ながいながぽん

ツイッターにはかけない長さのやつ用

Demoncrawl解説 NPC(Stranger)編

 

軽い気持ちではてなブックマークに記事のリンクを貼ったら引くほどアクセスがあって、まさかのホッテントリ入りまでしてしまった。

そして、もうちょい解説記事を書こうと思ってすっかり忘れてたのを思い出してしまった。

 

ちなみに最近はデイリークエストを攻略する配信をやってます。
ぶっちゃけしゃべるのヘタクソだしプレイもうまくないので見ててもそんなに面白くないと思うけど、ゲームの雰囲気はつかめると思うのでよかったら見てみてくださいという気持ち。

www.youtube.com

 

また、この春のイースターシーズンイベントの開始とともに、アップデートが入り、新しい要素「Evasion(回避)」と「Enchant」や、新しいNPCが追加されました。

もしかしたら過去の解説記事でも古くなっている情報があるかもしれないのでご容赦ください。

 

で、一応いくつか書こうと思っていたネタはあるので、少し書いていこうと思います。
今回はNPC(ゲーム内呼称:Stranger)について。

ソースはここです。

Strangers - DemonCrawl Wiki

注意書き
  • 情報はほぼ公式wikiを私が訳したものです。感想は私の感想です。
  • 名詞をうかつに日本語にすると万一もっと知りたいと思った方が検索するときに調べづらくなるので、原則として原語表記をします。日本語表記をする場合、私がなるべくイメージしやすいように表現したものにすぎません。
    これまでの記事では「マス」と書いていたのも、言語表現に倣い「セル」と書くことにします。
  • 画像もwikiから引っ張ってくるのはどうかと思ったので、自分のスクショ以外は載せていません。
  • 一部のモンスターは見た目が人間ですが、NPC扱いしません。

0:原則

  • ほとんどのNPCは、セルを開いた際に出現する可能性がある。
  • NPCが死んだ場合、プレイヤーが原因でなくてもMorality値が下がる。
  • NPCは死ぬとアイテムをドロップする場合がある。NPCの種類ごとにドロップテーブルがある。
  • それぞれのNPCには関連するパッシブアイテム*1が2種類ずつある。
    一つは持っていると必ずステージにそのNPCが出現する「medal」、もう一つは対応するNPCの使い勝手を挙げるアイテム。
  • NPCに支払う費用は個体によって固有。支払う金額ともらえるアイテムの間に相関はないっぽい(要出典)。
  • 装備によっては、インタラクトした時点で相手が死んだり、金を巻き上げるアイテムもある。

1:Nomadノマド

旅人。個体によってしてくれることが違う。

  • アイテムを売ってくれる
    具体的なアイテム名を出す場合と、カテゴリだけ出てて実際にもらえるアイテムはカテゴリ内でランダムの場合がある。
  • プレイヤーの手持ちのアイテムを買い取ってくれる
  • プレイヤーの手持ちのアイテムと別のアイテムを交換してくれる

また、Nomadにお金を払って取扱商品を変えてもらうことができるようになるアイテムがある。

NPCにマウスオーバーして待つと、アイテムの説明が画面下部に出てくるので安心。ただしたまにバグって全然違うアイテムの説明が流れる場合もある。

2:Mercenary(傭兵)

金を払うと仲間になってくれる。

毎ターンごとに1マス移動して、移動先のセルを開き、モンスターがいれば殺してくれる。そのマスにMercenaryが立つ都合上、モンスターからのドロップアイテムは出現しない模様。
雇用費用が安い(数コイン程度)ので、序盤でも使いやすいが、ランダムに1マス移動するだけなので運が悪いと延々と何もないところを歩き続ける。
なお、モンスターには負けないが燃えている(burning)セルを踏むと死ぬ。
また、例によってモンスターが死ぬ前に出現する(revealed)扱いとなるため、状況次第でマイナスの効果が発動するのにも注意。
アイテムでは、雇用前のMercenaryを右クリックすることで1コインを消費してランダムな空き地に移動してもらうことができる。

3:Hungry Plant

どういう種族なのかわからないが、いつもおなかをすかせている植物。

クリックすると、インベントリのアイテムをランダムに食べさせる。一定数食べさせると個体によってプレゼントがもらえたり、最大体力が上がったり、お金がもらえたりする。
自分の場合は主にOmen(呪い)アイテムを処理するときに使う。もちろん失いたくないアイテムもあるので、ギャンブルになる。というかいつもいいアイテムからとられていくイメージがある……。
Omenアイテムを失うたびに最大体力と防御力がどんどん伸びていく*2Exorcistマスタリなどでは、かなり有用。アイテムを捨てた時に効果が発動するアイテムも少なくないが、そのアイテム自体が消失する可能性がある。

アイテムでは、右クリックをすることでインベントリの最後尾から順に食べさせることができるようになる。

また、Hungy PlantについてはOmenアイテムもあり、過剰なほど大量に出現してしまうほか、エサやりに10コインが必要になってしまう。

 

4:Blacksmith(鍛冶屋)

お金を払って数ターン後、装備アイテムをくれる。装備アイテムの部位(頭、体、足)は個体ごとに固定。

個人的には金額が微妙に高く(20コイン弱程度)、財布と相談すると遠慮してしまいがち。頭防具は有効な状況が限られがち(印象)、足防具は使いやすい効果持ちが多いので足装備で資金に余裕があればワンチャン。

アイテムでは、提示されたコインの倍額を支払うことで即座に装備品を入手することができる。

5:Pyro(放火魔)

