ながいながぽん

ツイッターにはかけない長さのやつ用

Starfieldが発売するいま、Fallout4を楽しむ

最初に

この記事でもっとも言いたいことを最初に言います。

Xbox Series XでプレイするFallout4はロード時間が短くてめちゃくちゃ快適」

試しに動画を撮りました。ハングマンズ・アリーから激戦区のファロン・デパート前にFTして、そのあとファロン・デパートに入るシーンです。ロード優先なので死んでますが。

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体感でPS4でプレイした時の1/3以下のロード時間です。

Fallout4、やはりロードが長い(しかもプレイが進むにしたがってより重くなっていく)というところがネックだったんだけど、ロードが短いおかげでめちゃくちゃサクサクプレイできてめっちゃいいです。

 

というわけで最もいいことでした。

 

自分語りいいすか?

Fallout4、買ったのはなんとなく面白そうだから程度で、最初プレイして数時間でしケット・エクスカーベーションズで騙されて放射能をたっぷりと抱えてしまい、クソゲーやんけ!とプレイをやめてしまいました。

その後半年ぐらい経って、暇だし再開してみるかとレキシントンを注意深く乗り越え、ダイヤモンドシティに着いたあたりからどっぷり。

ヌカワールドのトロフィー「お宝から目を離すな*1」を獲得するために居住地にベルトコンベアを組んで、バスケットボールのゴールに自動でボールを落とし続ける機械を製造したのは今でもいい思い出。

 

その後何週かし、PC版も買ってMODも楽しみ、さすがにほかのゲームをしばらく遊んでたわけですが。

3年ぶりのコモンウェルズ

Starfieldを待つ7月の半ばぐらい。不意に思ってしまったんですよね。
「リバティ・プライムが人造人間を蹂躙するところが見たいな」と。

久しぶりの連邦は忘れていたことはもちろん、初めて知ることもとても多く、新鮮でした。

相変わらずいいこと言う


リバティ・プライムを起動したいのでBOSルートを進んでいくわけですが、レールロードに入らないままインスティチュートに侵入するとレールロードに入隊できなくなる*2ことも知らなかったし、BOSルートでクリア後にクエストThe Lost Patrolを進行するとパラディンブランディスをBOSに戻るよう説得した段階でパラディン・ダンスと敵対して、その場で撃ち殺してしまうことも知ら鳴りませんでした。ブランディスの断末魔が迫真過ぎることも……

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ブランディスがBOSに戻ることを決めた時に大喜びして、そのあと自分で撃ち殺して怒り出すの意味不明すぎるだろ……
しかもこのあとランサー・ケルズにブランディスは死んだと報告したのにプリドゥエンに行ったら普通に生きてて笑ったわ。

 

結局インスティチュートを壊滅させた後も、ボブルヘッドを集めたり、エディー・ウィンターを追い詰めたり、歩いているといくらでもクエストが発生するので本当に飽きない……というか歩いているだけで楽しい。

流れで拾ったサボルディの帽子を適当にキュリーにかぶせたらこんなに似合うとは思わなかった

 

なんというか、いろんなキャラがかかわる大きいストーリーの割に変に匂わせたり隠したりしてなくて、ロアをたどろうと思えばメモなりPCなりいくらでも広げられるんだけど、普通の人々が普通にしゃべってるのを聞いてるだけで違和感なくゲームの世界に没入できるのがすごくいいんだよね。その中で終末世界とミスマッチする明るさというか、みんなサッパリと生きてる感じがさわやかで、加えてプレイするたびに新しい発見がいくつもあるので、コンパニオンと歩いているだけで全然飽きないし、Pip-boyの地図を見ながら次はどこに行こうかと考えているだけで楽しい。Xbox版でもDLCを一そろい買ってしまいそうだ……。

Starfieldはアーリーアクセスを買ってもよかったが、この土日と週明けがちょっといそがしかったので通常版で6日デビューだけど、こちらの宇宙紀行もめちゃくちゃ楽しみです。

ただ前作よりは面白くなるようにしてもらいたいな

 

