだけでもかなり厳しい。
Spy (スパイ)マスタリ:Glean特化←おススメ
Tier1:ステージ開始時、ランダムな10個のセルをGleanする。
Tier2:4以上のセルをChordしたとき、そのセルの周囲のセルをGleanする。
Tier3:[コスト4]Gleanされたすべてのセルの周囲のセルをGleanする。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエス トで、一つのステージで10/50/100のセルをGleanする。 アンロックおすすめアイテム:Walking Stick*17 、Lantern*18 、Fake Moustash*19
-Gleanとは
そのセルを開かない状態で、その周囲にいるモンスター(マインスイーパ でいう地雷)の数を表示する効果。通常のセルの数字と同じく周囲にいるモンスターの場所を推定するのに役立つが、そのセル自体にモンスターがいるかどうかはわからない。
-Chordとは
本家マインスイーパ にもある機能で、あるセルの周囲ので地雷の場所がフラグ済のときに、そのセルをクリックして、周りのセルを一気に開く行為。
ここまでの魔法使い系のものと打って変わって、シンプルなマスタリ。デメリットがなく、単純に盤面の情報が増える効果のため、自分の観測範囲では通常のプレイにおいて最もおすすめされているようだ。公式wikiの個別ページ では、周囲のセルでモンスターの位置が確定していないセルすべてにいったんフラグを立てておいてChordを行い情報を増やすというテクニックが紹介されている。
Barbarian(バーバリアン)マスタリ:NPC を殺して生き延びる
Tier1:Strangerと取引できるコインを持たずにNPC をクリックした場合、それを殺害する。
Tier2:Strangerが死亡したとき、Rotting Headを発動する。Rotting Headの効果が切れた時、姿が見えているモンスターは死亡する。
Tier3:[コスト3]これまでに殺害したStrangerの数だけ、Rotting Headを発動する。
アンロック方法:一つのクエス トで、5/10/30のStrangerを殺害する。 アンロックおすすめアイテム:Maniac's Mask*20 、Cudgel*21
Rotting Headの効果:消費アイテム。5秒の間、受けるダメージを低減する。その低減量は、このアイテムの残り効果時間に等しい。
これまた大きくプレイスタイルを変更するマスタリ。Strangerを殺害し、ダメージ低減を利用してモンスターがいようがいまいがセルを開きまくることになる。Tier2が解放されていれば、開いたセルにいたモンスターが全員死亡するので、モンスターをできるだけ多く出した方が戦利品がおいしい。ただしVengefulのステージMOD*22 を引くとこの戦法はほぼ使えなくなるので注意。 エンドコンテンツになるが、クリア後に解放されるヒーロートライアル(特殊ルールの日替わりクエス ト)でBagman*23 やHarbinger *24 が大量出現する日はこのマスタリが光る。
また、こちらもかなり後での開放になるが、Wiki によればDevine Rotting Headが解放されていた場合はそちらが発動する模様。効果が10+Chainの長さ秒に強化される。
Commander(指揮官)マスタリ:Familiar特化
Tier1:フラグがついたセルを右クリックすると、3コインを消費して周囲の空きセルにFamiliarを召喚する。
Tier2:Familiarが盤面のコインなどを取得したとき、特別な効果が発生する。
Tier3:[コスト2]FamiliarをInstant Familiar*25 を指定のマスに召喚し、1ターンパスする)に変換する。
アンロック方法:10/15/30のFamiliarが同時に盤面に存在する。 アンロックおすすめアイテム:Ritual Chark*26 、Pan Flute*27 、Brainwash*28 など
-Familiarとは
盤面を1ターンに1マス移動する味方キャラク ターで、移動先が開いてないセルであれば開き、アイテムがあれば回収してくれるが、モンスターには勝てないので開いたセルにモンスターがいると死んでしまう。Muscle*29 などで召喚されるものやPatron Saint*30 で従者化したStrangerは逆にモンスターを殺すことができる。
Familiarを使役して攻略するマスタリだが、基本的にはモンスターに勝てないのですぐ消えてしまう。いくら3コインとはいえクリアまで召喚し続けるのは難しい。ほかにもBurningセルを踏むと死んでしまったり、移動もあくまでランダムのため、運が悪いと空きセルをうろうろし続けるなど、正直かなり使いづらいマスタリだと思う。スキルはFamiliarをアイテム化してステージを持ち越すことができるが、今度はインベントリを圧迫することになる。正直すべてのFamiliarがStrong Familiarになるくらいでもいいと思う。
ちなみに、特殊ルールでモンスターが倒せない場合のStrong Familiarのダイアログもちゃんと用意されている。芸コマ。
なお、Wiki によればTier2の効果は以下の通り。とはいえトーク ン以下はめったに起こらないと思われる。
コイン:モンスターのいるセル1つにフラグ
ダイヤモンド:モンスターのいるセル5つにフラグ
ハート:Strong Familiarに強化
トーク ン:Familiarを新たにスポーン
アーティファクト :Max Powerを低減
エンブレム:100マナ獲得
Firefly(火炎使い)マスタリ:Burning特化←おススメ!