自分の向いている方向に毎ターン火炎を放つ。
火炎は当たったセルにモンスターがいればそれを殺したうえで、燃えている(burning)セルになる。コインなどのnon-living objectは消えず、燃えたセルの上で存在し続ける。
燃えているセルにインタラクトすると1ダメージを受けるのでプレイしづらくなるが、空いているセルが増えている分モンスター位置の推定がしやすくなる。なおこのダメージは防御値などで軽減できない。
なお、このゲームでは盤面の端を過ぎた投射物(Projectile)は反対側の端から戻ってくるので、進行方向のセルを全て開けた後最終的に火球が自分自身に当たって死ぬ。
コインを支払うことで時計回りに向きを変えることができるので、なるべく多くのセルを開けてもらうのがいいだろう。

アイテムでは、後ろにも火球を放つようになる。「グラディウス」みたい。

 

6:Waterboy(ウォーターボーイ)

毎ターン時計回りに回転しながら、向いている方向に泡を放つ。

泡はobjectに当たるとBubbleというorb*3に包まれ、画面内を浮遊する。
浮遊しているBubbleはクリックすると盤面に落とすことができる。このBubbleはステージを抜けても画面に残るので、例えば体力満タンなのでハートを泡に入れて持っていくとか、現時点で金が足りないのでNPCを次のステージに移動させたいというときに活用できる……のだが、object自体を移動させる方法はないので、狙って利用するのはかなり難しい。
Pyroと同じく、画面外へ飛んだ泡に包まれて画面をさまようことが多い。

コインを払うと1マス移動してくれる。対応アイテムがあると無料で移動してくれる。

 

7:Priest(聖職者)

お金を払うと、インベントリからOmenをランダムに一つ除去し、マイナスのMoralityを0に戻してくれる。Omenの除去とPriestへの支払いでMoralityが+されるので、確認したことはないが恐らく話しかけた段階でMorality+2になっていると思われる。

効果がはっきりしている分、ありがたい時と邪魔な時にはっきり分かれる。

アイテムがあると、全てのOmenをまとめて廃棄してくれる。

8:Bagman(たかり屋)

マイナス効果のあるNPC。出現した段階で、Stage Power(モンスターを踏んでしまったときに受けるダメージの値の範囲)を上昇させ、「元に戻してほしければ金を払え」と言ってくる。

モンスターのいるセルを踏まないように解いていけば害はないし、後半ステージではダメージが多少増えたところでどうせ即死ではあるが、ギリギリ体力や運任せでセルを開ける状況ではかなり嫌らしい。

ちなみに一度金を払った後は下手に出るような言い方に変わり、さらに金を払うとPowerを下げてくれる。

9:Elder(老師)

現在のMasteryのTier3で解放されるスキルを発動させてくれる。
現時点のスキルチャージは消費せず、まだスキルを習得していなくても発動できる。
スキル内容はElderのダイアログに表示されているので、初心者でも安心だ。
Mastaryスキルは強力なものが多いので、資金に余裕があれば使っておこう。

アイテムがあると、スキル発動の代わりにスキルチャージをためることができる。
スキルチャージは基本的にステージクリアでしか貯められないので、こちらも有用だ。

10:Gambler(ギャンブラー)

なぜか自分の命を賭けたギャンブルをしており、お金を払うとランダムな開いていないセルに移動する。移動した先にモンスターがいた場合、死亡して亡骸からお金を回収することができる。
残りのモンスターセルに応じてオッズが下がっていく都合上、プレイヤーがセルを開けるたびどんどんお金を失っていくセリフが入る。
セルを開けてくれるのはありがたいが、費用対効果にやや難があるか。

アイテムがあると、Gamblerのコインが全て消滅する代わりに1回分の値段で3回移動してくれる。これもう特攻隊だろ……。

11:Doctor(ドクター)

幾分かのお金と引き換えに体力の一部を回復してくれる。そのあと、ステージをクリアして離脱する際にさらに費用を要求される。なぜ二度払いなんだろう?

こちらもPriestと同じく必要ない時は全然必要ないんだが、必要な時に限って体力の回復量がしょっぱめでしぶしぶお金を払う……ということが多い。

なお、自分でやったことはないけど、Doctorがいる状態でApple(リンゴ。体力を1回復する)を使用すると、Doctorが全員逃げ出してしまい、利用していた場合の二回目の支払いも免れるらしい。「柿が赤くなると医者が青くなる」みたいなやつかな。

アイテムがあると、全額一括払いで体力を全回復してくれる。

12:Mage(魔法使い)

ランダムな魔法を(対象を取る場合)ランダムなセルに放つ。
一回利用した後、魔法ごとに決まったターン経過後再利用できる。

唱える魔法によって利用価値が大きく変わる。対象セルがランダムなせいでモンスターやNPCを対象に取る魔法はほぼ当たらないが、Essence of~というアイテムのような範囲内のセルの合計値を参照する魔法や、「数字の」書かれていないセルに~を召喚する魔法であれば、費用が安めなこともありくじ引き感覚で使っていける。

アイテムがあれば、20コインで魔法を買い取ることができる。

13:Scientist(科学者)

この春にアップデートで追加された新キャラ。

Scientist自身は特に何もしないが、Scientistに飛翔物が当たるとその飛翔物をワープさせる。
なかなかちょうど弾がScientistに当たることがないので、あんまりなニアkするイメージあgない。