*1:ヌカ・ケードのトークンを10万枚集める

*2:エストRoad to freedomが失敗する

姫森ルーナのFallout4初見実況が初見実況として100点満点中1億点だということについて語る #なのらいぶ

はじめに

  • ながぽんはもともとルーナ推しなので、かなりひいき目に見てます。主観です。
  • Fo4プレイ済みの人に向けた、ネタバレに配慮していない記事です。
  • すでに24時間を超えるアーカイブを全て見られてはいないのでそこだけごめん。
  • ながぽんはFo4は全ハードで複数週プレイ済み。PS版はDLC含めてトロコンしてます。
  • 事実誤認があったらマジでごめんだけど教えてください。

 

姫森ルーナのFallout4初見実況がめちゃくちゃよいという話

www.youtube.com

 

なぜめちゃくちゃよいのか。その理由を先にまとめると、

オープンワールドを一番楽しむプレイをしている」(ように見える)

からだ。

特にゲームファン向けでない配信だと、オープンワールドと言いながらもメインストーリーに沿ったプレイを行うか、それに近い内容になりがちだ。サブクエを中心にしたプレイはある程度プレイヤーに目的がないと行き当たりばったりになるし、先の展開が分からない初見実況では盛り上がりが作りにくいからだ。
だから大抵の配信者は行けと言われたところに行き、探せと言われたものを探す。

しかしルーナは、「自分は拠点づくりを楽しみたいだけ。ストーリーを追いかける気はないし、ネタバレコメントも気にしない」と言い切って、最初の3時間ほどでクラフトを解禁すると、サンクチュアリ周辺のジャンク漁りも含めその後10時間以上もずっと拠点の世話をしていた。

その後BOSと邂逅したり、ダイヤモンドシティに着いてからは流れでメインストーリーを進めており、進行上はいちおう展開に沿った返答をしているが、あくまで拠点開発が目的で、メインストーリーを進めながらひたすらスカベンジングし、コンパニオンも含めて荷物がいっぱいになればクエストも気にせず拠点で荷物整理と入植者の世話をしている。

最新の配信(8/13)ではケロッグを倒し、グッドネイバーにたどり着き、メモリー・デンで記憶をたどっているが、ストーリーに深く関心のない彼女はいちいち考察したり、「息子はどうなっているのか」と気にしたりはしない。だからこそ見たものに素直に反応するルーナの姿は、まさに主人公たるSole Survivorのようですらある。
Fallout4では、特に過去作のプレイヤーから「主人公に目的があるため、真のオープンなゲーム体験が損なわれる」という批判がよく挙がるが、ルーナのプレイはまさにこのオープンワールドで、自由気ままに街づくりをしながら、終末世界をぶらぶらしている。それでいて、プレストンを自由博物館に置きっぱなしにするような「わかっているオタクのひねたプレイ」とは一線を画す、初見プレイでしか楽しめないプレイをしているのだ。

正直すごくうらやましい。おれは今やゲームを始める前に、どのようなスタイルでプレイして、どこと手を組んでこういうプレイをしようと考えてしまうし、ランダムイベントの発生ポイントを雇用できるNPCに会うまでうろうろしてしまうし、どう考えても胸糞悪いのにコベナントでアメリアを見殺しにしてしまう。

このゲーム体験は間違いなく一度しかできない。

しかし、ルーナの実況は最初にこのゲームに触れた時のことを思い出させてくれるように感じて、それがたまらなく嬉しい。もちろん彼女がおれの推しということもあるけど。

彼女の実況プレイの再生リストはこちら。配信時間にハマりようが見て取れるが、最近は長時間配信を予期しておにぎりまで用意している。

🍬 Fallout4 フォールアウト4 - YouTube

ぜひ見てみてほしい!