Tier1:Burningセルのダメージが無効になる。各ステージに、そのminimum powerと同じ数のBurningセルが配置される。
Tier2:2以上の数字を正確にChordした場合、その周囲のランダムなセルにBurningを付与する。
Tier3:[コスト3]すべてのBurningセルから、四方に向けて火炎を発射する。
アンロック方法:同時に10/20/30の火炎が放たれた状態になる
-Burningとは
Burning(炎上)とはAuraの一種で、そのセルにいる生物は死亡し、Burningセルをクリックすると火傷して体力が1減少する。Burningセルにある宝箱を開けるなどでも火傷が発生するので気を付けよう。なお、ボスモンスターはBurningセルに3ターン連続で存在した場合に死亡する。FlareはPyroなどが放つ火球で、開いてないセルかObjectに当たるとそのセルをBurningにする。
BurningのAuraを活用して戦うマスタリ。Burningセルにモンスターは存在できないので、Burning≒安全に開けるセルとなる。もともとBurningセルは触れると1ダメージ受けてしまうマイナス効果の意味合いが大きいため、OmenアイテムでもBurningに新たなデメリットを負わせるものはない。Tier2の効果はモンスターのいるセルにもBurningがつくことがある(当然そのモンスターは死ぬ)ので、かなり安定したプレイングが可能になる。 また、Tier3スキルの火炎は全ての火炎マスから4方向に射出されるため、盤面を大きく開けることができ打開力が高い。初心者にもおすすめのマスタリだ。
Snowflake (氷使い)マスタリ:Freezing特化
Tier1:ステージにFreezingセルが3つ以内の場合、セルを右クリックすることでFreezeingを付与することができる。
Tier2:Tier1の効果のセル数上限を、ステージMODの数だけ上昇させる。
Tier3:[コスト3]全てのFreezingセルを破壊し、周囲3x3 マスを爆破する。
アンロック方法:Freezingセルが15/30/50個ある状態でステージをクリアする。
-Freezingとは
Freezing(凍結)はAuraの一つで、その通りセルが凍結した状態になる。 Burningと異なり、モンスターのいるセルでも凍結する可能性があり、凍結しているセルにモンスターがいるかどうかを判別する方法はない。周囲に凍結しているセルがあると、明確にモンスターの存在が確定できる場合を除いてChordすることができない。
SnowFlake はFreezingのAuraを活用するマスタリ。Freezingセルにモンスターがいるかどうかは外から見て判別できないが、Freezingを付与したセルにモンスターがいた場合「残りモンスター数」の数字が減るので、論理的に確定できないセルを安全に判別できる。 とはいえ、Uncharted*31 などのステージMODがあると上記の判別法は使えないほか、Frozen*32 のステージモッドがあるとほぼ間違いなくTier1のセル数制限に引っかかるため、汎用性に難があるマスタリといえる。
Spark(電撃使い)マスタリ:Electric特化
Tier1:各ステージに一つ、宝箱やコインなどのあるセルにElectricが付与される。Electricセルにいるモンスターから受けるダメージを半分にする。
Tier2:Electricセルにあるアイテムなどを取得した際、縦・横列の同じ数字のセルにElectricを付与する。
Tier3:[コスト2]Electricセルに挟まれているセルすべてにElectricを付与する。そのセルにLiving Objectが存在した場合、殺害する。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエス トで、Electricセルが15/30/50個ある状態でステージをクリアする。 アンロックおすすめアイテム:Electro Pulse*33 。ただし、ステージ完了時にElectricセルがないといけないので、Electro Pulseを使用した後ターンが経過する前にクリアできる状況にする必要がある。
-Electricとは
ElectricはAuraの一つで、そのセルから発生する効果をすべて2倍にする。コインなどは2倍になり、宝箱からはアイテムが2個手に入り、モンスターから受けるダメージも2倍になる。BurningやFreezingと異なり、まだ開いていないセルがElectricになっているかどうかは外から判別できない。
Sparkマスタリはながぽんのお気に入りで、Tier1の能力だけでは恩恵を感じにくいが、Tier2の能力を使って序盤から大量のコインやアイテムを獲得することができる。ただし宝箱などが置かれているセルのどれがElectricになるかはわからないので、体力が満タンなのにハートにElectricがついていて回収できないとか、ステージ終盤までElectricセルが見つけられないなどの可能性はある。Tier3のスキルで殺したモンスターの戦利品もElectricの効果で倍になるので、こちらも大量のお金と物資を得るチャンス。スキルコストが少なくて使いやすいのも◎。
