はじめに
- ながぽんはもともとルーナ推しなので、かなりひいき目に見てます。主観です。
- Fo4プレイ済みの人に向けた、ネタバレに配慮していない記事です。
- すでに24時間を超えるアーカイブを全て見られてはいないのでそこだけごめん。
- ながぽんはFo4は全ハードで複数週プレイ済み。PS版はDLC含めてトロコンしてます。
- 事実誤認があったらマジでごめんだけど教えてください。
姫森ルーナのFallout4初見実況がめちゃくちゃよいという話
なぜめちゃくちゃよいのか。その理由を先にまとめると、
「オープンワールドを一番楽しむプレイをしている」(ように見える)
からだ。
特にゲームファン向けでない配信だと、オープンワールドと言いながらもメインストーリーに沿ったプレイを行うか、それに近い内容になりがちだ。サブクエを中心にしたプレイはある程度プレイヤーに目的がないと行き当たりばったりになるし、先の展開が分からない初見実況では盛り上がりが作りにくいからだ。
だから大抵の配信者は行けと言われたところに行き、探せと言われたものを探す。
しかしルーナは、「自分は拠点づくりを楽しみたいだけ。ストーリーを追いかける気はないし、ネタバレコメントも気にしない」と言い切って、最初の3時間ほどでクラフトを解禁すると、サンクチュアリ周辺のジャンク漁りも含めその後10時間以上もずっと拠点の世話をしていた。
その後BOSと邂逅したり、ダイヤモンドシティに着いてからは流れでメインストーリーを進めており、進行上はいちおう展開に沿った返答をしているが、あくまで拠点開発が目的で、メインストーリーを進めながらひたすらスカベンジングし、コンパニオンも含めて荷物がいっぱいになればクエストも気にせず拠点で荷物整理と入植者の世話をしている。
最新の配信(8/13)ではケロッグを倒し、グッドネイバーにたどり着き、メモリー・デンで記憶をたどっているが、ストーリーに深く関心のない彼女はいちいち考察したり、「息子はどうなっているのか」と気にしたりはしない。だからこそ見たものに素直に反応するルーナの姿は、まさに主人公たるSole Survivorのようですらある。
Fallout4では、特に過去作のプレイヤーから「主人公に目的があるため、真のオープンなゲーム体験が損なわれる」という批判がよく挙がるが、ルーナのプレイはまさにこのオープンワールドで、自由気ままに街づくりをしながら、終末世界をぶらぶらしている。それでいて、プレストンを自由博物館に置きっぱなしにするような「わかっているオタクのひねたプレイ」とは一線を画す、初見プレイでしか楽しめないプレイをしているのだ。
正直すごくうらやましい。おれは今やゲームを始める前に、どのようなスタイルでプレイして、どこと手を組んでこういうプレイをしようと考えてしまうし、ランダムイベントの発生ポイントを雇用できるNPCに会うまでうろうろしてしまうし、どう考えても胸糞悪いのにコベナントでアメリアを見殺しにしてしまう。
このゲーム体験は間違いなく一度しかできない。
しかし、ルーナの実況は最初にこのゲームに触れた時のことを思い出させてくれるように感じて、それがたまらなく嬉しい。もちろん彼女がおれの推しということもあるけど。
彼女の実況プレイの再生リストはこちら。配信時間にハマりようが見て取れるが、最近は長時間配信を予期しておにぎりまで用意している。
ぜひ見てみてほしい!
まあ少しオタク語りをすると、上記に加えて、ルーナはVtuberのなかでも割とちゃんとしている(婉曲的な表現)上にツッコミも上手ので、ストーリー展開にもそれなりにまともなリアクションをするのもいいところだ。ケロッグの記憶をたどっているときにコメントに「ハゲてないとかいうな」「髪の話に触れすぎだろ」とツッコんでいるあたりは思わず笑ってしまった。ストーリーにそんなに関心がないが、それでも多少はキャラクターに感情移入しているのもよいところだ。
正直このまま彼女がプレイを続けて、インスティチュートに侵入できたとき、どんなリアクションをするのか楽しみで仕方がない。