 

まあ少しオタク語りをすると、上記に加えて、ルーナはVtuberのなかでも割とちゃんとしている(婉曲的な表現)上にツッコミも上手ので、ストーリー展開にもそれなりにまともなリアクションをするのもいいところだ。ケロッグの記憶をたどっているときにコメントに「ハゲてないとかいうな」「髪の話に触れすぎだろ」とツッコんでいるあたりは思わず笑ってしまった。ストーリーにそんなに関心がないが、それでも多少はキャラクターに感情移入しているのもよいところだ。
正直このまま彼女がプレイを続けて、インスティチュートに侵入できたとき、どんなリアクションをするのか楽しみで仕方がない。

 

 

Demoncrawl解説 Aura編+サマーイベント

さすがにそろそろ書くかってなった

 

おさらい

Demoncrawalとは、マインスイーパRPG要素と大量のギミックを詰め込んでシェイクしたようなゲーム。サマーセールにはなってないんやね。

store.steampowered.com

日本語翻訳が入ってないので、要素を少しずつ解説していこうと思ったというわけ。

情報ソースはほぼ公式Wikiです。

DemonCrawl Wiki

 

その前に

7月入ったころからサマーイベントが始まっている。
具体的なパッチノートはない(例年のイベントだから?)けど、以下の要素が入っている模様。

  • のどの乾いた(Thirsty)Strangerが確率で出現
    • のどが渇いている間は取引をすることができない。
      • PyroやWaterboyのコインを使わない発射効果は発動する
    • のどが渇いたStrangerを右クリックすると水(Water)を渡すことができる。
      水を渡すとお礼にタダで能力を発動してくれる。
      また、期間中はShopに入ると店主から水を一本無料でもらえる。
  • ステージからマップに戻ったときに、夏にちなんだOmenを押し付けられることがある。
    • Skynet*1、Sunburn*2、Ripped Pants*3、Hurricane*4、Dry Spell*5、ロケット花火のやつ(名前忘れた)あたりを確認。手持ちのアイテムが消滅してしまうHurricaneが特に悪質で、コミュニティハブでキレてる人もいた。
      対策としてはインベントリを満タンにしておくのが一番確実だが手間がかかる。
  • Shopの品ぞろえに夏にちなんだアイテム枠が追加される。ビーチボールや釣竿など。
  • ステージ開始時にホタル*6がスポーンしてすぐ消える。捕まえられるが判定は厳しめ。
  • 追加の立て札(Sign)が出現。夏イベントのTipsや、日常生活のライフハックが書いてある。
  • ビーチボール*7でスコアが記録されるっぽい?面倒くさそうだからやってない……

本題

Auraとは

セルに付与される特殊な効果。今年の春にアップデートで追加されたEnchantとは別だが、明確な違いもなくわかりにくくなってる。

Auraは現時点で7種類。

 


Burning

燃えているセル。
敵味方を問わず生物が存在できない。ただしボスのみ例外で、3ターン連続でBurningセルの上にいた場合のみ死亡する。

ボスがBurningセルの上にいる際のセリフで状況が判別できる。ちょっとかわいい(下から順)

Burningセルをクリックすると、火傷によるダメージ(1)を負う。宝箱を開けたりコインを獲得するときも火傷ダメージを負うので気を付けよう。火傷ダメージはDefenceやArmorで軽減されない。
Burningセルは開く前から赤く点滅しており判別が可能。このセルにMonsterはいないので、火傷対策さえできていれば安全にセルを開くことができる。

Frozen

凍っているセル。

FrozenセルはBurningセルと違ってモンスターがいるかいないかはわからない。また、Frozenセルが周囲にあるセルはChordができない。直接的なダメージはないが、なかなか厄介。
ボスモンスターが凍った場合、確率で評決から復帰する場合がある。
なお、Frozenセルにいるモンスターは画面左上の「残りモンスター数」に含まれないので、アイテムやマスタリの効果でセルを凍らせたときに残りモンスター数が減るかどうかでそのセルにモンスターがいるかどうか判別できるというテクニックがあり、完全に2分の1の状況になったときなどに使える。個人的にはちょっと状況が限定的すぎると思うけど……。
アイテムのFrostbite*8は確実にモンスターがいるセルを凍らせる上回転もよくて便利で好きなんだけど、うっかりPrism of Chaos*9があるとめちゃくちゃ面倒くさくなるので要注意な!