Scholar(学者)マスタリ:Status effect活用
Tier1:クエス ト開始時に、Quest of Quest*34 を使用する。
Tier2:Status effectが完了したとき、ライフを1回復し、モンスターのいるセル一つにフラグを立てる。
Tier3:[コスト5]全てのStatus Effectを完了させる。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエス トを、3/5/7個以上のStatus Effectを保持した状態でクリアする。
-Status Effectとは
画面左端に表示されるカウンターのようなもので、アイテムの効果を表す。大きく分けて「数字が0になるまで効果が続くもの」、「数字が0になった時に効果が発生するもの」があり、それぞれ「持っているだけでカウンターが発生するパッシブアイテム」と「使用することでカウンターが発生する消費アイテム」が存在する。カウンターが「-」になっているものは、次にミスするまで効果が続くものを指す。
画面左端にあるアイテムアイコンと数字が並んだものがStatus Effect
Quset系アイテムはミスを挟まず100セルを開けることで体力やDefenseの上昇、Minionなどの獲得やStrangerの召喚などの効果を発生させることができる。うまくアイテムを入手できれば(アイテム自体の効果も相まって)強力だが、Tier3のスキルは「0になるまで効果が続く」タイプのアイテムの効果がなくなってしまうことに気を付けよう。
同じくStatus effectに関するマスタリとして、Hypnotistマスタリがある。
Bubbler(泡使い)マスタリ:Bubble特化
Tier1:ステージを終える際、数字が0のセル(何も数字が書いていないセル)にある取得物をBubbleに包む。
Tier2:Bubbleを壊したとき、壊した位置のセルに書かれた数字の分だけその周囲のセルをランダムに開く。
Tier3:[コスト3]すべてのBubbleを複製する。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエス トで、Bubbleが10/20/30個以上ある状態でクエス トをクリアする。
-Bubbleとは
BubbleはOrbの一種で、生死問わずあらゆるObjectを包み画面内を浮遊する。Bubbleをクリックした際、それがObjectのないセルの上であった場合、そのセルに中身を置いて消滅する。Orbはゲーム画面とは別のレイヤーを漂う挙動をしており、盤面に関係なく画面の端で跳ね返り、ステージを出ても保持される。Bubbleの場合、その中のObjectを他のステージに持ち越すために使われることが多い。
Bubblerの能力は序盤からBubbleを生成できるため、かなり安定感の高いプレイングができるが、画面がBubbleでいっぱいになるためプレイのテンポは大幅に下がる。また、Bubbleの中のアイテムは当然割るまで回収できないので、コイン類が不足しがちになることも注意したい。Tier3の能力は、貴重なアイテムを複製する際に特に効果を発揮するだろう。
狙ったところで泡を破裂させるには、めいっぱい盤面にズームインするといい。Orbは拡大しない
大量のBubbleは画面を大きく隠してしまうため、プレイしづらくはなる
Mildew*35 と、OmenアイテムではないがThought Bubble*36 を引くとかなり苦しくなる。
Mutant(ミュータント)マスタリ:Cranker特化
Tier1:クエス ト開始時、「Brainiac」の変異を起こしたCrankerを3つスポーンする。
Tier2:ステージクリア時、全てのCrankerに変異を起こす。
Tier3:[コスト2]すべてのCrankerを破壊することなく、破壊されたときの効果を発動する。
-Crankerとは
CrankerはOrbの一つ。基本的にはお邪魔キャラで、画面内を浮遊するCrankerをクリックするとライフが1減る。Omenなどの効果で発生することが多い。
このCrankerにミューテーションを起こして、有用な効果を発揮させるのがMutantマスタリだ。ただし、「クリックしたときにライフが1減る」という効果自体は(一部の変異を除き)無効になるわけではないので気を付ける必要がある。
赤い、顔が書いてある丸い物体がCranker。クリックしないよう慎重にプレイする必要がある
Crankerに起こる変異は17種類あり、複数の変異が一つのCrankerに起きたり、同じ効果が複数発生することもある。ちょっと数が多いので説明は公式Wiki に任せるが、個別のCrankerの変異についてはインベントリを開くとCrankerが静止するので、それぞれにポインタを乗せれば詳細が表示される。Tier1の効果で発生するBrainiacは破壊時にランダムなモンスターのいるセルにフラグを立てる効果がある。
このマスタリでのプレイングとしては、最初の3つのCrankerを破裂させないようにしながら大量の変異を蓄積させ、回転の速いTier3スキルを積極的に使用して自分の能力を強化させていきつつ、ピンチの時にはCrankerを破裂させて起死回生を狙うというものになるだろう。
Detective(探偵)マスタリ:ネタでは?
