ながいながぽん

ツイッターにはかけない長さのやつ用

完全にブログ放置してたけどフォールアウト76始めました

PCとPS4版両方買っちゃいました

過去の記事でも書いてるけど、ゲームの友達作るのホント苦手でちょっとどうしたらわからないんだけど

今これくらいしか楽しみないんで頑張りたいと思います。

時間も不定期になりそうですがどうにか!!

 

ちなみにシリーズは4を6週くらいして、NVはでかいカジノに着いたあたりで飽きました!って感じのにわかではありますが!!

遊んでくれる人!!

 

PS4IDはnagapong

PC IDもnagapong

です!

こんな感じでいいかわかんないですけどよろしく!

我が青春のゲーム「ゴルゴ13 奇跡の弾道」

最近昔のアーケードシーンに思いを馳せる事が多いので勢いで書く。

この記事に関して俺がちゃんと使える画像とかはないので各自ググるなり何なりしてほしい。

公式サイトはこちら

 

さて。ゴルゴをテーマにしたシューティングゲーム

ググってもらえれば分かる通り、スナイピングを楽しめる筐体のゲームだ。本体に多少動かせるスナイパーライフルが備え付けられていて、スコープの手前にセンサーか何かが着いていてスコープを覗き込むとズームがかかる仕様になっている。

このゲームの面白さは、

  • 基本的に銃弾は一発しか打てない
  • 時間制限がある
  • ステージによっては狙撃のタイミングが一瞬しかなく、時間制限や残弾に関係なく詰みとなるシーンがままある

最後の点については「独房という名の密室」ステージがわかりやすい。独房に収監されているターゲットを狙撃するというミッションだが、扉が2枚あり、両方とも開いているタイミングで奥側の扉の狭い格子からターゲットを狙撃する必要がある。

このゲームはそこまでのステージのスコア(主にクリアタイム)によって次のステージの難易度が変わり、通常であれば2回両方の扉が開くので一回目で狙いを合わせて二回目で撃つという戦略が取れるが、ここまでサクサク進めていると一度しか両方の扉が開くチャンスがない。それを逃すとタイムオーバー確定となるので、かなりの緊張感がある。

また、各ステージの時間制限は最長でも十秒ほど。短いかと思いきや、これが思いの外長い。先述の通り狙撃のタイミングが限定されることも多く、残り1秒2秒での狙撃も珍しくないが、残り5秒からかなり煽るような警戒音が鳴るので「ギリギリまで集中を切らさずチャンスを待つ」といういかにもゴルゴらしいシチュエーションを体験できる。(ゴルゴは原作で狙撃のチャンスを待ちながら数時間も同じ姿勢で待ち続け、ムカデが顔を這っても姿勢を崩さないなど超人的な体力、持久力、集中力と判断力を持っている)

このような厳しい制限を持ちながらも強い快感を感じられるのが、絶妙なエイム補正だ。これについては全く検証したものではなく、個人的な経験則であることをまず理解願いたいが、ある程度筐体メンテがされていて、ちゃんと狙っていれば、多少ずれててもしっかりと当たってくれる。また、人を狙撃するステージでは眉間でなく心臓を撃ち抜いてもクリアとなる(ただしスコアには影響する)。

しかもステージが「ダイヤモンドの唯一の特異点を狙い砕く」「階段を登る女優のヒールを撃ち転ばせる」など、およそこの世の誰にもできないようなものだからこそ、撃ち抜いたときの開放感、カタルシスは筆舌に尽くしがたい。

制限による緊張、そこからの開放は本当に気持ちが良い。現在では稼動店舗も数えるほどしかないかも知れないが、ぜひ一度体験してほしいと思う。間違いなく、ながぽんのゲーム人生に大きな影響を与えた作品である。

怒られることと仕事上の不安について。

ようやく仕事に就くことができた。正直前職より収入もかなりよいし、以前より会社員向きではないと言われていた俺に合ってる社風と仕事内容。もちろんそれらを抜きにしてもやっと得られた仕事、できる限り長めに務めたい。

内容としてはこれまで趣味的にやってきたことの延長線上ということで、趣味ではなくビジネスであるという観点ではいろいろ学ばなくてはならないものの、基本的にはある程度の素養がある(だから雇われたということでもある)。まだ慣れないことは多く、たくさんの人と一度に知り合うので戸惑う部分もあるが、それは時間が解決してくれるもの。のんびりと構えていきたい。