Electric

帯電したセル。

割と見た目通りの効果を持つ上記二つのAuraと違い、帯電したセルは「そのセルによる効果を2回発動する」という一見電気と関係なさそうな効果を持つ。文化的に電気にそういうイメージがあるんだろうか?
具体的には、ハートやソウルは2個分、アイテムは2個手に入り、お金は2倍、Strangerは2回効果が発動し、宝箱からは2つお宝が出る*10。一方でモンスターからのダメージは2倍になる*11。ボスの効果は2回発動しないと思う(見たことない)。
ながぽんが今主に使っているのはこのElectricに特化したSparkマスタリで、「帯電したセルのアイテムを拾うと、そのセルの縦横列で同じ数字のセルを全て帯電させる」という効果と「帯電したセルに挟まれているセルを全て帯電させ、その後帯電したセル上にいる生物を全て死亡させる」というスキルでめちゃくちゃアイテムを入手できるので展開がとても楽になるのですごく楽しい。スキルチャージが2なので気軽に発動できるのも利点。

 

Ethereal

エーテル的な」みたいな感じの意味。
マジックアイテムを使うためのマナは、毎ターン開いたセルの数字の分だけたまっていくが、それに追加してEtherealがついたセルの数字分のマナが得られるようになる。

正直言ってかなり地味な効果だと思う……。
自分はマジックアイテムを中心にしたビルドを組むことがほとんどないのでほとんど活用したことがない。この効果を与えるアイテムもそんなに多くないような気がする。

Cursed

呪われたセル。
マイナス効果っぽく見えるけど、有用なセル。

このセルに生死を問わずObjectがある場合、そのObjectを生贄に受けるダメージを1減らすことができる。該当する呪われたセルが複数ある場合、右下から順に生贄になるらしい。

この効果について面白いのがWarlockマスタリで、「体力を1消耗してマナを回復するBlood Magicをいつでも使える」と、「魔法を使用した際にObjectがあるセルに呪いをかける」という二つの能力で自分の体力消費を抑えながら魔法を連発するというプレイをすることができる。まだちょっと自分のプレイングに自信がないので実際にこれでプレイしてはいないんだけど……。
このセルにある宝箱からは必ずOmenアイテムが出るのでその点だけは注意。

 

Sunctified

聖域化されたセル。

このセルにObjectがある場合、体力回復が+1される。またそのObjectがモンスターだった場合、そのモンスターはプレイヤーの回復時に死亡する。

また、このセルにある宝箱からはOmenが出ない。
なお私はCursedとの対比で、必ずLegendaryが出るんだと思いこんで宝箱を開けてがっかりするどころか、これバグでは?と思っていたことがあります。

Toxic

毒のセル。

クリックすると、OmenのPoison*12がインベントリに入る。
インベントリが満タンの場合はPoisonが地面に落ちるだけなので、ほぼノーダメ。

基本的にはただデメリットがあるだけだが、Poisonerマスタリでは毒を活用してゲームを有利に進めることができる。
とはいえ、Tier3の解放条件である「インベントリをPoisonで満タンにした状態でクエストをクリア」がかなりハードルが高いうえ、能力自体も特に強くないように思えるが……。
Poisonerマスタリを開放するためPoisonを集める場合、移動した軌跡にToxicを付与するHeckaslagというナメクジ型のボスがいるステージでクリア直前に毒を集めるのがおすすめ。

 

おわり

Auraは以上の7つがあるが、圧倒的に出現率が高いのは最初の3つ(総称してElemental Auraとも呼ばれる)。デメリットとメリットをよく把握して、ゲームを優位に進めよう。

 

ちなみに、全てのAuraが盤面にある状態でステージをクリアすると実績「This is Aurable」が解放され、Auramancerのマスタリが解放される。
その実績の取得率はなんと2%。
「全てのAuraが最低10セルずつある状態でステージをクリア」というAuramancerのTier3解放実績に至ってはなんと0.2%で、「ボスを1000体倒す」や「アイテムを全て収集する」といった根気よくやりこむタイプの実績を除けば最難関の実績となっている。Ellemental Fuel*13は必須として、かなりの試行回数が必要だと思われるが、一回トライしてみてほしい。

 

実績解放の近道はAuramancer Doll。おかげで取得できました。

 

ここまで!