Tier1:各ステージにStrangerが1人確実に出現する。Strangerを利用すると、モンスターのいるランダムなセルにフラグを立てる。なお、情報は10%の確率で間違っている……
Tier2:あるセルを正しくChordしたとき、周囲のモンスターを見える状態にする。
Tier3:見えているすべてのモンスターを盤面から排除し、そのモンスターがいたセルの数字分のコインを獲得する。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、モンスターが10/50/100体以上見えている状態でステージをクリア。
半分ネタのようなマスタリ(主観です)。このマスタリを選ぶと、Strangerに話しかけたり、ミスしたりした際にプレイヤーキャラク ターが独り言を言うようになる。
キャラク ターの独り言は探偵ものからの引用が多いらしい
Scout(偵察)マスタリ:Pathfinding特化
Tier1:Pathfindingを3%得た状態でクエス トを開始する。
TIer2:Pathfindingの上限値を10%上昇させる。ステージクリア時にUntouchableボーナスを得た時、Pathfindingを1%獲得する。
Tier3:[コスト5]Pathfinding値と同じ数のモンスターがいるセルにフラグを立てる。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度でPathfinding値を20/40/60%以上にしてクエス トをクリア。 注:通常のPathfinding値の上限は50%なので、Tier3を開放するにはTier2の能力が必須となる。
-Pathfindingとは
Pathfindingはプレイヤーのパラメータの一つで、単位は%だが確率で発動するものではない。ステージにおいて、モンスターのいないセルの数が全体の[Pathfinding値]%になった際に、残りのセルを全て確定させて(工程をスキップして)クリアできるという効果がある。 なお、Pathfindingが負の数値の場合、クリアしたステージがクリア扱いにならない(再度クリアする必要がある)可能性を表す数値になる。
論理的に確定できない部分を残しておけばPathfinding発動時に自動的に確定させてくれるので、かなり強力な効果だが、その分大きく得られる手段は少ない。Pathfindingを得られるアイテムのほとんどは、そのアイテムを失ったときにPathfindingを失う効果もあるので要注意。
Banker(銀行員)マスタリ:コイン獲得特化
Tier1:コインを15持った状態でクエス トを開始する。
Tier2:宝箱から手に入るコインが倍になる。
Tier3:[コスト5]所持コインを二倍にする。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、コインを100/200/300枚以上持った状態でクエス トをクリアする。 アンロックおすすめアイテム:Wager*37
かなりシンプルな内容のマスタリ。Shopの品ぞろえは入店時の所持コインにおおむね比例する形で変動するので、うまくいけば序盤から強力なアイテムを入手することができる。ステージでもStrangerを活用できるのでシンプルな強みがあるが、その分うまくいかないとあっさり死ぬのはお約束。Metal Detector*38 があると強いか。
小ネタ。大量のコイン(100枚~?)を持ってショップに入ると、店主が驚く。
Marksman(狙撃手)マスタリ:chainで敵を全滅させる
Tier1:各ステージで最初のセルを開いた際に、Chainが途切れなくなる。
Tier2:Chainの合計がステージの最大パワーより大きい場合、モンスターからダメージを受ける前に殺害することができる。
Tier3:[コスト2]Chainの数字と長さを倍にする。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、15/30/50Chainを達成する。 アンロックおすすめアイテム:Spring*39
-Chainとは
Chainはプレイヤーのパラメータで、同じ数字のセルを開けるかChordし続けることによって増えていく。Chainの数字(Value of chain)はChainしているセルの数字、Chainの長さ(Length of chain)は連続してクリックした回数を表し、その二つの積がChainの合計(Sum of chain)になる。例えば、2のセルを5回連続で開けた場合、2×5=10がChainの合計になる。
このマスタリ以外ではChainを気にかけることはめったにないが、このマスタリではTier2の効果を活用してChainのみを頼りにゲームを進めることになる。Tier2の能力でモンスターを殺しながら、それによって減らしたセルの数字を生かしてさらにChainを重ねていくという、突き詰めればむしろモンスターのいるセルを慎重に開けていく作業が求められるのだ。このマスタリでは、非常にゆっくりと一匹ずつモンスターを仕留めていく、まさに狙撃手のようなゲームに変貌する。公式Wiki ではgif画像を使って説明がされているのでよければ参照してほしい。
Lambarjack(木こり)マスタリ:Sawblade特化