また、お金を払うことで周囲のオブジェクトを増やしたり爆発させながら移動する。

アイテムがあると、コインを払って移動時の効果を変更できるらしい。

 

14:Scribe(書士)

ゲームが進んでいくと、アイテムのクラフト要素が解放され、クラフトしたアイテムは画面下部のHairloomスロットに置かれるが、そのスロットのアイテムを増やしたりコピーしたりしてくれる。

正直このあたりの要素あんまりうまく使いこなせてなくて、Scribeに金払ったことがないんだよね。ちゃんと使っていこうと書きながら思いました。

 

15:Guide(導師)

ハードモードクリア後に解放されるエンドレスマルチバースモードでは、各ワールドをクリア後に用意されているPortalというステージでステータスや持ち物がリセットされるが、Guideらにお金を払うことで一部のアイテムやステータスを持ち越せるようになる。

その性質上、ほかのモードやステージでは登場しない。

16:Harbringer(先駆け)

特定のステージModやアイテム、ボスの能力によってしか出現しない。

ステージを抜けるときに様々なマイナス効果を発動させてくる。他のNPCと違い、金を払った時点でステージから消える。
とくに最大体力を減らすものや、次のステージのモンスターの数を大幅に増やすものなどはダイレクトに死につながるため、最優先でお金を払いたい。
他の効果により複数体登場することが多いので、ステージクリアしてからどの効果をつぶすか優先順位をつけていくのがおすすめ。

 

 

あとは季節限定のNPCがいるんだけど、ちょっとつかれてきちゃったからこのぐらいで終わりにしようと思います。

次は効果が分かりにくい「OrbとAura」について書きたいなと思っているんだけど、この記事でもWikiを見ながら二時間半ぐらいかかったからもっとゆっくり書くかも。そうすると忘れそうだけど……

 

他にも面白そうなゲームたくさんためてるからそちらもどんどん消化していかないです。

*1:マイナス効果のあるNPCの場合は呪い(omen)アイテム

*2:「n回目のOmen喪失で、最大体力と防御力がそれぞれn上昇する」効果なので、例えば3つ捨てるだけで合計で+6ずつになる

*3:Orbについては改めて記事を書くつもりです

DemonCrawlの解説 (基本ルール)

このゲームはめちゃくちゃ面白いんだけど、読みづらいフォントの英語しかないし、チュートリアルでも簡単にしか説明してくれないので解説記事を書こうと思いました。

内容のソースはほぼ公式Wikiです。

「原則」と書いてある部分についてはアイテムやStageMODによっては変わる可能性がある部分です。

もし誤記があればご指摘ください。

ゲームはこれ↓

 

ゲームの操作と全体の流れ

ゲームの操作方法は本家のマインスイーパと同じで、

マウスの左クリック:マスを開く

マウスの右クリック:マスにフラグを立てる

の二つ。そのほかアイテムの使用などは左クリックしか使わない。escでメニューを開くぐらい。

ゲームの流れも基本的にはマインスイーパと同じで、

「地雷=モンスターのいるマスを判別しながら、モンスターのいないマスをすべて開ける」

ことでクリアになる。

マインスイーパと違うところは、
「モンスターのいるマスを開けてしまう=ゲームオーバーではない」
「場合によってはモンスターを倒すこともできる」
というところ。
間違えてモンスターのいるマスを開いた場合、以下の処理が行われる(たぶんあってるけど間違ってたら指摘してください)

1)マスを開く(Open)判定

(Open時に発動する効果)

2)モンスターが出現する(Revealed)判定

(Revealed時に発動する効果)

3)ダメージが発生する(Damage)判定

(ダメージ発生時に発動する効果)

4)体力が減少する(Life loss)効果*1

(体力減少時に発生する効果)

 

モンスターが与えるダメージは、その時点でのStage Powerの範囲内でランダムに決定される。決定したダメージから、装備を含めたDeffence値を引いた数値が最終的な体力の減少値となる(ただし、1より低くはならない)。

体力が減少した結果、ライフが残っていれば続行、なくなればゲームオーバーとなる。*2

ライフが残っている場合、モンスターは開かれたマスの場所に残る。
本家マインスイーパでは地雷が明らかになったまま続行することがないので慣れるまではわかりにくいが、発見されたモンスターも発見される前と同じくマスの数字のカウントに含まれる。フラグを立てることができないので、数字とフラグだけ見ながらマスを開くと間違えやすいので気を付けよう。

 

ボード上に現れる人やモノ(Objects)

開かれたマスには様々なものが出現する。DemonCrawlでは総称してObjectsと呼ばれる。Objectsは大きく生き物とそれ以外に分かれる。
マスにObjectがある場合、専用のアイテムがないとその下の数字が読めなくなるので注意。

生きているObject(Living Objects)

ボスモンスターはこのカテゴリに入らない模様。

  • 発見されたモンスター(Visible Monster)
    • 原則、発見されたモンスターがプレイヤーを攻撃することはない。
    • 出現するモンスターの種類はステージに依存する。
    • 特定の手段を使用してモンスターを殺した場合、アイテムをドロップすることがある。また、Morality値が上がる。
      ドロップするアイテムはモンスターの種類ごとに決まったテーブルからランダムで選ばれる。また、輝くモンスターは特別なアイテムをドロップすることがある。
  • NPC(Stranger)
    • 原則、コインを支払うと種類ごとに効果を発動する。
    • マイナスの効果を持つものもいる。
    • 殺すこともできる。種類ごとに特定のアイテムをドロップすることがある。
      また、Morality値が下がる。自分のせいでない死でも下がる。Pyroはよく勝手に死ぬので普通にプレイしてるとマイナスに寄りやすい。