 

*1:5以上のセルが出現したときにランダムなOrbを破壊

*2:100ターンごとにすべての氷Auraを取り除き、火傷ダメージを負う

*3:ミスをした時、全てのStrangerとFamiliarが逃げ出す

*4:WishPoolが出現するが作動させられず、Wishpoolのレベルが上がった際にすべてのアイテムを盤上に落とした後、盤面を四分割したうちの当該Wishpoolと同じ象限にあるアイテムを消滅させる

*5:ステージクリア後にマナを半減する

*6:5ターンごとにランダムなセルに電気を付与

*7:Strangerに投げると投げ返してくる。ラリーが出きるっぽいけどよくわかんない

*8:4以上のセルが開いたとき、ランダムに1~3体のモンスターがいるセルを凍らせる

*9:セルにAuraが付与されたとき、ランダムな別のセルにも同じAuraを付与する

*10:ただし再抽選されるので同じものが2個出るわけではない

*11:Sparkマスタリであれば逆に半分にできる

*12:60ターンごとに1ダメージ

*13:Auraを周囲のセルにまき散らす

今日のDemoncrawl COOTIESさすがにぶっ壊れが過ぎんか?

最近ちょくちょく出てきて、そのたびに強すぎてビビる魔法カードのCOOTIES。

  • 300マナ/50コインの価値
  • 対象のセルに以下のエンチャントを行う。
    • 毎ターンごとに、このセル上のあらゆるLiving Objectを殺し、ランダムな接しているセルにCOOTIESをエンチャントする。

当然ながらこの効果でエンチャントされたセルはさらに近隣のセルをエンチャントするので、早期にこの魔法を使用すれば売買ゲームで早ければ10ターン以内にすべてのセルがこの魔法で満たされる。そのころには当然モンスターも全滅するので、死なないように安全にターンを経過させていけば簡単にクリアできる。

実際の様子がこれ。

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アイテムの価値は50コインと最高ランク*1のため、高難度モードの後半ぐらいでないとなかなか手に入れられない。とはいえ、そのあたりまで行くとアイテムやステータス値にまかせて、多少モンスターを踏んでも問題ないということも珍しくないため、よほど運が悪くない限りはクリアしたも当然だ。

 

この魔法が強い理由の一つに、エンチャントに対抗する手段が現状ほとんどないことが挙げられると思う。エンチャント自体、春のアップデートで追加された新規要素で、ネガティブな効果のエンチャントをするOmenこそあるものの、エンチャント自体を無効化するようなアイテムやステージMODはない。

こちらも新しく追加されているTOTEM系のアイテムも、ぶっ壊れというほどではないがかなり強力なものだ。

各種AuraごとにTOTEMが存在し、その効果は

  • エンチャントしたセルに[特定のAura]を付与する
  • 毎ターンごとにセルの数値を1ずつ上昇させる
  • セルの数値が10を超えた際、ステージ全体を四分割したうちのこのセルが属する象限にいるモンスターを[特定のAura]の数だけ殺す。その後、セルの数字を初期化する

というものだが、使用マナが50と非常に少なく、1ステージで4~5回程度は発動が期待できる。複数設置することで効果の発動間隔も縮まり、通常のマインスイーパが非常に簡単になり、また、モンスターのドロップアイテムによるアドバンテージも非常に大きいといいことづくめである。単体でも強いが、各種属性Auraに関連づいたマスタリとかみ合ったときの効果は絶大だ。

エンチャントはまだ追加されたばかりの要素なので、今後さらに様々な効果をもたらすアイテムや、新規のマスタリなどの追加に期待したい。最近のアプデ後バグや強制終了も増えているので、そのあたりも期待したい……。

開発機のデータが消失した?らしくてイースターイベントが終わるアップデートもできてないらしいけど。

 

あと次はAuraの解説記事書くと言って忘れてたので来週あたりに書きたいなと思います。

 

*1:このゲームではコインでの価値がそのままレアリティとなっており、ステージでの出現率などに影響する

今日のDemoncrawl Exorcistマスタリで遊んでみた

今日のDemoncrawlのデイリー(Hero Trial)の内容は以下の通り。

  • ダメージを受けた時、ランダムなLegendaryアイテムを入手する。
  • Special Stageから出るとき、ランダムなOmenアイテムを入手する。
  • マインスイーパをミスした場合、ステージMODの数と同じだけスコアを得る。このほかの手段でスコアを得ることはできない。