 

というところなのだが。

どうにも強い不安がある。不安の対象はなく、ただ不安。一体何を自分が恐れているのかわからない。怯えていると言ってもいい。

もう一つ。怒られるのが怖い。もちろんいい年して相手が本当に自分を憎んでいるなんて(実際には起こりうることだが)思うわけがないし、それからずっと怒ったままというのは考えにくいことだ。業務上のやり取りの話であって、人格批判とかましてや存在の否定などではありえない。頭ではわかっている、わかっているけども怖い。もっと言えば、その人の怒りの対象が自分でなくても怖い。誰かが誰かに怒っている、それすら怖い。

 

自分の考えていることをかんがえるのは難しいので一度こうして書き起こしているのだけど、怖いのに理由や原因がないので解決の方法が見えない。なにしろ怖がる必要がないことはよくわかっている。まあ、ジェットコースターを落ちるはずがないのだから怖がるべきではないと言っても怖いということがあるし、傍から見てても怖いと思うこともあるから、一概におかしいということではないのかもしれないが、社会生活に影響をきたすのはよろしくない。

 

その原因は、最初の会社で、毎度毎度睨みつけながら声を荒げる上司、毎日のように携帯を鳴らしては30分ほども文句を言い続ける取引先、自分の都合を強いる上司、仕事を押し付けながら残業をするなと言い残し帰る上司、彼らにあるのではないか。あの頃は辛かった。会社に行く足取りが重く……比喩表現ではなく、実際に出勤時に歩幅が維持できなくなっていた……30分おきに休憩室でうなだれ、夜は馴染みのバーでもっと強い酒をせがんだ。我ながら漫画みたいな話だ。もちろんつらい人生アピールをしたいわけではないし、これが原因かどうかはわからない。でもこれが原因であってほしい。文字に記録して過去のことにしていきたい。まだ一週間くらいしか働いてないけど、頑張って働いて行きたいし、頑張らなくても働いていけるようになりたい。先に希望がある人生でなくても、今を恐れることなくちゃんと過ごしたい。なにしろどうやら能力はあるっぽいので。少なくとも暮らしぶりは無職の頃より格段に良くなるはずなのに、気持ちが沈んでしまってはしょうがない。

 

というわけで書いたら随分気持ちが楽になりました。明日までも保つかどうかわからないけど、とりあえず今はこれでおっけー。

「バットマン:アーカム・ナイト」は改めて神ゲーだなって

これは紹介じゃなくて感想なのでネタバレ盛り盛りです。感想垂れ流すだけの記事です。構成とかもマジで適当。

この前「続きを読む」ができなかったのでザラザラ書きます

 

 

 

 

 

 

 

 

発売当初はバットモービルの比重が大きすぎると感じたこのゲームだけど、ストーリーの規模とマップの広さを考えたらバランスは悪くないなと思う。リドラーの挑戦も面倒だけど、「シティ」の延々リモコンバッタランを投げさせられるやつよりは全然マシだなと。

 

・良かったこと

話の規模がでかい!

メインストーリーはあるけど、サブミッションのボリュームが大幅アップで「大きな事が起きてる感」がでかい!

ガジェットの種類とフィアー・マルチテイクダウンのおかげでプレデターの攻略に幅とメリハリができた!

リドルの数が大幅に減り、パズルも分量としてはだいぶ減った!

とか、いろいろあるんですが、

バットマンジョーカーがストーリー中常にべったり」

「スーパーヴィランの会話量がめちゃくちゃ多い」

のが面白さ的にはやっぱりでかいなと!

ストーリー上、序盤からメインミッション終了までバットマンと「バットマンの脳内に住むジョーカー」と行動を共にするんだけど、ジョーカーが頻繁に話しかけてくるのがストーリーに良いテンポを与えている。大抵はバットマンの正気を揺さぶるジョークだけど、バットマンに死なれるとジョーカーも困るということ、またバットマンの正体を含め知識を共有しているのでヒントめいたことを話してきたり、あらすじを再確認する役割もあるのかも。

 

中盤でバットマンの目の前でバーバラ(オラクル)が死んでしまって以降、延々とそれをいじるジョークを言われるのだけど、それが自身の罪の意識にさいなまれるバットマンの感情を非常によく突いていて、バットマンの行動は本当に善行なのか?という問いをプレイヤーに投げかける。