物質Object(Non-Living Objects)

物質オブジェクトは回収することで置いてあったマスの数字が分かるようになる。
単純に情報量が増えるので、いらなそうでも一応拾っておくのがおすすめ。

  • ランドマーク(Landmarks)
    • 看板(Sign)、石像(Mystic Statue)、願いの泉(Wishpool)など。
      デメリットのあるものもあるが、クリックしない限り起動しない。
  • アイテム
    • 原則、自然にスポーンすることはない。
  • 宝箱(Treasure Chest)
    • 原則、確率でコインまたはアイテムが入っている。
    • 入っていたものは、ボード上に落ちるのではなく直接インベントリに入る。
      言い換えると、開けたら必ず中身を入手しなくてはならない。
    • 特殊な方法で入手する鍵がないと開けられないSpecial Chestもある。
  • コイン/トークン/ダイヤ
    • 原則、コインは1コイン、ダイヤは5コイン。
    • トークンはシステム開放用のゲーム内通貨。
  • ハート/ダークハート/ソウル
    • 原則、ハートは体力回復、ソウルは体力と体力の最大値を増加。
    • ダークハートはマイナス効果のあるハート。
    • なお、ソウルやダークハートであっても「ハートを拾った時に発動する」効果は発動する。
  • アーティファクト/エンブレム
    • 高難度クエストでしか出ないので説明は割愛。

ステージの情報


ゲーム画面の左上から下に向かってに表示される情報群。

ステージに入る前でも確認できるので、特にStageMODは確認しておこう。
MODによっては、特定のアイテムを所持しているだけでほぼ詰む*3

  1. タイム
    最初のマスを開いてからクリアが確定するまでの時間。その間であれば、ポーズをしてもインベントリを開いても時間は進行する。
    特殊なStageMODがない限りは、原則気にする必要はない。
  2. 盤面の残りモンスター数
    総モンスター数からフラグしたマスを引いた数。
    フラグを立てすぎて0より少なくなると、画面に警告が出る(ペナルティはなし)。
  3. ステージパワー
    原則、この数字の範囲内でダメージが確定する。
  4. ステージMOD
    アイコンをマウスオーバーすると説明が出る。まれにプラスの効果があるけど二割ぐらいは引いたらほぼ詰み。各MODには危険度が設定されており、危険度が高いほどそのステージではレアなアイテムが出やすくなっている。
  5. ステータス効果(Status Effects)
    アイテム、MODなどで付与された効果が順に並ぶ。数字はターン数のカウントダウンで、「カウントが0になると効果が発動する」アイテムと「カウントが0になると効果が消失する」アイテムがある。アイコンをマウスオーバーするとなんの効果か表示される。

プレイヤー情報

 

最初はそんなに意識しなくてもいい項目群だと思うけど、その分説明が少なくてわかりにくかったものがおおいです。ちなみにプレイヤーのアイコンはプレイには一切影響なく、ゲーム内で解放されていつでも変更できるコスメアイテムです。

マスタリ

プレイ中に条件を満たすとトークンショップで購入可能な要素で、一般的なRPGの職業にあたる。初心者救済用の「Novice」を除き、ゲーム内の1要素をフューチャーしたものとなっている。クエスト開始前に装備する。
より高い条件を満たすことでレベル1から3まで解放され、トークンショップでそれぞれ10,20,30トークンで解放できる。レベル3では、ステージをクリアするごとに1たまるマスタリ・チャージがフルになると使用可能な必殺技とも呼ぶべきUlitemate Abilityが発動可能になる。

解放条件は装備画面やトークンショップで確認可能。関連要素を伸ばせば得られることがおおい。

 

レベル
レベルはプレイしてると勝手にたまっていく。主にレベルアップでトークンを稼ぐ。
一部のレジェンダリーアイテムもレベルに応じて解放される。
レベル100になるとAscendによりレベルを1に戻せるようになり、レベルアップ時のトークンにボーナスが着く。

基本能力値

  • 体力(Life)
    ゼロになるとゲームオーバー。Revive(復活)があるときはハートマークが二つ重なる表示になる。
    関連マスタリはSurvivor。
  • 防御力(Deffence)
    この数値分だけ受けるダメージを軽減する。数値はキャラクターの防御力で、防具を装備している場合は盾のマークの下に+1などと表示される。
    また、防御力はマイナスの数値になることもあり、その場合は受けるダメージが増加する。とはいえそんな状態だと普通にダメージ受けても死ぬ難度になってると思う。
    関連マスタリはGuardian。
  • 所持金(Coin)
    「能力値が表示されなくなる」効果で非表示になるので、能力値扱いなんだと思う。コインはマイナスにはならない。
    関連マスタリはBanker。

詳細ステータス

左下の顔アイコンにマウスオーバーすると出てくる、あまり使わないけど覚えておくとお得なステータス。その時に発動してるものだけ出てくるので、下の画像に出てるのは一例です。