 

Omenアイテムはプレイヤーにネガティブな効果をもたらす「呪い」のアイテムで、ものによってはかなりクリアが難しくなる。できるだけ避けて通りたいところだが、ショップをはじめとしたスペシャルステージをみすみす手放すのはもったいない……

ということで、試してみたのがExorcistマスタリ。
エクソシスト」の名の通り、呪いを解除することに主眼を置いたマスタリだ。

効果は以下の通り。

  • ティア1:クエストで最初に入手したOmenを即時失う。
  • ティア2:Omenを失うごとに、SoulとDefenceを[Omenを失った回数]ぶん上昇させる。
  • ティア3:(チャージ4)インベントリからランダムなOmenを一つ失う。

Omenを失うごとにぐんぐん体力体力と防御力が上がっていく。

ティア3のスキルはチャージが多くて発動しにくいが、ティア2の効果は当然Hungry PlantにOmenを食べさせたときや、Omenの効果でOmenが消えた時にも発動するので、意外と発動機会が多い。(とはいえ、まだ公式Wikiに掲載されてないが「このアイテムを失った際、5ダメージを受ける」というOmenアイテムもあるので、それを最初に引いてしまうと自害してしまうわけだが……)

 

ぐんぐん能力値が上がっていく

エストクリア時のステータスがこちら

途中のAlter(Omenと引き換えに強力なバフを得られるSpecial Stage)でReviveを入手し、できるだけ能力値を挙げまくった結果、Defenceはダメージを1までしか減らしてくれないが、体力も死ぬほどあり、全てのマスを適当に開けてもクリアできる状態に。(とはいえ、「ダメージを受けてから10ターンの間は、いかなるダメージを受けても即死する」というOmenアイテムもあるわけだが……)

 

というわけで地味だったけど、たまには違うマスタリで遊んでみると楽しいねシリーズでした。

この辺の能力は、ほかのアイテムを集めづらいのが難しいところね。

今日のDemoncrawl Barbarianマスタリを初プレイ

最近は新しいマスタリを開放したり、普段プレイしないマスタリで遊ぶことにはまっています!めっちゃ楽しい。

 

今日のデイリークエストが「Bagman(たかり屋)がたくさん出てくる」だったので、試しにNPCを殺害することに長けたBarbarianマスタリでプレイしてみた。

BarbarianマスタリはNPCを殺すことができ、その際に強力なバフが発動する。

Barbarianの能力は以下の通り:

  1. NPCが要求する量のコインを持たずにNPCにインタラクトした場合、殺害する。
  2. NPCが死亡したときに、Rotting Headが発動する。Rotting Headの効果が切れた時、盤面に見えているモンスターを全て殺す。
  3. マスタリースキル(3チャージ) これまでに殺したNPCの数だけ、Rotting Headを発動する。

BarbarianがNPCを殺した際に発動する「Rotting Head」というアイテムは、「5秒間、受けるダメージを軽減する。軽減するダメージ量は、この効果の残り時間に等しい」という効果を持つ。この効果は累積するため、複数のNPCを連続してキルすれば後半ステージのダメージ量でも十分耐えることができる。

そのため、普段は普通にマインスイーパを攻略し、詰まったり運任せの状況になった際にNPCをキルしてRotting Headの効果でダメージを軽減しながら外れ上等でセルを開きまくる、というBarbarianのイメージとは真逆のプレイが基本となる。

注意したいのは、コインが十分にある場合は通常通りNPCへの支払いが行われるため、ある程度残金を意識した立ち回りが求められることと、Rotting Headの効果は時間がたつごとに薄れていくためタイマーと残り体力をチェックしながらセルを開く必要があるということ。

とはいえ、モンスターのいるセルを低リスクで開くことで安定したプレイができるだけでなく、Rotting Headの効果が終わった際に出現したモンスターを全滅させるため、ドロップアイテムを回収できるという点が非常に強力で、あまり多くのモンスターを出現させられなかったとしても十分な見返りが期待できる。