あと単純にジョーカーのセリフ量が多くて、高いところに行くとストーリーに関係ない感想を言ったりするので面白くていろいろ飛び回ってしまいます。

サイドミッションのボスを捕まえたときもジョーカーからの一言コメントがもらえる。

ボスのヴィランを捕まえてゴッサム警察まで搬送するときもバットマンヴィランの楽しいおしゃべりがあるんで、世界観を楽しめる。

しかも、上記の通りジョーカーが脳内にいるときはジョーカーのメッセージがもらえるんだけど、ジョーカーがいなくなってから=メインミッションでブルースの正体が公開されてから捕まえると、ジョーカーの代わりにヴィランからバットマン正体に言及した会話があるので、どちらも聞きたいと思うと二周するしかないんだよね……

 

ボスのヴィランは捕まえるたびに同じ牢屋に入れられるんだけど、

  • ある意味まともな感覚を持った悪人のトゥーフェイスとペンギン
  • 完全にヤバいやつのピッグ教授とディーコン・ブラックファイア
  • 偏執的な犯罪者のリドラーファイヤーフライ
  • ただの悪人のサイモン・スタッグ
  • ゲームオリジナルの仲間を思うあまり罪を犯し改心した完全にまともな人間である消防署長
  • 職業暗殺者のデスストローク

が同じ牢屋にいるだけでもすげー面白いし、お互いの会話の種類もたくさんあるのでずっと見てられる。

しかも、トゥーフェイスを捕まえてからペンギンを捕まえたら専用っぽい台詞があるので、もしかしたら何個か組み合わせがあるのかも知れない……

 

あともちろんアクションもかっこいいよ!

今回は二人で戦うシーンがストーリーでも何度かあるので、かっこいいアクションも堪能できます。ハーレイのコスチュームもエロい。

 

 

モブの会話も相当なボリュームが有り、

が好きなことをしゃべるのでゴッサムを移動中も飽きません。

個人的に好きなのは

チンピラ「わかったよ。行くけど一晩中は無理だ。明日は俺が子供の面倒をみる日なんだ」

チンピラ「バットマンの戦車モービルめ、ミサイルをそこらじゅうに撃ちやがって。キレたゴリラのパンチか!」

チンピラ「お前ら、これがなにか心理実験だと思ったことってないか?俺たちはただのコマでさ……ないか。いや、俺もだ」

チンピラ「こんなこと言うのも何だが、暴動にも飽きてきたな」

チンピラ「スケアクロウも冗談くらい言えよな」

あたりは最高に頭悪い感じがして、バットマンもなんでそんな会話拾ってんだってちょっと笑ってしまう。ていうかこいつら誰もいない街で一晩中スプレーで落書きしたり発煙筒を投げたり、何が楽しいんだ……!笑

 

 

あと地味だけど伏線と言うか、過去作に言及したセリフは多いのでやっぱり「アサイラム」「シティ」と、売り方的には完全に正伝扱いされてないけど「オリジンズ」もプレイしてほしいよね〜〜。警察の証拠品保管庫に過去作のヴィランに関わるアイテムが保管してあるとこにもオリジンズヴィランの棚あるし、デスストローク関連の会話で言及されてるし。

 

最後にアーカムシリーズで扱いがかわいそうなヴィラン

1 エレクトロキューショナー

初出「オリジンズ」では初回遭遇時にバットマンに殴りかかるもカウンターで一瞬で沈められてしまい、その後も見せ場もないままスマホいじってたところをジョーカーに殺される。ボス格で登場したのにボス戦すらないっていうかわいそうなキャラなんだけど、「ナイト」では字幕で「電気処刑人」と訳され、とうとう固有名詞ですらない感じに。

 

2 ブラックマスク

言及は「シティ」から。

「シティ」では自分のギャングのシマがアーカム・シティに組み込まれ、出ていくかシティに収監されるかの二択を迫られる。部下はストレンジへの反抗、反乱に沸き立つものの、ブラックマスクはシマを捨てて鳴りを潜めることを判断。リドラーにシティからの逃走経路まで晒し上げられてしまう。てかよく部下ついてきたな。

時系列としてはシティより前の「オリジンズ」では今作のメインヴィランということで発売前から大きく取り上げられるも、実はその正体はジョーカーであり、ブラックマスクはかなり早い段階でジョーカーに拘束されていた。

「ナイト」ではストーリーには関わらず、レッドフードDLCでレッドフードに重機密売現場を押さえられ、強気の姿勢から必死の命乞いをした上で殺されてしまう。


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たぶんコミックの「アンダー・ザ・レッドフード」の絡みもあっての話だと思うんだけど、ゲーム的にもめちゃくちゃ弱いし完全に引き立て役になっててかわいそう。笑。


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大失敗だ!