  • スコア
    特に考えなくていいです
  • Cells opened...
    ミスらずに開け続けたマス数。特に意識しなくてもいいと思う。
  • Morality
    道徳。モンスターを殺したり、レジェンダリーアイテムを入手したりすると上がり、NPCを殺したり、オーメンアイテムを入手したりすると下がる。アイテムやステージMODで参照される場合がある。
    関連マスタリはHuman。 
  • Pathfinding
    単位が%だが、確率で発動するわけではない。ステージの全体のマス数に対する残りのマス数の割合がこの数値まで少なくなると、残りのモンスターがいるマスにすべてフラグを立てて、残りのマスを開けてステージをクリアさせてくれる。
    最期の運任せをやらずに済むのでかなり重要。
    関連マスタリはScout。
  • Powerchording
    こちらは割合で発動する。
    まず前提として、マスの数字に対して、その周囲の地雷(モンスター)の位置がフラグできてる場合、その数字マスをクリックすると周りのマスを全て明かすことができる。これをChordという。
    そのChordを行った場合に、Powerchordが発動するとフラグが着いたマスにいるモンスターを即座に殺すことができる。*4
    隠れているモンスターを殺す手段はそこまで多くないので、強力な効果。
    割合で発動するようになるほか、条件付きで発動するアイテムが一部ある。
  • Chain(上記の画像には出ていません)
    上記Chordを、連続して同じ数字のマスで行った場合、Chainとして記録される。
    Chainの数字、Chainの長さ(連続ターン数)、その二つを掛け合わせたChain Sum(合計Chain)の三つが記録され、それぞれアイテムで参照される場合がある。
    Chainが敗れるとステータスから消える。
  • 開けた宝箱
  • 殺したモンスター
    一部のマスタリを入手する目安にするぐらいだと思う。
  • You are an expart of~
    一部のスペシャルステージの効果で、特定種類のアイテムが見つけやすくなる状態。

 

最後に

かなり長い文章を書いてしまったけど、ざっくりこの辺が理解できていればとりあえずノーマル難易度のクリアまでは運で何とかなるはず。

もし何かわからないことがあれば何でも聞いてください!

 

*1:ゲーム内の看板に書いてあるtipsによれば、「ダメージが発生した後体力が減少する」「ダメージと体力の減少は別のイベント」とのこと

*2:Revive(復活)がある場合は復活するし、Ectdropなどの効果で幽霊となって延命することもある。

*3:Reveal monsterの効果のアイテムとVisible monsterが悪さをするMODの組み合わせはありがち

*4:Powerchordに限らず、まだ出現していないモンスターを殺す前にモンスターが出現する処理が発生し、ステージMODや所持アイテムによってはダメージを受けて死ぬこともあるので注意

DemonCrawlにドハマりした話

「DemonCrawl」、昨年の大みそかぐらいに買ってめっちゃドハマり。

 

ゲームとしてはマインスイーパRPG要素を入れて、その他大量のギミックを入れたローグライトスタイルである。

マインスイーパの地雷をモンスターに見立て、モンスターをなるべく避けて、または積極的にモンスターを討伐しながらアイテムを拾い、ショップを利用し、その他いろいろなものをうまく使いながらステージを進んでいく。

ジャンル的にはSlay the Spireの流れにあるデッキビルディングゲームがジャンルとしては一番近いと思います!

体力制にすることによって、(少なくとも序盤は)ミスしても即死することもなく、武器や防具を含めて前900種類ものアイテムや、RPGでいう職業にあたる「マスタリ」、善悪いろいろな種類のあるNPC、ステージルールを追加するMODなど過剰なほどの要素を毎回うまい具合に活用したり対処したりしながら進んでいくのがハマっちまうんだよな~~~!!

ビルドがうまくハマればとんでもないことになる

ランダムな呪文を使う魔法使いのNPC洋ゲーの例にもれず、殺すこともできる。

 

難度ノーマルをクリアすると「まだ始まったばかり」というメッセージとともにハードが解禁され、ハードをクリアするといったんの区切りだが、ハードも後半になるとステージMODによる難度が過剰に上がっていき、最終ステージではボスキャラクターもいるので、本家マインスイーパ以上の運ゲーになる。なるが、うまくビルドがハマってクリアできたときは本当に脳汁ドバドバ出る。

これマジで面白いけど日本語訳ないしピクセル風の英語フォントが読みづらい、その上要素が多すぎて説明もゲーム中であんまりない(公式wikiはある)ので最初の一歩がハードル高いんだよな~~~~というわけで全力で布教したいと思います。

この後他の記事で詳しい用語の説明などしていきたい!

↓続きの部分に、ハードのラスボスを撃破した時最終的にどんなビルドになったのかを書いておくので、興味がある人は見てみてください。このゲームの混沌具合が少しでも伝わるといいなと思います。

続きを読む

TheMainManSWEの「鉄拳7キャラごと最強プレイヤー挙げてみた」をざっくり訳してみた #tekken7

youtu.be

 

この動画をわかる範囲で適当に訳してみた。

海外Youtuberっぽい良くも悪くも雑さがある感じなのであんまり真に受けなくてもいいと思うけどね。

順番はキャラクターセレクト画面の左上から順番です。

俺もあんまり詳しくないので、コメント等で誤りを指摘いただけたら修正します。

 

個人的にはこういうところから他のプレイヤーが俺はこう思う、いや俺はこう思うって流れができると面白いなーと思います。

日本国内プレイヤーはわりと謙遜しがちなところあると思うけど……

 