Tier1:クエス ト開始時にSawbladeを1つ発生させる。Sawbladeを右クリックするとアクティブ/非アクティブを切り替えられる。
Tier2:Sawbladeが爆発した時、Broken Sawblade*40 を獲得する。
Tier3:[コスト3]すべてのSawbladeの耐久値を1にして、それにより減った分の耐久値とのモンスターを見える状態にする。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、Sawbladeを3/10/20個爆発させる。
-Sawbladeとは
Sawbladeはorbの一つで、丸鋸のような形をしている。Sawbladeは通り道にあるObjectを破壊しそのたびに耐久値を減らし、0になると爆発する。 ちなみにOrbはBubble、Cranker、Sawbladeの三種類しかない。
Lamberjackマスタリは同じくOrbを操るBubbler、Mutantと違ってかなり地味で使いづらい能力だと感じる。最初に出るSawbladeが一つだけなのと、破壊時に手に入るBroken Sawbladeを使っても次のSawbladeが出るまで50セルかかるのがかなり苦しいのでは……?Sawbladeを得るためのアイテムがかなり少ないのも厳しいと思う。
非アクティブなSawbladeは半透明になる。
Exorcist(悪魔祓い)マスタリ:Omenを除去して強力なバフ
Tier1:クエス トで最初に入手したOmenアイテムを破壊する。
Tier2:Omenアイテムがインベントリからなくなった際、このクエス ト中に失ったOmenアイテムの数だけSoulとDefenseを獲得する。
Tier3:[コスト4]インベントリのランダムなOmenを消去する。
アンロック方法: Tier1:Omenアイテムを持たずにクエス トをクリアする。 Tier2:Omenアイテムを持たずに難易度ハードのクエス トをクリアする。 Tier3:アイテムを持たずに難易度ハードのクエス トをクリアする。 アンロック方法おすすめ:Hungly Plantを利用する。
パッシブ効果しかないわりにかなり強力なマスタリ。Tier2の能力はOmenを失う方法に縛りがないので、Quest of Sin*41 などでも発動するうえ、Omenを失うほどどんどん効果が強力になる(5個失うと、単純に体力とDefenseが15増える)。手に入れた瞬間に強力な効果を発揮するOmenアイテムは以外にも少ないので、Omenを集める動きをしても事故りにくいのもポイント。 ただしShadowBind*42 を初手で引くと死亡が確定する。
Undertaker(葬儀屋)マスタリ:Bones 活用特化
Tier1:Bones でないアイテムを消費したとき、Bones を獲得する。
Tier2:Bones を使用したとき、対象セルをAuraのついていないセルから自由に選ぶことができる。
Tier3:[コスト2]全ての聖域化された(Sanctified)セルの周囲のセルを開き、そこにモンスターがいた場合、そのセルを聖域化する。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエス トで、10/20/30個のBones を使用する。 アンロックおすすめアイテム:Book of Necromancy*43 、Quest of Necrosis*44 、Bone Baton*45
Bones はモンスターやStrangerが死んだときに比較的高い確率でドロップする消費アイテムで、使用するとランダムなセルを聖域化し、そのセルの数字だけ体力を回復する。 なお、このアイテムのみ「使用する(use)」ではなく「埋葬する(bury)」という動詞が使われる。
そのBones を入手しやすくし、使いやすくしてくれるのがこのマスタリ。Tier3のスキルはチャージも少なく使いやすいうえ、聖域化されたセルにいるモンスターはプレイヤーが体力を回復したときに死ぬので、さらにBones を回収しやすくなる。また、聖域化されたセルにある宝箱からはOmenが出現することはないので、宝箱に使うのもあり。
Demolitionist(爆弾魔)マスタリ:爆破効果強化
Tier1:各ステージに追加のBarrelが配置される。Barrelを転がすことができるようになる。Barrelを右クリックすると、転がす方向を変更できる。
Tier2:全ての「爆発(explosion)」の効果範囲を拡大する。
Tier3:[コスト4]ステージに4つのBarrelを設置する。これらのBarrelはプレイヤーにダメージを与えない。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエス トで、100/300/800のセルを爆発させる。
-Barrelとは
Barrelはステージに出現しうるObjectで、魔法アイテムの対象にすることによって周囲の5x5のエリアにその効果を発生させることができる。また、Barrelを連続クリックすると5x5の範囲を巻き込んで爆発し、プレイヤーに1ダメージを与える。その際、周囲のObjectやAuraを消滅させる(ボスモンスターのみ爆発を回避することがある)。