 

3リドラー

アサイラム」では声の出演のみだが、最終的に隠れ家に警察が踏み込んだだけで取り押さえられる(しかもバットマンに丸聞こえ)という、ゴッサムヴィランとは思えない弱さを晒す。

「シティ」では頑張って400ものトロフィーや謎解きを準備するも、本筋にはほとんど絡むことなく捕らえられる。

オリジンズ」ではまだリドラーと名乗る前、エドワード・ニグマの初犯なので扱いはだいぶマシ。

「ナイト」ではキャットウーマンを捕まえるという大躍進をするも、出てきた途端にアルフレッドにもため息をつかれ、バットマンに街頭放送でリドルを解いてくれるよう挑発を繰り返し、チンピラにも呆れられてしまう。

その後もリドルを解かれては「ズルをしたな!」「まだ未完成だったのに!」などと負け惜しみを繰り返し、

捕まえて帰ったときのアーロン・キャッシュの「問題です!緑色で ボコボコにされたのは 誰でしょう?」は草を禁じ得ない。

極めつけはキャットウーマンDLCでのコンピュータとの会話で、完全にコメディ役になってしまっている。

  • コンピューターになにか言われるたびに丁寧に「どういたしまして(you're welcome)」と言わなくては会話を続けられない
  • 「実行(run)」すら理解できないコンピュータに自分で作っといてキレる
  • 弁護士に電話する体でアジトのコンピュータに連絡してるため、ちょいちょい後ろにいるキャッシュにごまかしを入れる
  • キャットウーマン「ロックが掛かってるわ」リドラー「ざまあみろ!」コンピュータ「音声認識。ロックを解除」リドラー「しまった!」
  • 最終的にキャッシュに気絶されられる

扱いのいいヴィランと悪いヴィランの差が相当あって、トゥーフェイスなんかはだいたいいつもかっこいいけどペンギンもDLCで部下に恵まれないことがわかって笑う。

本編追加DLCの「シーズン・オブ・インファミー」はクロック、マッドハッター、リーグオブアサシンズ、フリーズのストーリーを追加するもので、かなり面白いんだけど、その中でもフリーズDLCはすごくよく作られてるのでこちらもおすすめ。

 

アーカムシリーズは(オリジンズを除いて)昨日からのセールで安くなってるので、ぜひ一作目からプレイしてほしい!以上!

ネガティブな話

最近ちょっと上り調子だったのに最近は飛ぶ鳥が落ちる勢い、穴子下りである。

前々から思ってたことで何につけても交渉事が苦手で、営業の仕事してた時はまだ仕事だしやらなきゃってなってあんまりうまく行かなくて上司に詰められたりしとったけど、自分のことだと完全に駄目だ。譲歩に際限がない。目安もないしルールもない。

で、さっき散歩してたらそこそこ気分が落ち着いてきたのでなんでそんなに交渉がヘタクソかっていうのを考えてみたんだけど、「怒られたくない/怒らせたくない」(もしくは否定されたくない?)っていう気持ちが支配的に考えられて自分に対する哀れみがとても強い、自分が損しても怒られるよりマシって思ってる……と自分で思う。

もともと自分ではめったに怒らないし怒り方もあんまりわかってないから、怒る人の気持ちそんなにわからないしどういうところで人は怒るのかもわからない……というのは理屈付けにすぎなくて、とにかく怒られるのが怖いし、やめてほしい。もちろん自分がそんなに悪いことをしてはいないというのは理解してるし、他人はそんなにいきなり怒らないというのもわかってはいる。でもなんでそんなところで怒るんだろうという経験はとても多いし、その理由はすごく単純に言ってしまえば俺の空気が読めないからで、ひいては自分の欠陥なのだと思っている。何の気なしに言ったことで他人は急に怒り出すのだから、こっちが強気に出たら怒られるんじゃないかと……そりゃあバカバカしい話だと思うし、そんな考えに囚われる自分がみじめで仕方がないけど気持ちはそう簡単に理性で抑えられたりはしない。

