ながいながぽん

ツイッターにはかけない長さのやつ用

ネガティブな話

最近ちょっと上り調子だったのに最近は飛ぶ鳥が落ちる勢い、穴子下りである。

前々から思ってたことで何につけても交渉事が苦手で、営業の仕事してた時はまだ仕事だしやらなきゃってなってあんまりうまく行かなくて上司に詰められたりしとったけど、自分のことだと完全に駄目だ。譲歩に際限がない。目安もないしルールもない。

で、さっき散歩してたらそこそこ気分が落ち着いてきたのでなんでそんなに交渉がヘタクソかっていうのを考えてみたんだけど、「怒られたくない/怒らせたくない」(もしくは否定されたくない?)っていう気持ちが支配的に考えられて自分に対する哀れみがとても強い、自分が損しても怒られるよりマシって思ってる……と自分で思う。

もともと自分ではめったに怒らないし怒り方もあんまりわかってないから、怒る人の気持ちそんなにわからないしどういうところで人は怒るのかもわからない……というのは理屈付けにすぎなくて、とにかく怒られるのが怖いし、やめてほしい。もちろん自分がそんなに悪いことをしてはいないというのは理解してるし、他人はそんなにいきなり怒らないというのもわかってはいる。でもなんでそんなところで怒るんだろうという経験はとても多いし、その理由はすごく単純に言ってしまえば俺の空気が読めないからで、ひいては自分の欠陥なのだと思っている。何の気なしに言ったことで他人は急に怒り出すのだから、こっちが強気に出たら怒られるんじゃないかと……そりゃあバカバカしい話だと思うし、そんな考えに囚われる自分がみじめで仕方がないけど気持ちはそう簡単に理性で抑えられたりはしない。

 

ちょっと違う話だけど、ちょっと前までめちゃくちゃ注射が嫌いでうなされるくらいだったんだけど、最近は嫌とはいえ我慢はできるようになってきた。その理由の一つに、小学校くらいの時に予防接種を射ちに来た医者に言われた「そんなに動くと、注射針が折れて体の中に残るよ!」という話がどうやらデタラメで単なる恫喝らしいとわかったことがあるんだけど、この他人の怒りに対する過剰な不安もそうやって過去の何かが影響しているものであってほしいと思う。注射のことだって落ち着くのに20年位かかっているけれど。

それに克服のためには昔のつらい思い出の海に潜らないといけない。時間が経てば経つほど深くなっていくやつ。対処しないと。