クニミツ

みんながサブキャラで使ってるから特に誰ってのは思いつかない。

韓国プレイヤーがサブで使っているイメージ。

kkokkomaかchanel……まあchanelかな?とのこと

ガンリュウ

Saint。

ザフィーナ

Ash。

ジュリア

Jongdding。

マードック

自分(メインマン)!もしくはパキスタンのthe jhon、Knee

Kneeはそもそもの人間性能がめちゃくちゃ強いけど、キャラ性能を最大限引き出しているのはJhonか。

これはKneeのブライアンとJimmyのブライアンとの比較にも通じると思う。

アンナ

韓国のFlan

ギース

Khan。ほかにはチクリン、ashがいるけど、まあ現時点ではKhan。

エリザ

Chanelか、Kirakira。でもパキスタンにもたくさん強豪エリザ使いいるっぽい。

ノクティス

CBM(CherryBerryMango)。いろんなイベントで実績がある。

レイ

コートジボワールakon。TTT2のときにKneeやJimmyを倒したこともあるとのこと。

アーマーキング

JDCRがトップ。

ニーガン

Awais Honeyがサブで使ってるぐらいしか見てない。

リロイ

bookか、Breadman。

ファーカムラム

こんなクソキャラもはや誰も使ってねーよ(とのこと。)

まあ、たぶん弦だろうね。

リディア

これも弦。Tetsuも強いけど弦にはかなわない。

マスターレイブン

Goatackか、PINYA。

ニーナ

ファリボーズ?victim of ritual?

あとアッシュか。彼はニーナがお気に入りらしいね。

DOUJINもニーナ。

吉光

eyemusican、Kanan trench

ドラグノフ

JDCR。説明は不要だろう

ファラン

yeonarang。韓国のプレイヤー。あとSpeedkicks、Kwis、Rast?

ロウ

ダブル。Gosain、Lowhigh、RIP・・・たぶんダブルが一番か。

シャヒーン

弦。Lowhighも強いが、弦にはかなわない。

豪鬼

Awais Honeyがトップだと思うが、SuperAkoumaもめちゃくちゃ強い。

韓国のkeroもつよいけど、上の二人には少し劣るか。

一八

BoaBoa Lurv?)、Chokusei

平八

個人的には大会であんまり見てないけど、歴史から考えてもJDCRだろう。

一美

ULSANかashだけど、ULSANかな。

クロエ

KaiserかJondding。前者は荒らし系、後者はキレイ系クロエ。

リリ

guraというプレイがーが数年前にKneeを倒していたらしい。でも今は鉄拳辞めたらしい?

(コメント見て)カラというフランスのプレイヤーが強いらしい

ラース

Doujin、IMGmob、ストローグ?、ラーソンスティー

この中だとDoujinかな。

シャオユウ

Cuddle Core、Sodam。カドルのほうが上かな。

ジャック

Anakin。

リー

FightingGM、Imyourfather。FightingGMのほうが上かも。

クマ、パンダ

Rangchu。ほかにいないしね。

ミゲル

SelphibackかLowtierGod

ボブ

Ulsan

ブライアン

Jimmy。直対したらKneeが勝つと思うけど、あれは人間性能って感じだし……

キング

Lilmajin。pumaがその次

ティー

Knee、Hiramalik。

ポール

これこそKnee。Joey FuryやKkokkoma、パキスタンのプレイヤーもいると思うけど、これについてはKnee

ジョシー

わからない。(コメントを見て)Porkchop?Kagemaruって誰だ?

カタリーナ

使い手を知らない。Girlanda、Spagぐらい?

CBM、チクリン、Sora、Atif butt、Danielmado、Book……強豪仁使いが多くて難しいが、実績を加味するとおそらくBookになるのではないか。

デビル仁

Qudansがトップだと思うが、ここ数年の実績でいうとKnee

クラウディオ

Shadow20z。

ギガース

スウェーデンの強豪(らしい)Emperor。Detouringも。

飛鳥

Fergus、Dimeback。個人的にはFergus。

アリサ

カドルコア。シャネルより上だと思う。

レオ

ザーナシーク?パキスタンのプレイヤー。

フェン

knee。今はたくさんのプレイヤーがフェンをサブにしてるが、Kneeには勝てない。Kaiperも強いけど、Knee

エディ

Jongdding。個人的には最弱キャラだと思うけど。

 

動画のめぼしいコメント抜粋

>AOが最強クニミツだとおもう。動きが最適化されている。

 

>Jimmyのブライアンがまた見たい。

 

>みきおはジュリアトップだと思う。個人的に日本国内トップ5に入る実力だと思う

 

>ギガースについては用心BOYにも触れるべきだと思う。彼のギガースを見るのが好きだ。

 

ドラグノフトップはノビだろ。No1スティーブはHeeraだと思うけど、日本のたいせい(たいせい92年式)も注目に値するとおもう。

 

>世界大会でプレイしてる人を中心に紹介してるんだと思うけど、Ahsan Aliのレイはめちゃくちゃ強いよ。

 

>Yeonarangもトップだと思うけど、Asellasのファランもめちゃくちゃ強かったよ。残念ながら鉄拳辞めちゃったみたいだけど。

 

>AKはシャヒーンのトッププレイヤーに入ると思う。

 

>「Kneeを倒したことがある」がトッププレイヤーの条件になっててすき

 

>ミゲルはGlaciatingが強い。プレッシャーをかけるのがうまい

 

>ペコスのギースも強いよ。正直そんなに実績があるわけじゃないかもしれないけど、ずっとギースで上位を戦い続けてるし、先週の日本のDojoでは優勝した。

 

>ロウの最強プレイヤーはMalguだと思うけど、それ以外はおおむね同意

 

>レイブンにはティッシュもんもいれたげて。

 

Knee入れると全部Kneeで良くないってなる。彼ぬきで議論するべきだ。

 

 