 

ちょっと違う話だけど、ちょっと前までめちゃくちゃ注射が嫌いでうなされるくらいだったんだけど、最近は嫌とはいえ我慢はできるようになってきた。その理由の一つに、小学校くらいの時に予防接種を射ちに来た医者に言われた「そんなに動くと、注射針が折れて体の中に残るよ!」という話がどうやらデタラメで単なる恫喝らしいとわかったことがあるんだけど、この他人の怒りに対する過剰な不安もそうやって過去の何かが影響しているものであってほしいと思う。注射のことだって落ち着くのに20年位かかっているけれど。

それに克服のためには昔のつらい思い出の海に潜らないといけない。時間が経てば経つほど深くなっていくやつ。対処しないと。

 

アーケードゲーム好きがインディーゲームに感じること

まとまらねえなと思いつつ書きます

 

俺はずっとゲームセンターで遊ぶのが好きで、そこで友達作ったりはしなかったけど、学校の友達と行って、いつもやってるゲームで対戦したり、協力したり、よくわからないゲームがあれば少しやってみておもしろいつまんないと盛り上がって楽しんでた。

でもそういうゲーセンはほとんどなくなって、eスポーツみたいなのが流行っていってゲームをやる場がゲーセンからコミュニティに移っていった。格ゲーやる層がごそっとそっちに行ったイメージだけど、そういうとこって格ゲーをやりに来てる人たちが来てるから、やっぱ格ゲーやりましょうってなるのは仕方がない。

残ったゲーセンは音ゲー、プリクラ、クレーン、大型筐体、そしてメダルのどれかでやってるっぽいけど、あんまりもう「よくわからんけど面白そうだから一回百円入れてみよ!」みたいなゲームは見れなくなってるし、コミュニティスペースやゲームバーにそういうゲームが置かれるってのもなかなかなさそうだなと思う。

時代が変わってるし、昔は家庭用ゲーム機でもよくわからんのがでてたから、単なるノスタルジーを感じてるだけなのかも知れないけど、とにかくゲーセンに行くにあたってやりたいゲーム以外をやる、余剰の部分と言うか、遊びの部分がほとんどなくなっていると思う。

 

一方で、今のインディーゲームは俺が昔のゲーセンに感じていたような、よくわかんないけど面白そうとか、もはやこれは絶対つまんないでしょっていうゲームに金を突っ込んだりする場があるのかなと思っている。といって俺のもってるパソコンはクッキークリッカーがぎりぎり動くぐらいのスペックだし、PS4に入ってくるインディーゲームはすでにそこそこ評価のあるものが多いからあんまり掘り下げて探しているわけではないのだけれど、値段は比較的安いし、偉そうな言い方だけど光るところのあるゲームは意外とたくさんあるので、こういうところにはどんどんお金を使っていきたいなあと思います。

バットマン:アーカム・シティがなぜ神ゲーなのかをもう一度説明する


アーカムアサイラム」「アーカム・シティ」の軽いネタバレを含む可能性があります

 

先日アーカムアサイラムをクリアして、アーカム・シティを始めたんですがやっぱマジで神ゲーですね(断定)。

その理由を挙げていきます。

 

まず、アーカムアサイラムから引き継いだ部分。

1 バットマンの無双感がお手軽に楽しめる

簡単なアクションで数十人のチンピラをのしたり、銃を持って警戒しているギャングを一人ずつ制圧して恐怖を与えることができます。

→「アーカム・シティ」では、「アサイラム」より進化した部分として

  • ガジェットをコンバットに組み込むことが可能となり、戦闘の幅が増えるとともによりスタイリッシュな戦い方ができるようになった
  • 前作では背後からのみだったサイレント・テイクダウンが多くの状況から狙えるようになり、戦略性が高まった

コンバットでは、前作ではバットラング(邦訳本ではバッタランと表記されることが多い)のみだった仕様から、各ガジェットごとにコマンドが割り振られ戦闘中に起動することで戦闘を優位に、そして何より「バットマンっぽい」知略と道具を駆使し敵の動きを先読みしながらの戦いができるようになりました。