Barrelと爆発を使いこなして盤面を開けていくマスタリ。基本的に盤面を更地にできる効果はそれだけで強力ではあるが、広くセルを開けることでPathfindingが発動しやすくなるのもポイントだと思う。難点を挙げるとすれば、爆発に関連するアイテムは強力かつ使いやすいものばかりだが、一方でその種類自体は少ない。爆発は宝箱もコインも消失させてしまううえ、モンスターもアイテムを落とさなくなるので、アイテムの入手経路が大きく狭まる点には注意が必要だ。Explosive Guts*46 かMortar*47 あたりが引けるとぐっと戦いやすくなるだろう。 また、Tier1の能力で転がしたBarrelが爆発した場合でもしっかり自分にダメージが入るので、利用するときは盤面にハートを確保するようにしよう。
Barrelに矢印がつき、右クリックで時計回りに方向が変わるようになる。
Protagonist(主人公)マスタリ:レジェンダリーアイテム特化
Tier1:全てのレジェンダリーアイテムがfavored(出現しやすくなる)になる。最終ステージに入った時、ランダムなレジェンダリーアイテムを獲得する。
Tier2:レジェンダリーアイテムを取得したとき、マスタリースキルのチャージを1獲得する。レジェンダリーアイテムが置き換えられるとき、レジェンダリーアイテムの所持数制限が1上がる。
Tier3:[コスト5]盤面に見えている宝箱をすべてレジェンダリーアイテムに変換する。また、このスキルがフルチャージされているとき、すべてのチャージを消費して自動的に死を免れる。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、レジェンダリーアイテムを2/3/4個所持した状態でクエス トをクリア。 注:全てのTierの開放について、Godmonge*48 が必須となる。
-レジェンダリーアイテムのとは
レジェンダリーアイテムはどれも非常に強力な代わりに、通常は一つしか持てない。宝2個目を取得した際強制的に1個目が消滅するが、宝箱から出た場合のみ(事前にレジェンダリーを引くかどうかわからないので)現在のレジェンダリーアイテムを維持するかどうか選ぶことができる。
そのレジェンダリーアイテムの収集に特化したマスタリがこれ。Tier3スキルはパッシブ効果も持つ珍しいものだが、スキルの仕様で追加のレジェンダリーアイテムを入手しマスタリチャージをためることができるので、そこまで大事にしなくてもいいと思う。死を回避する効果が発動しても、体力が1しか残らないので、そこまで起死回生の手段にはなりにくい。強そうに見えるがそんなに強くないマスタリだと個人的には思います。
Human(人間)マスタリ:モラルで効果が変わる
Tier1:moralityが中立のときにmoralityを獲得または喪失すると、その獲得または喪失量が3増える。
Tier2:moralityが正のときにmoralityを獲得すると、soulを1獲得する。moralityが負のときにmoralityを喪失すると、数字が1のセルの周囲に隠れているモンスター全てにフラグを付ける。
Tier3:[コスト1]もしmoralityが正ならば、すべてのStrangerをStrong Familiarにする。moralityが負ならば、すべての見えているモンスターをfamiliarにする。どちらの場合も、その後moralityの絶対値と同じターン数をスキップする。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、moralityの絶対値が20/50/100以上でクエス トをクリア。 アンロックおすすめアイテム:God Rays*49
-moralityとは
Moralityは文字通り道徳に関わる数値で、モンスターを倒す、レジェンダリーアイテムを取得する、セルを聖域化するなどで加算され、Omenアイテムを得る、Strangerを死なせる、アイテムやコインを盗むなどで減少する。
特筆すべきはTier3スキルチャージが1という点で、つまり最初のステージ以降毎ステージでスキルを発動することができることになる。ただしmoralityが正にしろ負にしろ、Strangerの出現は運任せ、モンスターの出現はダメージの引き換えとなるのでなかなか強力な効果は発揮しづらい。morality自体、上下する要素は偶発的なものが多く、臨機応変 に対応できるプレイングスキルが求められる。
Hypnotist(催眠術師)マスタリ:Status effect維持特化
Tier1:モンスターダメージの発生を3ターン遅らせる。
Tier2:保持している最後のStatus effectのカウントが、減る代わりに増えるようになる。
Tier3:[コスト3]全てのStatus effectのカウントを10増やす。
アンロック方法:Status effectのカウントが100/500/1000以上ある状態でクエス トをクリアする。 アンロックおすすめアイテム:Book of Faith*50
Scholorと同じくStatus effectに関連するマスタリだが、Scholorがカウンターを減らすことに特化しているのに対し、こちらはカウンターを維持することに特化している。この能力は「カウンターが0になるまで効果を発揮する効果」と「カウンターが0になった時に悪い効果が発生するアイテム」に対して有効。単純な話、Tier1の能力で発生するStatus effectを維持することができればずっとダメージを受けずに済むということになる。問題はこれを活かすアイテムが引けるかどうかだが……