真・女神転生5 感想

思ったよりボリュームなかった。いやまあまあある方だと思うけど、かなりあっさりと終わっちゃったな。

・バトルシステム

  • 専用スキルはアニメーション凝ってて良かった。
  • 戦闘システムがシンプルになった。眼光や即死がなくなって死ににくくなった。また補助スキルがターンで効果が切れるのと、消費MPが大きいので頼りにくくなった。
  • 回復スキルも消費MPが多いうえ、MP回復アイテムが希少なのでリカバリーがしづらくなった。
  • 中ボスクラスまでは全体的に状態異常が有効だが、後半に行くにつれ状態異常付与アイテムが余り、かつすべてのアイテムが全体対象なので、付与スキルは死にがち。毒の液だけめちゃくちゃ有能な印象。

→そもそもダメージのレベル差補正がキツい中で、回復も補助も燃費が悪く、また終盤ほど貫通スキルが当たり前になるので「レベルを上げて殴る」が正解になりがち。弱点攻めるより万能スキルで脳死で殴ったほうが強い……

ナホビノのスキルも色々あるけど、普通にクリアを目指すと属性に振る必要がほとんどない。

 

レベルも格上の悪魔を倒せば経験値大量に入るけど、強い雑魚敵が出なくなる終盤で全然レベル揚げられなくなる。レベルを上げられる福音書はちょくちょくもらえるし、福音書落とすクシミタマのスポーン場所を覚えればなんとかなるんだろうけどめんどいんでDLC買いました。

 

 

ここからネタバレあり。

クリア時点で50時間ぐらいのプレイ。

 

 

 

・バトル

エナジードレイン強すぎんか?

 

・ストーリー

  • あっさり……
  • 座を破壊するルートでクリアしました。
  • 魔王城までは前半だとは思ってたけど、そのあと台東区で終わりになるとは思わんかった……
  • 過去の東京タワーで出てきたルシファーは出てこないの……?

→ネタバレ漁ってたら他のルートではラスボスとして出てくるらしい。しかし座を破壊するルートでは出てこないのはなんでなんだ?ルシファーは座を破壊したかったんだろうか?その可能性はあるけど、ではそれが語られるべきでは……?これも他ルートではあるのかもしれないけど。

僧侶のおじさんがルシファーなのかな?とも思ったけど、そうすると座を破壊するルートでわりとがっかりしてたのが違和感あるよなあ…、

  • 真3みたいに最後にカグツチ的なやつが出てくると思ってたのに……(他ルートで出てくるのかもしれんけど……)最後に座を壊したくば拙僧を倒せ……!みたいなのあるのかなあ……?
  • 台東区クリア後、オーディンやゼウスたちがナホビノになって再戦する流れだと思ってた……
  • 主人公が天使ルート行ったらアブディエルさんは堕天し損なのでは……?
  • 生命の種子は聖母マリア関係なのかな……?

 

  • アブディエルさんはえっちだと思います。でもジョカのほうがえっち。

 

 

てか、俺が3つの鍵を集めてメタトロン倒して至高天への扉を開いたのにあとから来てお先に失礼してくみなさんなんなの……??

 

Rhythm Doctorはめちゃくちゃ良いリズムゲー

最近パソコンを会社におきっぱにしてたからまたほったらかしにしてたわ

面白いゲームはたくさんあるしやりたいゲームも大量にあってパンクしそうなんだけどね……

 

んでリズムドクターなんだけど

ゲームに使うボタンはスペースキーだけのリズムゲームです。

メニュー画面で矢印キーを使ったりとか、ポーズにescキーを使ったりはするけど、

メインプレイで使うキーはスペースキーだけです。

ゲームのルールはいくつかあって、「リズム天国」みたいなチュートリアルが都度入ります。

日本語には対応していないけど、なんとなくわかるので大丈夫。

 

最初は画面に表示されるリズムに従って

「七拍目でスペースキー」を押すだけ。

なんだけど、曲と演出が良くてすごく楽しめてる。

↓自分のプレイ

youtu.be

 

その次は「直前に出るGet,Setのリズムでスペースキーを押す」

その次はスペースキーのホールド。

一応操作方法はこのみっつだけなんだけど、まだアーリーアクセスなので新しいステージが追加されるかも。

 

各ステージごとに演出は本当に凝っていて、言葉が分からなくても雰囲気で楽しめる。

その中でも一番良かったのは2面のボスステージ。

バリスタとラッパーの二人のステージなんだけど、フルスクリーンがいきなり解除されたと思ったら……↓

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リズムゲームの始まりがどのタイトルになるのかは自分はよく知らないけど、「リズム天国」とかでも「リズムに乗っていれば画面が見えていなくてもプレイできる楽しさ」をうまく表現してるなといつも感心するんだけど、このリズム・ドクターのステージではその要素が特に上手に表現されていると思います。

 

クリア後はMuse Dashとのコラボステージやいくつかの新ステージが登場。

 

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シンプルなゲームなんだけど、何度もやってしまうんだよなーということで、発売から少し経ってるんだけどブログに残しておきます。

 

もうちょっとしっかり描きたいなと思いつつ。

龍が如く7が期待をはるかに超えて面白かった話(ネタバレあり)

Xbox Series Xを買って、ちょうどのタイミングでゲームパス入りしたのでやってみたんだけど。

 

めちゃくちゃ面白かったね。
40過ぎのおっさんたちが自分の信じる道をのし上がっていくっていう、ある種のジュブナイル的なストーリー、伝統的なJRPGへの強いリスペクト、きれいで広いマップ、多彩なサブストーリーなど、かなりの部分で期待を超えた作品でした。