実際に、今日のデイリーをクリアできたときは、クリアしたステージの数だけPathfindingを得る「Travelog」、ステージ開始時に強力なFamiliar*1を召喚する「Muscle」、Familiarが死んだ際に別の場所にFamiliarを召喚する「Zombie Paw」、Familiarの動いた軌跡に呪いを付与する「Shoulder Devil」など強力かつシナジーのあるアイテムを拾うことが結果に直結したと思う。

 

今回のデイリーのクリア時の状況。Familiarの動きが神がかってる

 

というわけで初めて触ったBarbarianが結構楽しかったので勢いでブログを書いた次第。

今回のプレイのおかげでHypnotistマスタリが上限まで解放されたほか、Steam上で実績解放率が4%というWarlockマスタリのレベル1が解放されたので、これからもいろいろな職業をやっていきたいと思います。

*1:1ターンに一マス移動しセルを開いてくれる従者。普通のFamiliarはモンスターのいるセルを開くと消滅するが、強力なFamiliarはモンスターを倒して生き残ることができる

「Pizza Tower」のラスボスがかなりファナティックで、それゆえ再プレイしたくなるという話(ネタバレ)

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「Pizza Tower」は、製作者が「ワリオランドシリーズを参考にした」と公言するアクションゲームで、ステージを超高速で走り続けるスピード感あふれるプレイと、敵を吹っ飛ばした時のフィードバック、気持ちのいいBGM、独特だが印象に残るグラフィックが特徴的だ。

とくにBGMはすごくよくて、YouTubeで検索するとギターアレンジを弾いてる人などがいるが、むしろチップチューンの原曲の方がゲームの雰囲気にとてもマッチしていて良い。サントラもDLCで販売されている。

 

ゲームは日本語が入っていないが、ストーリーにかかわる部分は一切文字がないので、操作さえわかればプレイに支障はない。

というわけでオープニングムービーがこちら。

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このムービーを見ればわかるとおり、ゲームの本筋自体は「こまけえことはいいんだよ!」という感じで、
悪のピザみたいなやつは何なのか?
なぜ主人公(ペッピーノ・スパゲッティ)のピザ屋を破壊しようとしているのか?
ピザ・タワーは誰が建てたのか?
みたいなことをいちいち聞くのは無粋というものである。

1面のボス、ペッパーマン。「なんか前の画面とキャラデザ違くない?」とか言ってはいけない

 

ステージも見たことのある騎士に変身できる洋館や、ホラーゲームに出てきそうなピザ屋、ゴルフ場、牧場、アクションゲームおなじみの氷ステージなど、当然タワーの中ではありえないステージだが、そんなことをいちいち突っ込んでいてもしょうがない。

 

で、こちらがラスボス戦である。当然ネタバレを含む。

youtu.be

 

謎の悪のピザ(ピザ・フェイス)との戦い、最初の部分はいかにもよくあるラスボスの前哨戦という感じだが、第一段階が終わってから雲行きが怪しくなる。
ピザ・フェイスの中から、本当のピザ・フェイスが出てくるのだ。
ピザ・フェイスは道化師のような動きをしており、いつもにやにやしながら塔の下から武器やアイテムを持ち上げて攻撃してくる。

これが狂気を感じるのだ。

笑いながら攻撃をしてくるピザフェイスに、不協和音やひずみの入ったBGMも相まって、強い不安を感じてしまう。

これまで、「こまけえことはいいんだよ!」の精神で深く掘り下げずにきたいろいろなおかしさが、ピザ・フェイスのどこか不安にさせる動きのせいで、「ひょっとしてあれらもこの狂気の産物なのでは……?」と考え始めてしまうのだ。

第3ラウンドは定番のボスラッシュ。

ボスも考えてみれば意味が分からなすぎる。特に最後の「Fake Peppino(にせペッピーノ)」はかなり意味不明な存在である*1

 

それに対して、もともと情緒不安定なキャラクターとして描かれているペッピーノのブチギレ咆哮からのラッシュ攻撃が気持ち良すぎる。ここまでの不安を一気に晴らしてくれるかのようだ。

BGMもまた転調し、ロックの要素が強まって大きなカタルシスを感じさせてくれる。

 

とりとめのない文章になってしまったが、このカタルシスを感じたくて何度もプレイしてしまうのであった。

*1:単体ボスでの登場時の方がより不穏だが