Ninja(忍者)マスタリ:一体ずつ確実に仕留める
Tier1:モンスターのいるセルをクリックしたとき、周囲のすでに開いているセルごとに25%の確率でダメージを避ける。
Tier2:モンスターが暴かれたときと死んだときの効果を無効化する。
Tier3:[コスト1]これまでに発動したこのスキルの回数分、Kunai*51 を発動する。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエス トで、5/7/10ステージ連続でダメージを受けずにクリアする。
みんな大好きニンジャ。Tier3のスキルはKunaiの効果を利用して殺したモンスターの周りにいるモンスターを出現させ、そのモンスターにさらにKunaiを使う……という使い方を想定しているようだ。モンスターからのダメージを避けることに特化しており、特定の効果を持つアイテムを引かなくても効果が発揮できるのが強みだが、しょせんは運任せなのでまあまあすぐ死ぬ。安全にモンスターを表示させることができるアイテムがあれば多少は安定すると思われる。
Bookworm(本の虫)マスタリ:Bookアイテム特化
Tier1: スペシャ ルステージ*52 に入った時、Book系のアイテムを一つ獲得する。インベントリのBook系アイテムをクリックすることで、そのアイテムに関連づいたテーマのresearch subjectを獲得する。
Tier2:体力が満タンでないときにハートを取った時も、Book系のアイテムの効果が発動する。
Tier3:[コスト3]現在のresearch subjectに関連するアイテムを一つ獲得する。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度のクエス トで、Book系のアイテムの効果を10/30/100回発生させる。
Book系のアイテムとは、Book of~という名前の(原則)パッシブアイテムで、「体力が満タンのときにハートを取る」を条件として効果が発動するもの。ただし、Book of Mastary*53 とBook of maths*54 のみパッシブアイテムではない。
-Research Subjectとは
reserach subject(研究対象)とはこのマスタリ以外ではLibraryというスペシャ ルステージでのみ獲得できるパラメータで、その対象の文字が効果や名前に含まれるアイテムの出現率がアップする効果がある。
現在の研究対象はプレイヤーのアイコンにポインタを乗せると最下段に表示される
Book系アイテムの効果を引き出すことに特化したマスタリ。Shopなどに入るとランダムでBook系のアイテムが手に入るが、自分の経験した範囲では重複して入手はしない模様。このマスタリもアイテムの引きにプレイングが大きく左右されるが、カテゴリ内のアイテムを入手する手段があるだけかなりマシ。最大体力を得られる~lifeか、pathfindingを得られる~mapsを序盤に引けると(研究対象化も含め)かなり強い。これも自分の経験上、まだ~Mastaryは出たことがないが、Omenの~mathsは普通に出るので注意。 Tier3スキルは、book系アイテムではなくLibraryで得た研究対象でも発動できるうえ、そのカテゴリ内であれば高価値のアイテム含めすべて対象なので、ランダムながら期待値は高め。
Auramancer(オーラ使い)マスタリ:全てのオーラを活用
Tier1:各ステージの3つのセルがランダムなAuraを得る。Auraのマイナス効果を受けなくなる。Auraのあるセルを右クリックすると、Auraを消すことができる。
Tier2:Auraが除去されたとき、そのAuraに応じた効果が発動する。
Tier3:[コスト3]盤面にあるAuraに対し、それを除去することなくTier2の効果を発動する。このスキルを発動するたび、Tier2の効果の数値が+1される。
アンロック方法:ノーマル以上の難易度で、全種類のAuraが1/5/10以上付与されている状態でステージをクリアする。
Steamの実績獲得率がTier1で2.7%、Tier3に至っては0.5%という全マスタリ中トップの取得難度を誇るマスタリ。その分効果はすさまじく、Auraのマイナス効果を無効にするだけでもかなり強いのに、セルのAuraを解除した時にセルの数字分だけSoulやDefenseを獲得したり、Stage Powerを下げたり、Omenアイテムを消去するなど、便利な効果が目白押しだ。 特に効果を発揮するのはエンドコンテンツのEndless Multiverseモードで、本来このモードではマルチバース を移動するときに能力や持ち物などが全てリセットされるのだが、Tier3スキルの発動回数による強化は引き継がれるため、序盤から超強力なバフを得て進めることができる。
Immortal(不死者)マスタリ:revive特化
Tier1:reviveを獲得し、最大体力が1少ない状態でクエス トを開始する。
Tier2:reviveが発動した時、体力を二倍にする
Tier3:[コスト6]reviveを獲得する。
