ながいながぽん

ツイッターにはかけない長さのやつ用

怒られることと仕事上の不安について。

ようやく仕事に就くことができた。正直前職より収入もかなりよいし、以前より会社員向きではないと言われていた俺に合ってる社風と仕事内容。もちろんそれらを抜きにしてもやっと得られた仕事、できる限り長めに務めたい。

内容としてはこれまで趣味的にやってきたことの延長線上ということで、趣味ではなくビジネスであるという観点ではいろいろ学ばなくてはならないものの、基本的にはある程度の素養がある(だから雇われたということでもある)。まだ慣れないことは多く、たくさんの人と一度に知り合うので戸惑う部分もあるが、それは時間が解決してくれるもの。のんびりと構えていきたい。

 

というところなのだが。

どうにも強い不安がある。不安の対象はなく、ただ不安。一体何を自分が恐れているのかわからない。怯えていると言ってもいい。

もう一つ。怒られるのが怖い。もちろんいい年して相手が本当に自分を憎んでいるなんて(実際には起こりうることだが)思うわけがないし、それからずっと怒ったままというのは考えにくいことだ。業務上のやり取りの話であって、人格批判とかましてや存在の否定などではありえない。頭ではわかっている、わかっているけども怖い。もっと言えば、その人の怒りの対象が自分でなくても怖い。誰かが誰かに怒っている、それすら怖い。

 

自分の考えていることをかんがえるのは難しいので一度こうして書き起こしているのだけど、怖いのに理由や原因がないので解決の方法が見えない。なにしろ怖がる必要がないことはよくわかっている。まあ、ジェットコースターを落ちるはずがないのだから怖がるべきではないと言っても怖いということがあるし、傍から見てても怖いと思うこともあるから、一概におかしいということではないのかもしれないが、社会生活に影響をきたすのはよろしくない。

 

その原因は、最初の会社で、毎度毎度睨みつけながら声を荒げる上司、毎日のように携帯を鳴らしては30分ほども文句を言い続ける取引先、自分の都合を強いる上司、仕事を押し付けながら残業をするなと言い残し帰る上司、彼らにあるのではないか。あの頃は辛かった。会社に行く足取りが重く……比喩表現ではなく、実際に出勤時に歩幅が維持できなくなっていた……30分おきに休憩室でうなだれ、夜は馴染みのバーでもっと強い酒をせがんだ。我ながら漫画みたいな話だ。もちろんつらい人生アピールをしたいわけではないし、これが原因かどうかはわからない。でもこれが原因であってほしい。文字に記録して過去のことにしていきたい。まだ一週間くらいしか働いてないけど、頑張って働いて行きたいし、頑張らなくても働いていけるようになりたい。先に希望がある人生でなくても、今を恐れることなくちゃんと過ごしたい。なにしろどうやら能力はあるっぽいので。少なくとも暮らしぶりは無職の頃より格段に良くなるはずなのに、気持ちが沈んでしまってはしょうがない。

 

というわけで書いたら随分気持ちが楽になりました。明日までも保つかどうかわからないけど、とりあえず今はこれでおっけー。