 

まず画像がきれい(これは次世代機というのもあるけど)。

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普段画質に無頓着なながぽんもこれにはびっくり

特に表現が細かくてびっくりしたのが、この画像のシーン↓。

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ネタバレに配慮して切り抜き

この人は直前まで口にガムテープを貼られてて、べりっと剥がされて尋問されているんだけど、口の周りにガムテープの跡が残っているのが分かります?ムービーとはいえ、普通に画面を見て気づくレベルでかつ過剰ではない感じで色が変わってるのすごい凝ってるなーと思いました。
こういうのに気づくとほかのシーンもディティールが細かいように見えてくるね。

 

他にもともすれば過剰にすら思えるミニゲームの盛り上げや、デリバリーヘルプ(いわゆる召喚獣に相当する大技)の演出など、とにかくすごいお金をかけてるなと思った。

 

ストーリーは各キャラクターの行動規範をわかりやすく表現するエピソードがすんなりと入ってくるので、感情移入しやすい。ドラクエを強く意識している春日一番はむしろドラクエらしくない「自我のある主人公」なんだけど、考え方がまっすぐでシンプルな分行動に無理がないのと、勧善懲悪的なスカッとする展開が多くてプレイしている自分と乖離が少ない。

正直俺は過去シリーズはあんまりやってない(極、極2だけクリア済)んだけど、思うに桐生一真は1作目でキャラ付けができすぎてその後もなかなかはっちゃけられなくなっちゃったんじゃないかな。だからこそサブイベントやミニゲームでのはっちゃけっぷりがウケたんだと思うけど、春日一番は最初から前向きで仲間思い。

あとあんまりヤクザとか任侠要素はあんまり好きじゃないので、その色が薄かったのも良かった。ヤクザが冒険者ギルドみたいな感じで、ダイの大冒険の例を出すまでもなく悪質な冒険者もたくさんいるよねという感覚。現代社会で勇者のような存在を表現するとそうなるだろうなと思うし、それに違和感が(比較的)ないのもよい。

これまでのシリーズのサブイベントではよくわからんがとにかく喧嘩に勝てばOK!っていうパターンが多くて後半だるくなってたけど、今作ではきっちり話聞いたり、少しずつ仲を深めていくようなものが多くて、気づけばほとんどのサブクエをクリアしていた。ペルソナっぽい仲間との絆クエストも興味深く楽しめたので、仲間との絆を上げていくのも楽しかったし、絆が上がるい宴会トークやパーティーチャットも面白かった。

ただミニゲームは一つ一つのボリュームが大きすぎて全部やる気にはならなかったけどね……

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映画鑑賞のミニゲームもめちゃくちゃ凝ってて面白かったけどさすがに多い……

ここから唐突にネタバレを仕込み始めます

 

 

 

 

 

 

 

 

一番心に響いたのは再序盤でナンバが一番に説く「勇者なんて生き様だろ」という考え方で、いつでもだれでも勇者になれる、というのは今の時代において勇気づけられる人も多いのではないか。その次がラスボス戦で一番が訴えた「これからは権力を守るたびに他人を切り捨て続ける人生だ」というのも、今の社会に強く刺さる言葉だと思った。

 

とはいえストーリーに不満がないわけでもなくて、特に終盤で明かされた荒川真斗と春日一番の取り違えについては完全に蛇足だと思ってて、沢城の行動原理を説明したかったんだろうけど、エンディングで一番が言った通り「本当の親が誰かなんてどうでもいい」し、荒川真斗にとってもそうだったと思う。正直ここでかなり気持ちが離れてしまってここから攻略サイトなどを見始めてネタバレも食らうんだけど、石尾田を倒してから神室町で青木僚と対面するあたりの展開はかなり熱かった。ネタバレを食らった中で一番もったいないことをしたなと思ったのがラストの真斗が久米に刺されるシーン。これ知らずに見たらかなり衝撃だっただろうね。刑務所で再開する沢城と真斗みたいなのも見たかったという人は多いだろう。
あと堀之内警視総監との決着もラスボス前に終わると思ってた(これはネタバレ踏んでなかった)ので、スタッフロールの間どうなったんだろうって思ってた。

 

そのほか細かいところで、不満というよりは願望なんだけど、ミツは近江連合解散後に仲間になってほしかったな~。やっぱり堂島たちの手伝いをしてるんだろうか。あとやっぱり蒼天掘と神室町にもサブクエが欲しかった。特にネットワークビジネスに騙されてるっぽいスナックのママなんかは絶対サブクエストあると思ったんだけどな~。

 

難度は相当無理をしない限りはそこまで高くなくて、めったに全滅することはないんだけど、過去キャラが出てくるボス戦だけ以上に難しいのがバランス的にめんどくさかったかな。レベル上げもあんまりしやすくない仕組みだし、装備の強化にもかなりの金額が必要なので、めんどくさかった。バトルもまあしょうがないと思うけど壁に引っかかったり、いちいち敵まで走って行って攻撃した後もどってきたり、攻撃が仲間に当たったり、ちょいちょい不満点はあるけど、ジョブチェンジ含めて全体的には好印象。ジョブ専用スキルを他のジョブで使う部分でカスタマイズ性があるとよかったかな。

 

総合的にはめちゃくちゃ面白かった!次回作でさらにブラッシュアップされるといいなと期待しきり。