アンロック方法:reviveを2/3/4保持した状態でクエス トをクリアする。
-reviveとは
reviveは、ライフが0になったときに消費され、体力を最大まで回復する効果を持つ。
いかにも強力な能力だが、最大体力が減ると、ハードモードでは2ステージからワンミス即死が見えてくる。当然死んでしまうとreviveが失われるので、かなり慎重なプレイが求められる。reviveの特徴として、どれだけ大きなダメージを受けても体力が満タンで復活するため、体力が高かろうが低かろうがあまり関係ないというのはあるが……。 Tier3スキルも、チャージ量の兼ね合いで最高でも2度までしか使用できない。 Immortal Doll*55 がマスタリ3チャージごとにreviveを毎ステージ与えてくれることを思うと、かなりコスパ が悪いように思える。
Poisoner(毒使い)マスタリ:毒を活用
Tier1:Poison*56 を一つ所持した状態でクエス トを開始する。Poisonの効果発動時、Poison Blade*57 を発動する。
Tier2:Poisonによる体力減少が無効になる。Toxicのセルから追加のPoisonを獲得する。
Tier3:[コスト2]全てのPoisonを消費し、同じ数のSpider Fangs*58 を発動する。その後、Poisonを一つ獲得する。
アンロック条件: Tier1/2:ノーマル以上の難易度で、Poisonを5/10個所持してクエス トをクリア。 Tier3:ノーマル以上の難易度で、インベントリをPoisonで満たした状態でクリア。 アンロック方法おすすめ:クエス トボスがHeckslagというカタツ ムリのようなモンスターの場合、移動の軌跡がToxicになるので狙いやすい。
-Toxicとは
TixicセルはAuraの一つで、クリックするとPoisonを得るというだけの基本的にはデメリットしかない効果。
Poisonをためて強くなるマスタリ。Tier3のスキルを獲得するまでの能力はとにかくPoisonを多く保持するというだけの能力しかない。Tier1の能力で発動するPoison Bladeも対象を殺すためというよりは、自分がPoisonをため込むためのものだと思われる。Spider Fangsは実質的にミスを帳消しにする強力なアイテムだが、自分のアイテムの効果でダメージなくモンスターが出現した場合も発動することに注意が必要。
Ghost(幽霊)マスタリ:死んでからが本番
Tier1:プレイヤーが死亡したとき、Ectodrop*59 を発動する。
Tier2:Ghost状態でステージをクリアしたとき、ライフ1で復活する。
Tier3:[コスト4]Extoplasm*60 を発動し、復活時の体力を増加させる。
アンロック方法: Tier1:体力が1以下の状態でノーマル以上の難易度のクエス トをクリア。 Tier2/3:ノーマル以上の難易度で、Ectoplasmのカウンターが400/800以上の状態でクリア。
-Ghost状態の効果とEctodropとEctoplasmの違い
Ghost状態では、Strangerをクリックして脅かすことができる以外は、Objectに対してアクションを行う(アイテムを拾う)ことができない。また、Ectodopはごく短い間の延命にしかならないが、Ectoplasmの効果でGhost化した場合、(ゲーム中では説明されないが)Strangerをクリックすることで脅かした際、Status effectのカウンターが30増加する。また、ライフの変動効果を受けた場合、ライフの代わりにカウンターが増減値の10倍変動する。なお、EctodropとEctoplasmのカウンターは別扱い。
ステージ内で死亡しても、Ghostとして生き延びることを目的としたマスタリ。 Tier1の状態では最後のボスのギリギリで死亡したときぐらいしか役に立たないが、Tier2まで行けばとりあえず最後の運任せぐらいは生き延びられるようになる。Tier3スキルは200セルという制限が絶妙で、うまくカウンターを増やして行動時間を延ばせばどうにかクリアできるかもしれないという塩梅になっている。
Tier1:獲得XPが35%上昇する。
Tier2:まだ入手してないアイテムを見つける確率が二倍になる。
Tier3:[コスト5]1~5枚のトーク ンを獲得する。
アンロック方法:クエス トを1000/2000/3000以上のスコアでクリアする。
ゲーム内でもっとも異端なマスタリで、すべての効果がクエス ト自体に関係のない、全体の進行に関わるものとなっている。 XPはプレイヤーキャラク ターのレベルアップに関わる。といっても何か能力が上がるわけではなく、トーク ンの獲得や一部のレジェンダリーアイテムのアンロックされる程度で、急ぐメリットは個人的には感じられない。 またTier2はコーデックス、いわゆる「アイテム全書」埋めのための能力だが、こちらもコンプリートには季節限定イベントやトーク ンでアンロックするアイテムなどが必要なうえ、特にコンプリート特典などはないのでわざわざこのマスタリを選ぶ必要は感じない。 Tier3のトーク ンも、最終的にはレベルアップだけで最大6枚のトーク ンが得られることを考えると、わざわざつけようとは自分は思わない。 総じてあんまり使う必要性を感じないマスタリではある。アンロックもプレイしていればそのうち条件を満たすだろう。