プレデターでは、サイレントテイクダウンに頭上から、手すりから、天井から、脆い壁の裏側から……などバリエーションが増えたため、敵を制圧しやすくなり、かつこちらも「バットマンっぽい」神出鬼没で敵に予測されない、影のような戦いを行うことができるようになりました。

 

2 グラップネルガンの最適化で自由にエリアを飛び回れるように

序盤にアンロックされる「グラップネル・ブースト」に目が行きがちですが、前作と違い「走らなくてもグライドに移行可能」「ダイブと浮上によりグラップできる場所がなくても高速飛行が可能」など多くの改良がされ、アサイラムからかなり広くなったマップを自由に飛び回ることができます。

 

そして、個人的にこちらの方が神ゲー性に貢献できると思う新しい要素が以下の2つです。

1「サイドミッション」による「クロスオーバー感」「大事が起こってる感」

序盤のストーリーとしてはドクター・ストレンジバットマンにその正体を知っていること、「プロコトル10」なる謎の計画が進行していることを伝えられ、その詳細を探す過程でストレンジと協力関係にあるペンギンと全く関係ない思惑で行動するジョーカーの縄張り争い……という風に広がっていくんですが、その中で他のヴィランに襲われたり、SOS

信号を受信したり、新しい(しかしメインストーリーとは関係のない)犯罪の痕跡を見つけたりという風に、サイドミッションがいくつも発生していきます。

この流れ、ゲームだとありがちなんだけど、アメコミでよくある「クロスオーバー」の形に近いなと思うんですよね。

アメコミについて語るには少々経験不足ではあるのですが、クロスオーバーは各誌にまたがってメインストーリーを展開しつつ関連誌でサイドストーリーが展開されるものを指します。

バットマンDCコミックスの中でもシリーズが多く、「バットマン」の他にも「ダークナイト」「ディテクティブコミックス」「バットマン&ロビン」など多くの関連誌が発行されています。

PS3版では追加DLCですが、キャットウーマンのストーリーが散発的にバットマンのストーリーに挿入され、最終的に収束するところも面白いです。

曰く付きの囚人が集められたアーカム・シティではメインストーリーがありつつ、ヴィランによる犯罪行為が跡を絶たず、ゴッサムの影の騎士は全ての犯罪を止めるべく戦う……

その献身と超人的な体力、執念がバットマンという神話性を作り上げるのだと思います。

 

2 モブの会話量が圧倒的に増えたこと

これ細かいけど少し大きいと思うんですよ。

前作はストーリー上の都合で、終盤は言葉が通じない敵しかいないのと、モブと会話する機会がほとんどないのですが、今作ではジョーカー陣営、ペンギン陣営、トゥーフェイス陣営など複数の勢力がシティの支配を目論んでおり、モブたちも各陣営の動向を注意深く見守っている様子が伺えるような会話がたくさんあります。

しかもその会話はバットマンの高性能ヘルメットにより遠くから補足できます。


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この会話が雰囲気作りにとても大きな影響を与えてると思います。

「○○がどこの建物から出てくるのを見た」
「☓☓がどこどこにいたらしい。何を企んでるんだろうな」

「□□は△△に目をつけられてるから無茶はしないだろう」

みたいなストーリーの背景を感じさせるものから

キャットウーマンは気をつけたほうがいい、ここには数年間女を見たことないやつもいる」

「ハーレー・クインにまたがりてえ」

みたいないかにもチンピラ臭い下世話な話や、

バットマンがここに来てるらしい、あいつには以前骨を何本も折られたんだ」

という前作とのつながりを感じさせるもの、

「ここの食料はドッグフード並みだ」(刑務所であるアーカム・シティには食料は空中からヘリで投下されるらしい) 

「ペンギンとジョーカー、どちらの陣営に入ろうかな?ジョーカーは誰でも入れてくれるが、部下を何とも思ってないし簡単に殺すからな」

みたいないかにもモブ感溢れる会話など、多彩な会話が楽しめるので歩いていても楽しいです。

 

そんな神ゲーアーカム・シティ、楽しむためには前作のアーカムアサイラムをプレイしないといけないのがキツいところ。いやアサイラムも全然楽しいんだけど、シティをプレイしちゃうとかなりストレスを感じることでしょう。

今回はプレイし始めなので今作に登場する多彩なスーパーヴィラン(=ボスキャラ)には触れませんでしたが、こいつらとの戦いも本当楽しいんですよ……ぜひあそんでほしい!

よろしく!